いちメタラーの補足〜なぜメタル要素を強調するか〜
※まずはこちらを読んでください。
こちらの記事を読んだ方の中には
「タイトルにメタラーってあるけど冒頭にメタルバンドの例が出てきただけで全くメタル要素ないじゃん!」
と、思われた方もいらっしゃるかもしれません。
ですがあえてメタラーという視点からこの話題を取り上げたことにもちゃんと意味があるのです。メタラーの私が申し上げるのも非常に心苦しいですが、ヘヴィ・メタルって数ある音楽ジャンルの中で好き嫌いが分かれる。というよりも万人受けしない音楽の代表格だと思うんです。だいたいは速くて重くて音数が多くて、ボーカルは突き抜けるようなハイトーンだったり歌詞も聴き取れないようなグロウルだったりでなので大抵「うるさい」と言われてしまいがちですね。
また前回の記事でも軽く触れたようにCDジャケットもこれまた音楽性を表すようにサブジャンルによってはかなり過激で、例を挙げるとたとえばデス・メタルなら生々しい血や傷や屍体、ブラック・メタルなら暗闇や、もしくは逆十字架や逆十字架やサタニックなシンボル(※)といったところでしょうか。
(※聖飢魔IIすら世間に受け入れられている日本人にはいまいちピンとこない感覚だが、つまり向こうの敬虔な人たちにとっては悪魔のシンボル=本気の嫌悪感を覚える対象)
つまり私はヘヴィ・メタルという“世間的に好きな人が少ないもの”を好きな人、というわけです。
私はメタラーという一種社会のマイノリティの集団の中で長年を過ごした結果、時にマジョリティ側の事象と対面した際に
「あれ?もしかして私の周りの“常識”は、世間では実はかなり極端なのでは?」
と、感じたことが度々あったのです。
そこで、“極端で・マイノリティで・万人受けしない側”から「人は個々に好ましくない/嫌いなものを前にした時、どう対応するべきなのか」ということに俄然興味が湧いたのでした。
おしまい。
