皮膚の健康を守る新しいサイクルと、心のゆとりを生む「従業員ファースト」の基準。【チアーズメンバー紹介 Vol.3(後編)】
皆さま、こんにちは!CHOKIPマーケティングチームです☺️
チアーズメンバーインタビュー第3回目、「Dog Care Salon LUCIANNA(ドッグケアサロン ルチアーナ)」と「Dog Care Salon LUCERA by LUCIANNA(ドッグケアサロン ルセラ バイ ルチアーナ)」のオーナー、今村 吉束(いまむら よしき)さんのインタビュー後編をお届けします📣
前編では、今村さんのトリマーとしての原点や、「スキンケア・ヘアケア」へのプロフェッショナルなこだわりと、経営者として歩んできた挑戦の裏側についてお伺いしました🐶
後編では、今村さんが現場やトリミング業界の常識に対して感じる「違和感」、そしてスタッフが本当に豊かに働ける環境を作るための「従業員ファースト」の考え方ついて、お届けします!
業界の当たり前「カットのついでにシャンプー」への違和感
ーー 現場でワンちゃんや飼い主さまと向き合う中で、もっと「こうなればいいのに」と感じるもどかしい瞬間はありますか?
「もっとこうなればいいのに」と違和感を感じているのは、トリミングの頻度の捉え方です。
世の中では「30日程度(月に1回)」が一般的だと思われがちですが、僕としては、それが必ずしもベストではないと感じています。
人間で例えると少し違いはありますが、人は日々シャンプーをして清潔に保つ一方で、カットは月に1回、あるいは2〜3か月に1回という方もいますよね。でもワンちゃんはシャンプーとカットがセットになっている。その前提自体に違和感があり、皮膚や毛の健康を考えるなら、本来は分けて考えるべきではないかと思っています。
犬の皮膚を傷つけない「2週間に1回」の最適提案
ーー その違和感を解消するために、今村さんのサロンではどのような提案をされているのでしょうか。
うちのサロンでは、「だいたい2週間に1回」シャンプーすることをおすすめしています。
「2週間に1回くらいシャンプーすると、きれいな状態を保ちやすいです。カットは伸びてきたのが気になったらでいいと思います。」という形でお伝えしています。
サイクルとしては、「2週間に1回のシャンプー」と「シャンプーカット」を交互に繰り返すイメージです。
ワンちゃんの皮膚や毛の状態に合わせて考えると、清潔で健やかな状態を保つための選択肢のひとつになると考えています。
シャンプーは、来店頻度や皮膚・被毛の状態に合わせて選ぶことが大切。
頻度に合わないものを使うと、ワンちゃんによっては皮膚や被毛に負担がかかることもあるため、うちではその子に合ったケアを意識しています。

自分の生活が潤うからこそ生まれる、お客さまへの「心のゆとり」
ーー 今のトリミング業界を見ていて、後輩やお店のスタッフに「こんな風になってほしい」と感じることはありますか?
そもそもこの業界は「一生の仕事にしていくには厳しい」と見られがちで、それが理由で離れる人もいて、人材不足につながっている。結果として、教えてくれる人がいる環境がなくなっていく……そんな負のサイクルを、この業界にいて実感しています。
だからこそ、報われるような、きちんとしたお店や環境が整った場所で働いてほしいと思っています。
だからうちは、従業員に「従業員ファーストの店です」といつも伝えています。
頑張りがきちんと評価につながるような制度も設けて、スタッフが前向きに成長できる土台を作っています。
従業員ファーストにすることで、従業員が楽しく働き、給料もきちんと持って帰ることができる状態になれば、結果的にお客さまにも良いサービスができるようになると思っています。
人は、自分の生活が潤っていないのに、誰かのために頑張ろうとはなかなか思えない。
まずは自分の生活が安心して過ごせる状態があってはじめて、「心のゆとり」が生まれると思うので、まずそこを整えることが大事だとずっと思っています。
ーー 日頃の勉強会や、その「頑張りを正当に評価する仕組み」が形になった嬉しいエピソードがあれば教えてください。
従業員の話で言うと、つい最近のインターペット大阪で、うちの従業員が「サロンスタイル」エントリークラス(3年未満)で特別賞を受賞できました。自分も技術を教えてきた従業員なので、その子が結果を出したのは本当に嬉しかったですね。自分がやってきたことが報われた感覚もあって、すごく感動しました。
また、うちが大事にしているスキンケアやヘアケアを体感していただき、実際にお客さまから嬉しい声をいただくことがあります。
スキンケアやヘアケアは、目に見えて「すごく分かる」と言うのは少し難しい部分もあるのですが、継続していただく中で、「お肌の状態や毛の状態が変わってきました」という声をいただいたり、「やっぱり他とは違いますよね」と言っていただくことがありました。
そういったお客さまの声を日々聞ける時が、一番嬉しいですね。

業界全体をポジティブに変えていく「CHOKIP Cheers」への想いと、その先の未来
ーー 今回、なぜ「CHOKIP Cheers」のメンバーに加わってくださったのでしょうか。
以前から佐久間さんといろいろお話する中で、現場のことや業界のことを考えてくださっている佐久間さんの考えに共感した部分もありますし、CHOKIP Cheersが掲げている「この業界を盛り上げたい」、「悪くなっている部分は改善したい」という思いは僕自身も持っていました。
自分だけではなく、業界ごと何かを変えていくためには、チームになって取り組む方が変えやすいだろうと思い、入らせていただきました。
僕にとっての「理想のサロン」は、従業員が生活の心配をせずに、楽しく働ける状態にあるサロンです。
今掲げている「従業員ファースト」の考え方で、人を育てるところから良い循環を作っていきたいと思っています。
ーー 最後に、これから新しい一歩を踏み出そうとしているトリマーさんに、今一番伝えたい言葉をお願いします!
怖がらずに一歩踏み出すことが大事だと思うので、もう踏み出しちゃってください!
今の世の中、SNSがあることで、昔よりアクセスしやすい情報も増えています。コンテストに出たり、新しいことを始めるためにセミナーに行ったり、サポートしてもらいやすい環境になってきていると思います。
一歩踏み出しやすい時代になってきていると思うので、だからこそ怖がらずに一歩踏み出してほしいなと思います。

――本日はたくさんの貴重なお話をありがとうございました!
※2026年7月インタビュー時点の内容となります
<CHOKIPより>
「カットのついでにシャンプーをする」という業界の当たり前に疑問を持ち、ワンちゃんの生涯にわたる皮膚や毛の健康を論理的に追求する高いプロ意識。
そして、「スタッフ自身が豊かであってこそ、初めてお客様を幸せにできる」という信念に基づいた、温かい従業員ファーストの環境づくり。
今村さんの言葉や取り組みには、共に働くスタッフへの、そしてこの業界の未来に対する深い愛情が満ちていました😊
お忙しい中、本当にありがとうございました!
