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[アニメ感想] ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか:神々の遊びに翻弄される人間たちの物語


≪ネタバレはありません≫

ハイファンタジー / 日本
第1期:全13話、第2期:全12話、第3期:全12話 現在続行中。
放送時期:2015年~

通称「ダンまち」である。

そのタイトルから、恋愛要素強めの物語なのかな…と思って見るリストから長らく外していたのだが、ライトノベルが原作の物語はタイトルの印象に引っ張られすぎてはいけない、という法則を知り、見ることにした。

そしたら、意外と恋愛要素は二の次で、これは主人公 ベル・クラネルの成長の物語なのだとわかった。

これは見ないでいるのはもったいない。
見てよかったと思っている。

この物語は、剣と魔法のファンタジー世界のオラリオという街が舞台となっている。

オラリオには、この世界で唯一「迷宮 - ダンジョン」が存在し、かつてはそこから魔物が出て来て人間に襲いかかっていた。

ダンジョンというのは、どうやら自然物で階層となって地下へ伸びる洞窟のようなものあるらしい。

そんな街に天界から神々が降臨し、神の眷族(ファミリア)となった人間たちが冒険者となって魔物と戦い始めた。

神々の眷族となった人間には能力やレベルなどを表す神聖文字が体に刻まれ、ゲームの世界のように各人のステータスが把握されている。

神の恩恵を受けると、人間は心身が強化され、魔法なども使えるようになるのだ。

神々は特に人間を救おうと思って降りてきたわけではなく、退屈しのぎ、つまり娯楽のためにやってる感じがある。

人間たちは、それを知りつつも、自身の好奇心のため、富や栄誉のためにダンジョンに挑んでいく。

ちなみに、この世界での「人間」とは、ヒューマン・エルフ・ドワーフ・獣人・小人・アマゾネスなど、ヒト型の種族たち全般を指す。

主人公のベルくんが生きる時代では、ダンジョンの上には巨大なバベルの塔が建てられていて、魔物はダンジョン内に閉じ込められている。

そして、ダンジョンを攻略する冒険者たちを管理するギルドがあり、彼はそこでお世話になりながら独学で冒険をしている若者だ。というかまだ子供…少年なのだ。

ベル君は亡き祖父の影響で英雄に憧れており、冒険者となって異性と出会って結ばれたい…という純朴な夢を持ってオラリオにやって来た。

そんな彼は、純粋でちょっと頼りない感じなので、母性本能をくすぐられた女性から意外とモテるのだが、本にはあまり自覚がない。

物語の開始当初は、臆病で戦闘能力も低いが、様々な苦難を乗り越えるうちにだんだんと強くなっていく成長の物語が大変魅力的である。

そんな彼を見出し眷族に選ぶのは、神ヘスティアなのだが、彼女はかなりロりっぽい見た目でパンチラ ボディコン ミニスカ 巨乳なので、目のやり場に困る神である。

何なんすか、その胸の下の紐は…と常に思ってしまった。
この紐はだいぶ話題になってたらしいが…。

登場するヒロインが多くてハーレム型の物語ぽくも思えるが、全体で見ると神々も含めて、男女の比率はそこまで偏っていないので、違和感はない。

外伝も併せて見るのがおススメ。

このエンディングよい。


最後に、この物語には現実世界にも存在する神々の固有名詞がたくさん出てくるので、簡単にまとめようと思う。

これらを基礎知識にしておくと、物語をもっと楽しめると思う。

※以下の内容は、この物語上の設定ではなく、実際の神の概要だよ。

◎ヘスティア

ギリシア神話の竈の神。
家庭や国家の秩序を司る処女神。全ての孤児の保護者でもある。
大地の神クロノスとレアの長女にして全知全能の神ゼウスの姉。
ちなみに処女神というのは夫も子もいないという意味で、家を守りながらわりと呑気に暮らしている神らしい。

◎ロキ

北欧神話最大のトリックスターと言われるイタズラ好きの神。
神々の敵である巨人の血を引いている。
変身を得意とし、男神だが女性にもなる。
美しい容姿だが邪悪で移り気、狡猾で嘘つき。
様々な破天荒な神話が伝えられている。

◎フレイヤ

北欧神話の女神。生と死、愛情と戦いを司る。
豊穣の女神でもあり、父親や兄とも肉体関係があり(神々の世界で近親相姦は普通のことらしいが)、その他さまざま者たちから性欲の対象とされる。
オッタルという名の人間の愛人がいる。

◎ヘルメス

ギリシア神話の青年神。ゼウスの子で彼の使い走り。
旅人・商人の神。好色でギリシア神話のトリックスターでもある。

◎ヘファイストス

ギリシア神話に登場する炎と鍛冶の神。
火山の神でもある。
ゼウスの息子。アポロン、ヘルメスと兄弟。
神々の武具を作る。

◎アポロン

ギリシア神話の神。ゼウスの息子。
芸術・芸能の神。
当たれば人間を苦しませず一発で死に至らしめる金の矢を打つ。疫病神でもある。

◎イシュタル

メソポタミア神話の豊穣・性愛・戦の女神。娼婦の守護者でもある。

◎ガネーシャ

ヒンドゥー教の神。ゾウの顔をした富の神様。
商業と学問の神である。

◎ソーマ

インドの神話に出てくる神々の飲料。ヒンドゥー教では月の神チャンドラと同一視される。
興奮飲料の一種で高揚感や幻覚を伴うが酒ではないらしい。
神々が飲んで英気を養う。

◎カーリー

ヒンドゥー教の女神。
シヴァ神の妻のひとりであり、血と殺戮を好む戦いの神。

◎ミアハ

ケルト神話に出てくる生命と医療の神 ディアン・ケヒトの息子。

◎タケミカヅチ

日本の神話に出てくる神。建御雷神と書く。
雷・剣・地震の神。
イザナギがカグツチの首を斬り落とした時に飛び散った血から産まれた。
(古事記にはこういうエピソード多い)

アマテラスの国譲りの交渉の際に大国主の元に遣わされた。
鹿島神宮に祀られている。

◎イケロス

ギリシア神話の神。悪夢を産む。


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<あくまでも私的な評価>
ストーリーの面白さ:★★★★☆
ストーリーの意外性:★★★☆☆
キャラクターの良さ:★★★★☆
映像の美しさ   :★★★★☆
動きのかっこよさ :★★★★★

<チェックポイント>
・舞台:異世界
・キーワード:ハイファンタジー/ダンジョン/神々の遊び

・グロ:少々グロイ
・色恋:ある
・お色気:そこそこ
・イケメン:◎
・強い女子:◎
・美少年:◎
・美少女:◎

・原作:小説

・概要:
駆け出し冒険者のベル・クラネルは、神ヘスティアに見出されて彼女のファミリアとなり、幾多の試練を乗り越えていく成長物語。

※これは私の個人的な感想なので、解釈が違っていたり、注目すべきポイントがずれてたりするかもしれない。
ちがう!ちがうんだよ!!!ってなことになっていたら、どうぞ教えてください。

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