AI多言語対応で翻訳されたあなたは、本当にあなたですか|翻訳現場を知る海外在住クリエイターの視点|ちかよりみち
多言語対応が始まった後で
2026年5月27日より、noteのAI多言語化対応が始まりました。
そして、自分の記事を翻訳対象に設定し、英語版と見比べながら感想を綴る方も、少しずつ増えてきました。
そうした流れを眺めているうちに、ひとつの傾向のようなものが、なんとなく浮かび上がってきたように思います。
以前、別の記事でも触れたのですが、その時に感じていたことが、改めて目の前に現れてきたようにも感じるのです。
今週、本当は別のテーマを書くつもりで記事を用意していました。
しかし、実際にいくつかの記事や反応を見ているうちに、「今このタイミングで少し整理しておいた方がいいのかもしれない」と思い、こちらの記事を書いています。
私は、AIによる多言語対応そのものを否定しているわけではありません。
むしろ、言語の壁を越えていく試みとして、とても興味深いものだと思っています。
ただ一方で、これまで翻訳や多言語環境での仕事に関わってきた経験、そして同じように書く側の人間としての感覚から、今noteの中で起きていることを、少しだけ立ち止まって見てみたいと思いました。
ここで少しだけ補足しておくと、この話は「AI翻訳の精度が高いかどうか」といった問題を中心にしたものではありません。
どちらかというと、その先にあるもう少し別の違和感についての話になります。
それでは本題へ移ります。
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