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新しい仕事に向き合うとき|ちかよりみち

見えない仕事の存在

日常生活で、誰も関わっていないモノに触れることはありません。表立って見えない仕事も含め、多くの人が仕事をしているからこそ、世の中のあらゆるものは、誰かの仕事によって支えられています。

例えば、お米。誰かが種を植え、雨でも、猛暑でも一生懸命に稲を育てて収穫をする。そして、私たちの食卓にご飯となって並ぶまでには、数えきれない人が関わっています。

そう考えると、自宅の台所にいるだけで、1歩も外出しなかったとしても、誰かの仕事の成果に囲まれているのです。

そして、世界のどこで働こうとも、このことは忘れてはならないと思うのです。


新しい仕事に向き合うとき

これまで日本国内外で22種類の仕事をしてきました。それだけたくさんの数の「新しい仕事」に就いてきたので、「新しい仕事」に向き合うときにも、ある種の慣れが生じますが、「はじめまして」の瞬間は、多少なりとも緊張するものです。

興味深いのは、1つの仕事に就いた「始まり」の時と、その仕事を辞める「終わり」の時、その2つの仕事は、必ずしも同じでないことです。

ありがたいことに、これまでを振り返ると、「終わり」の時に手がけていたものは、「始まり」の時より、数も多く、範囲も広く、責任もより重いものを任されていたことが多くありました。

その時、仕事をきちんとこなすことはもちろんなのですが、仕事を通じて、職場の人と心地よい関係を築くことができてこそ、よりよい「終わり」を迎えられたように思います。

私の場合は、夫の仕事の関係で頻繁に国内外を行き来してきたので、始まる時から終わりが見えていました。そのため、始まりから終わりまで、大切なことを心の中心に意識的に置くことができたのだと思います。

それは、相手の時間、相手の人生を無駄にしないということ。

今この瞬間に、あなたは、あなたの人生の限りある時間を使って、こちらの記事を読んでくださっています。

私が届けたいのは、「感謝」の気持ちです。

一緒にいて心地の良い人も、どんなに嫌われている人にも、1人の人間に与えられた時間は「1日24時間」ですし、その先、寿命が尽きるまでの人生は限られています。

だからこそ、1人ひとりが限られた人生を使って仕事を共にするのであれば、その出会いなり、共有する時間は貴重であり、「感謝」というひと言に尽きるのです。

新しい仕事に向き合うとき、いかに相手の仕事時間を短くするか。

それが22種類の仕事で得た「新しい仕事に向き合うとき」の姿勢です。

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