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ステージ3の私が、抗がん剤治療と並行して取り組んだ食事療法

33歳で子宮頸がん(ステージ3)の診断を受けてから、
手術・治療・食事療法と、ひとつひとつ乗り越えてきた日々。

前回の記事では、「妊娠を諦めたくなくて受けたセカンドオピニオン」について書きました。

今回はその後、手術を終えてから始まった抗がん剤治療と食事療法のことをお話しします。


抗がん剤治療が始まって見えた現実

広汎子宮全摘手術さえ終われば、
娘と一緒に過ごせる日常が戻ってくると思っていました。

もう入院は終わり。
あとは少しずつ体を戻していけばいい──
そう信じていたんです。

でも、入院中に聞かされた病理検査の結果は、
私の予想を大きく裏切るものでした。

「手術をしたら、思っていたよりも転移が進行していた。
 取れるところはすべて取ったけれど、追加治療として抗がん剤治療をした方がいい」

頭の中が真っ白になりました。

また入退院を繰り返すことになるなんて、
想像もしていなかったからです。

「また娘を寂しい思いにさせるのか」
「この子の笑顔を見られない日々が続くのか」

そう思うと、涙が止まりませんでした。

でも、泣いてばかりもいられない。
どうにかこの現実を受け止めるしかない──。

そんな中で、
「治療だけに任せず、自分でも何かできることを見つけたい」
そう思うようになっていきました。


食事療法との出会い

抗がん剤の治療が決まってから、
「何か、自分にもできることはないか」と思うようになりました。

治療が始まるのを待つ間、
私はスマホでたくさんの情報を検索していました。

「がん 治し方」
「がん転移 食事」
「免疫力 上げる方法」…

とにかく、手がかりになるものを必死で探していました。

その中で出会ったのが、済陽高穂先生の食事療法でした。

当時買った本

手術・抗がん剤・放射線、
この三大治療の効果を上げるにも、
“食事の見直しが不可欠”という言葉にハッとしました。

「確かに、食事って体に直接入れるものなのに、
今まで何も気にしてこなかったな…」


そう気づいた瞬間でした。

しかもこの食事療法は、
例えば変わったキノコを食べるとか、
特別高価なものを摂取するとか、
そういうものではなくて。

「これなら私にもできそう」と思えたんです。

がんになるほど弱ってしまっていた自分の体を、
野菜や果物など“自然のものの力”で元気にしたい。

そんな気持ちで、退院後に食事療法を本格的に始めることを決めました。

家族も協力してくれて、
義母が無農薬野菜を育てて持ってきてくれたり、
夫も献立に気を遣ってくれたり。

食事を通して、“自分を大切にすること”を
学び直していく時間
が始まりました。


食事療法を続ける日々の中で

食事療法を始めてみたものの、
最初のうちは思っていた以上に大変でした。

でも、治療と並行して“自分にもできること”があるというだけで、
少し気持ちが救われたように感じていました。

休職していたこともあって、
毎日、しっかり時間をかけて食事を作ることができました。

朝は、野菜と果物を洗ってジューサーにかけ、
大きなコップ一杯のジュースを作る。
昼には野菜だけでスープをとり、
夜は玄米をしっかり浸して炊く──。

それは「頑張るための努力」ではなく、
いつの間にか“自分を大切にする時間”になっていました。

初めての子育てと仕事に追われていた当時、
こんなふうに自分の体と向き合う時間なんてなかったんですよね。

食事療法に取り組んで、自分に時間をかける。

このことは、私が自分を大切にする第一歩として、
すごく大事な時間になったと思っています。

体を整えるつもりで始めたことが、
いつの間にか心も整えていく時間になっていました。


🌸 まとめ 〜「生きる力」を取り戻す選択〜

食事療法を始めたことで、
がんを“治す”ことだけに向いていた心が、
少しずつ“自分の生き方を整える”方向へと変わっていきました。

毎日のごはんを作ること。
体に良いものを選ぶこと。

その小さな積み重ねが、
「自分のためにやれることは、まだたくさんある」
──そう思える支えになっていました。

食事療法は、がんを治す魔法ではありません。
でも、私にとっては自分を信じて生き直すきっかけでした。

そして今も、
「あの時の選択があったから今の私がある」──
そう思えるほど、大切な経験になっています。


次回予告

次の記事では、
食事以外でも、再発を遠ざけるために意識してきたことについてお話しします。

運動・心の持ち方・人間関係など、
“生き方全体を整える”という視点で
私が実践してきたことをまとめます。


食事療法についてもっと詳しく知りたい方へ

今回の記事では、心の変化を中心にお伝えしましたが、
実際に私が取り組んでいた食事療法の内容や工夫、
かかった費用などを、別の記事で詳しくまとめています。

👇こちらからご覧くださいね。





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