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第24話 支援学級に入った当初の思い出や不満

チカノベの人生史小説。タイトルは『精神障がい、性的違和の知暖ちはるが学んだ「真実の愛」と「人生の正解」を目指す道』。

脳の障がいによる障がい特性を持つ主人公の知暖が、人生でたくさん失敗し、苦しんで、たくさん泣いて叫んで、報われない経験をして生きてきた。

そうやって、いろんな人たちと関わっていく中で「社会性」と「愛の形」と「人生の正解」について学んでいくお話。

今回は、第3章『自分に向けた「ありえない」を覆した中学校生活』から『第24話 支援学級に入った当初の思い出や不満』です。

目次はこちらです。以前の話や次回以降の話を選んで読めます。

主人公の知暖 学校での不満の様子
(Geminiさんで生成したイメージ写真)

支援学級に入った当初の思い出や不満

2年生になり、特別支援学級に入った。情緒級で、同じクラスには、1年生の男子がいた。一卵性の双子で障がいがあるが、入っていたのは片方だけで弟のほう。その男子は、小学生時代に特定の同級生が苦手で、苦労していたらしい。小学生の頃、給食委員会で一緒で、その人がパニックになったせいで、委員会活動ができなかった日もあった。

特別支援学級に入った当初、みんなと同じクラスで勉強できないことに強い不満を抱いた。支援学級の情緒級の担任は国語教師で、国語力に特化した授業をしていた。自分の名前で「あいうえお作文」をしたり、詩を書いたりする中で、支援学級で「みんなと同じ」ができないことをテーマにした作文を作った記憶がある。

隣の支援学級、知的クラスにひとりの男子がいた。あゆむくん。ちょっと変わっていて、幼稚な部分があり、卒業後も共通の仲間から恋愛事情を聞かされることになる。当時のあゆむくんも、恋愛がしたい子だった。普通クラスに好きな女子がいるときもあり、のちに思っていた人と違って、恋を諦めることになった。

2年生の1学期は、あゆむくんと友達以上恋人未満みたいな関係になった。学校中で交際中の噂が広まって、知らない人はいないくらいだったと思う。実際は付き合っていない。知的障がいクラスに2人きりになることがよくあり、手を繋いできたり、掃除を手伝ってほしいと言われたり、告白同然の言葉をかけられたりした。「ぼくがもし知暖さんに告白したらどうする?」と言われたり、恋人同然のスキンシップを要求されたりすることもあったが、自分は大騒ぎ大暴れで拒否した。自分にはそんなつもりはない。言われた当初は、恥ずかしいのか、2人の間の秘密と思って守ろうとしたのか、衝撃的すぎたのかで、誰にも相談できなかった。

1学期末あたり、放課後に会う約束をした。現在の恋でも馴染みのある場所がお互いの自宅と近かったので、待ち合わせた。自分はマスカラやリップをするのに時間をかけ、大幅に遅刻をした。喧嘩になり、自分の自宅近くで、あゆむくんが子どものように、配慮のないような大きな声で喋り出し、怒り心頭に発し、仲違いをし、憎み合う関係に。あゆむくんにとっては、化粧は重要ではなく、素材を好きでいてくれたのに、何でおしゃれなんかして大幅に遅刻してしまったんだろうな。そうです。そのときの自分に、アラサーになった僕が言ってやりたい。自分を好いてくれる男の人は、ファッションとか全然関係ないんだよ。仲違いをしたことで、あゆむくんは暑中見舞いを送ることに非常に悩んだそうだ。はがきは来たんだけど、自分は「来ていない」と主張し、突き放した。

こうして、特別支援学級で、いろいろ心境の変化や人間関係の変化があった、2年生の1学期。支援クラスが「みんなと違う」ことがすごく嫌だった。普通クラスも耐えられなかった1年生の生活。2年生のクラス編成は、配慮されたのか、半数以上が同じ小学校の人で構成されていた。違う小学校出身の子も、同じくらい優しくしてくれた人も中にはいて、普通クラスでもうまくいったはずなのにね。

でも、今思うことは、普通クラスで授業を受けていた頃、数学の授業がうまくできず、人生初のストレスを経験し、小学生時代大好きだった理科の授業もつまらなくなり、うしろを向いてクラスメイトとお喋りをした。個別指導じゃなければ、内容を理解しないまま、授業は次の題目へと行ってしまう。宿題で予習をするとなんとかついていけるが、当時の自分は、夜遅くまで宿題をやっているせいで睡眠時間が削がれ、夕食後や寝る前の服薬を始めて、宿題で知識を補うことすら困難。

特別支援学級が、通学や学習に苦を感じていた自分にとって、どれだけよかったことなのか、卒業間際、高校受験のときに知ることになる。


おことわり

この小説は、野辺 知可(チカノベ)の人生をモデルにした物語で、実体験を元にしていますが、個人情報流出とプライバシー保護のため、地域や名前、家庭事情等を脚色している部分があります。また、失念した部分なども、記憶違いで、結果的に脚色してしまっている場合もあります。


あとがき

不登校や遅刻で通学の苦を感じていたからという理由だけではなく、知能検査の結果、支援が必要と判断されました。

第2章の『小学校転校後の話』で加配の先生だった山形先生の家に行ったとき、特別支援学級に入る旨を伝えました。

特別支援学級は「必要ない」と言ってくれました。自分も、特別支援学級に入ることが決まったときは、本当に自分に合っているのかと戸惑いました。

山形先生は、小学校で、加配の先生がいない場面や、普通学級で授業を受けて成績優秀な姿をよく見ているからです。

自身の小学校での経験と「普通でありたい」「みんなと同じがいい」という気持ちから、特別支援学級に入ったことは相当不満でした。

高校受験の際には、高校が義務教育で、特別支援学級があればいいのにと「特別支援学級に頼りたい」と思うようになります。

特別支援学級に入っても、通学の苦は感じていましたが、これからどんな中学校生活を送って、卒業していくのか。


作者の近況

今、第9章と第10章の狭間(9.1章)を生きる作者の近況。僕は、各ソーシャルメディアで、障がいや恋愛に悩む人の力になりたくて活動しています。

自己啓発本の出版や、啓発的なセミナーを開催したいと思っていましたが、活動内容について疑問に思っていたので、検索しました。

僕のやりたいことは「自己啓発」ではなく「エッセイ」だったことに気がつきました。

自己啓発とエッセイの違いを知って、僕みたいな、力のない人が自己啓発をしていくのは、ちょっとおこがましい気がしたのです。

エッセイと啓発の違い
〈GoogleのAIによる概要〉

エッセイは、筆者の日常や体験、感情、気づいたことを書きます。読者に共感を与えたり、独自の視点や心情風景を伝えたりします。

自由な形式で、論理性よりも筆者の主観的な観点や思考の過程が重視されます。日記や日常のコラム、心境を綴った文章です。

自己啓発は、知識、能力の向上、マインドセット、成功法則、実用的なノウハウといった内容です。

読者の能力を高め、意識変革を促し、より良い行動や生活実現を目的としています。

論理的、実用的であり、読者の「意識の可能性を引き出す」という一方向または相互的な働きかけが行われます。

夢を叶える方法、仕事の生産性を上げるためのビジネスやスキルアップのための本であることです。

自分の活動内容や目標においては、日常や人生・恋愛の経験、気づいた「社会性」や「愛」についてを書いています。

自由に書いていて、主観メインで障がい者ならではの学習や人間関係、仕事、恋愛の苦労を書いています。

思ったこと、見たことをありのままに書いているのは、心情風景を伝えているということです。日記のように書いている記事もあります。

啓発ではないことは確実です。知識も能力も常識も社会性も、成功体験もない僕が啓発と言うのは違う気がします。

もちろん、他の人の意識を変えたり、世の中全体・個人的に悩みを解決して幸せになってほしかったりという願いはあります。

うまくできたこともありますが、自分のうまくできなかった体験ばかり話しています。実用的ではないと思います。

なので、各ソーシャルメディアのプロフィールや説明では、投稿済みの記事以外「自己啓発」から「エッセイ」に変更しました。

こんな自分が自己啓発とか言うの、本当におこがましかったです。これだから「文系を名乗るな」と言われるんですよね。すみませんでした。

元々は理系で、小学校の理科は大好きで成績優秀でしたが、中学校から理科の授業がつまらなくなり、成績が下がりました。

中学2年生から、国語と英語の授業に力を入れ、文系に傾いて、高校生で小説を書き始め、大人になってから語学学習の趣味を始めました。

文系か理系か、どう自認しているかというと「理系でも文系でもない、どちらかと言えば文系だ、でも文系を名乗る資格はない」です。

でも、最大の疑問は、エッセイストがセミナーをするのは、自己啓発セミナーではないような気がします。

セミナーとは
〈GoogleのAIによる概要〉

僕がやりたいことは、セミナーでもないことが判明しました。エッセイストの開催するイベントのことを何というか調べました。

「トークショーかな」とも薄々気づいていましたが、どちらかというと講演会だと思います。

トークショーは対談のことで、僕は会話することが苦手で、講演会は一方的に話すことです。一方的に話すことしかできないですから。

講演会とは
〈GoogleのAIによる概要〉

講演会は、特定のテーマについて、多くの観衆に向けて知識や経験、意見を一方的に話すこと。まさにその通りです。

使用例に、恋愛に悩む人のためのことは書かれていませんが、障がい者に対して、自分の経験を通して、生きやすくするのなら「社会」ですね。

障がい特性や性格、コミュニケーションが苦手、恋愛ベタといった、自分と同じ悩みのある人を集めて、自身の経験を話したいです。

そのために、仕事も恋愛も、これから成功していき、説得力のある語り口で、他の人の力になれるように自分もがんばって生きます。

障がい者でも通信制なら高校に通えた、手帳1級でも就職できた、性格が悪くても愛されたといったことを、明るい表情で語れる人になりたいです。

小説では、主に障がい者の家族がいる人や、障がい児を教育する立場の人、就労支援で就労指導する人に参考にしてほしいです。

障がい当事者の方も、幼少期や学生時代、就労支援施設、就職活動での経験、障がい者同士の交友関係や恋愛といった人間関係を共感してほしいです。

この小説を投稿後、インデックス記事が拡張されます。読んでほしいターゲットがわかりやすくなりました。

特に第3章以降は、いろんな層に読んでもらえるよう、工夫しています。障がい当事者や保護者、教員以外も楽しめるような小説にしたいです。

今日は、図書館へ行きます。体調不良であまり読むことができなかったので、3冊のうち2冊は貸出延長の手続きをします。

うつのコミックエッセイは一気読みしましたが、小説は読みかけのまま。PMSの本は、結局開くことができませんでした。

そろそろ婦人科に受診の予約を入れなければ。次の返却日までには、しっかり全部読んで返却します。


トップ画像説明と次回予告

トップの生成写真、AIと自分の特別支援学級の認識が異なり、うまく生成できないと思ったので、普通学級にいる写真にしました。

次回、第3章『自分に向けた「ありえない」を覆した中学校生活』から『第25話 初潮の話』です。

中学2年生の夏に初潮を迎えた知暖。外出先での突然の出来事に、どんな対処法を取ったのか?


参考記事


次回、お楽しみに!

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