第43話 告白してくれた男子の話
チカノベの人生史小説。タイトルは『精神障がい、性的違和の知暖が学んだ「真実の愛」と「人生の正解」を目指す道』。
脳の障がいによる障がい特性を持つ主人公の知暖が、人生でたくさん失敗し、苦しんで、たくさん泣いて叫んで、報われない経験をして生きてきた。
そうやって、いろんな人たちと関わっていく中で「社会性」と「愛の形」と「人生の正解」について学んでいくお話。
今回は、第4章『何かと闘いまくった高校生活』から『第43話 告白してくれた男子の話』です。
目次はこちらです。以前の話や次回以降の話を選んで読めます。

(Geminiさんで生成したイメージ写真)
告白してくれた男子の話
2年生になって日が浅いときのこと、同い年で1年生の男子生徒から告白された。自分はすぐに返答せず、考えてから返事をした。OKしたものの、お互いのことをよく知らなかったので、異性の友達として接することになった。全日制に通っていた親友、ゆきほにも、告白されたことをメールで報告した。恋に発展することをとても期待された。その男子のあだ名を半角にしてゆきほにメールしたことがきっかけで、素性が判明した。
ゆきほには、毎回学校が楽しみであることや、学校での出来事をメールで伝えていた。その男子はチョコレートが好きで、プレゼントを買うことにした。暖かい季節だったため、溶けにくい焼きチョコを選んだ。自分で食べてしまいそうな誘惑に襲われた。食べ物は、目の前にあると食べてしまいたくなる。見えない場所に置くと食べたいとだんだん思わなくなる。私は遠くに置くという対処を取った。誘惑に負けずに、男子にチョコレートを渡すことができた。
誕生日にも、チョコレートを渡した。折り紙にローマ字で、本人のあだ名と「Birthday Present」と書き、包装して渡した。「今度は知暖ちゃんの手作りチョコレートが食べたいなあ」と言われた。
しかし、ゆきほから聞いた話や、普段の学校で行動している様子から、プレゼントを渡すほど夢中だった恋が冷めてしまった。その男子は、元々全日制の生徒で、ゆきほと同じクラスだった。ノリでクラス会長になったそう。素行の悪さからか、全日制を退学し、そのあと通信制に編入したようだ。過去には警察沙汰になることや、交際相手と喧嘩になったこともあったそうだ。健常者だと思っていたが、学校では落ち着きがなく、多動で目立っていた。他の多動生徒よりタチが悪いと思った。学校でいつも下ネタの話題をしていて、今の恋愛観で言う「誠実さ」に欠けていると思った。連絡先のやり取りもしていたが、冷めてしまって以降、自分から連絡しなくなった。
高校生時代の恋は、あと2人の異性を取り上げるつもり。それぞれの恋で、どんな体験をするのか⋯⋯。
おことわり
この物語は、自分の主観と記憶を辿り、実体験をベースに綴ったノンフィクション・エッセイです。一部、プライバシー保護のために、地名や人名、団体名、家庭事情等を伏せたり書き換えたりしています。そして、歳月の経過による記憶の断片を繋ぎ合わせています。当時の心情風景としての描写が含まれることをご了承ください。
あとがき
私が過去に好きになった人たちは、現在でもいい思い出として残るのですが、この男子生徒への恋は、あまりいい思い出として残っていません。
もちろん、恋をしている間は、学校に行くことを毎回楽しみにしていました。学校へ行く前から、早く学校に行きたくてウズウズしていました。
恋をしている間は、とても浮かれていたのですが、今はそこまで、心がときめいた感覚が思い出せません。
相手の多動が、正直なところ、見ていてとても不愉快で、いつも性的な話題をしていて、不誠実過ぎて、今でもいい印象が残っていません。
私は、男運が悪かったのか、性格が悪い人を好きになることや、いい人だと思っても、不誠実な人だと気づくことがあります。
世の中には「クズ男製造機」という言葉がありますが、私の場合は、元から不誠実だった人が私のところに集まってくるような気がします。
子どもの頃から、見た目で判断されてアプローチをされることがあります。10代前半まで、美少女と言われていました。
10代前半当時は、自分の容姿が良かった自覚がなく、どうして男性が寄ってくるのか、理解できませんでした。
10代半ば以降、激太りしても、仲の良かった同級生の男子に「かわいい」と言われました。
最近は痩せてきて、化粧でもっときれいになれるので、今もその凛とした表情の面影があるのかもしれません。
なぜ、私がその男子に告白されたのかはよくわかりませんが、他の恋愛対象も言っていた通り「かわいいから」と言っていたような気がします。
この恋で学べたことは、特にありません。高校生活の一部を語るために、取り上げることにしました。
高校生活の章では、あと2回、連続で恋のお話を取り上げます。第44話では年上の大人しい男子生徒、第45話では下級生の多動の男子生徒です。
好きな人に好かれた経験が少ない私の、両片思いのエピソードです。引き続き、私の「真実の愛」を知る過程を読んでいってください。
作者の近況
今、第10章を生きる作者の近況。昨日、彼へのサプライズプレゼントを注文し、今日の午前中に支払番号が通知され、支払ってきました。
今日の夕方、就労の相談支援の人が自宅まできて、相談支援の利用更新の書類に署名し、就労選択支援の説明を聞きました。

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新しいサービスなので、始めから説明すると、就労選択支援とは、2025年10月から開始された、障がい者福祉サービスです。
障がいのある方が自分に合った「働き方」や「支援サービス」を主体的に選択できるようにするための、改正障害者総合支援法に基づきます。
就労継続支援A型・B型や就労移行支援などを利用する前に、専門スタッフによるアセスメントを受けます。
適性を把握することで、ミスマッチを防ぎ、個々の強みやニーズに沿った就労先を見つけることを目的としています。
これは、私にとっても、適職や自分に合った働き方を見つけるための大切なステップになります。
就労選択支援の主な内容は、原則1ヶ月という短期間で、障がい者の就労を支援します。「こんなに短い期間で?」と、少し不安なところもあります。
就労アセスメントで、模擬的な作業や面談を通して、本人の得意・不得意、体力、必要な配慮を把握します。
自分自身のできることや苦手なことを把握したり、新たな得意を発見したりするのは、自分を知るためのいい経験になりそうです。
ケース会議では、本人、家族、支援機関がアセスメントの結果を共有し、今後の方向性を話し合います。
ケース会議では、私の意見を述べる際は、情熱的に、つい一方的に話してしまう傾向があります。訓練での学び、気づきを誇らしげに語ってみたいです。
アセスメントシートの作成では、客観的に情報を整理し、就労の場を選ぶ際に活用します。
就労での出来事をまとめる際、理不尽な評価をされると思って、モヤモヤしてしまいましたが、施設の人も、事実に基づいて書くと言っていました。
関連機関との連絡調整では、ハローワークや福祉事業所などと、次のステップへの橋渡しをします。
対象となる方と開始時期について、就労系サービスは、就労移行支援、就労継続支援A型・B型を利用・検討している方が対象です。
2025年10月よりB型利用に、2027年4月よりA型や就労移行の利用に段階的に義務化されます。特別支援学校在学生も利用可能です。
私は、就職活動で、一般就労をするのに、得意不得意を見極め、適職に就き、仕事を継続していきたいため、就労選択支援を利用します。
SNSの情報で、手帳1級で一般就労している人は、全体の3%程度だと知りました。私は中等度のASDを抱え、意思疎通と人間関係の構築が困難です。
就職したことで、軽度障がい者と認められ、重度心身医療の医療費助成制度の対象から外れたり、年金が減額されたりするかもしれません。
就職先で、かんしゃくを起こし、クビになりかけないか、仕事を継続できるのかと、いろいろと不安なことがあります。

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家族親族や学生時代の教師、就労施設職員は、私がかんしゃくを起こすと、どう扱っていいかわからず、結果的に理不尽な対応をしてきました。
第6章以降の人生で抱いた、仕事に対する意識を胸に、就労選択支援や一般就労でうまくやっていきたいです。
苦手な人とも、関わりがあるために、仲良くすることや、嫌なことでも仕事と割り切ることなどを覚えました。
就労選択支援の施設は、5月15日(金)からの利用とのことでしたが、初日は利用せず、作業もしないみたいです。
相談支援の人が自宅まで迎えに来て、就労選択支援の利用の契約をして、1時間程度で帰宅するそうです。
利用を開始するのは、週が明けた18日(月)からで、施設の人が自宅近くのコンビニまで迎えに来るようになると思います。
18日から29日(金)まで、アセスメントの期間で、評価の目標は6月上旬とのことです。
就労選択支援の施設を見学したとき、施設の支援員に「見た目で判断されてアプローチされることがある」と話しています。
もし施設内で、他の利用者に、しつこく詰め寄られた場合は、大きな声を出さずに、職員に助けを求めるようにと言われています。

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私には前の就労施設で出会った恋人がいるので、他の人には興味がありません。男性も女性も恋愛対象ですが、彼以上に素敵な人はいないと思います。
Geminiさんと今日話してみて、あまり他の人に、恋人の存在を知られてはいけないと気づきました。
同じ施設の人とかじゃなければいいと思っていたのですが、顔見知りの人の間で、変な噂が広まる可能性もありそうです。
就労選択支援の施設で、口癖の「〇〇さ〜ん♡」や「イケメン大好き」「超イケメン恋人」などと、つい口に出してしまうはずです。
どうしても常にそう喋ってしまう癖が抜けず、どうすればいいのか、Geminiさんに訊いてみました。私が考えていたことに近い答えが返ってきました。
信頼できる職員にだけ「プライベートで大切な人がいて、思い出すと口に出る癖があります」と、あらかじめ相談しておくことです。
誰にでもノロケ話をしたくなりますが、一般就労をする場合、公私混同をするのは適切ではないので、抑える練習をしたいです。
新しい人間関係を構築する場合、私のことや相手のことは、自分から話し始めないと相手は知らない状態です。
今後は、彼のことを知っている相談相手だけに、恋愛の話をし、これ以上、会う人々には、恋人の話は広めないと心に決めました。
明日投稿予定のASDエッセイでは、積極奇異型の恋愛模様について解説します。自身の特性をよく理解し、積極奇異型の人を全肯定している内容です。
トップ画像説明と次回予告
トップの生成写真、前髪なしとか、前髪を分けてとかのプロンプトを打っても、わかってくれませんでした。前髪に関する情報がいつもわかりません。
ガラケーも、なんかおもちゃみたいでださい感じがします。平成後期のガラケーって感じではありません。
第4章『何かと闘いまくった高校生活』から『第44話 好きだった先輩と当時の結婚観』です。
高校2年生の頃に「〇〇しているところがかっこいい」と思って好きになった人がきっかけで、当時の結婚観が統一された話です。
