【茶太郎一句解説・外伝】昆虫好きにしか伝わらない?②-1「あのアゲハ うちのパセリが 育んだ」
こんにちは、茶太郎です。
今回と次回は、チョウにまつわる思い出を二回に分けてお届けします。
(2026/8/1 続編作成しました!
記事へのリンクは1番下です。よろしければこちらもよろしくお願いします🙇)
同じように幼虫を育てたのに、二つの体験は対照的な結末になりました。
まずは、うれしかった思い出から…。
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このnoteでは、私がこれまでに作ってきた川柳を一句ずつ取り上げ、どのように生まれたのか、どんな狙いで言葉を選んだのかを解説していきます。
作品だけでなく、その裏にある発想や工夫も楽しんでいただけたら嬉しいです。
初めてお越しいただいた方は、こちらの自己紹介記事もご覧いただけると嬉しいです。
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一、今日の一句
あのアゲハ うちのパセリが 育んだ
今回は、この一句がどんな発想から生まれたかを私の子供の頃の実体験を交えながらお話しします。
二、句が生まれた背景〜夏の出会い
茶太郎少年が、カブトムシを育て始めるより更に前のこと。
茶太郎家の庭の家庭菜園には、ミニトマトやパセリ、学校から持って帰ったアサガオなどがありました。(余談ですが、茶太郎はミニトマトが大の苦手で、それは現在も克服できていません)
その中のパセリに、見たことのないイモムシがいるのを見つけました。
「何の幼虫なんだろう?」
模様は緑に黒い縞々、赤い点々。
私には、アゲハの幼虫よりもずっと毒々しく見えました。大きさはアゲハの幼虫くらいなのですが、見た目があまりにも違います。
アゲハの幼虫といえば、緑色で目玉のような模様がある姿を思い浮かべます。
目の前のイモムシは、それとはまるで違っていました。
うわぁ、蛾の幼虫だったら嫌だな。
そう思いながらも一応図鑑で調べてみることにしました。
え?これアゲハになるん?
蛾ではないかと思っていたイモムシは、キアゲハの幼虫だったことが分かりました。
あのイモムシがあんなきれいなチョウになるのか。
私は、このパセリを食べているイモムシをそのまま観察することにしました。
観察を続けてしばらくすると、この縞模様のイモムシはサナギになり、無事に羽化してキアゲハになりました。
本当にアゲハだったんだ!
という感動と、「うちのパセリ」がキアゲハの巣立ちまでを支えたんだぞ、という誇らしさが茶太郎少年にはありました。
三、この出来事が一句になった理由
これまでに出てきたカブトムシやヒョウタンゴミムシの話を思い出しているときに、そういえばこんなこともあったな、と芋づる式に今回のキアゲハのことも思い出しました。
最初は得体の知れないイモムシでしたが、調べるうちにキアゲハになることが分かり、気づけば「あのアゲハ」が成虫になるのを見守りながら、無事に成虫として巣立った後の誇らしさや寂寥感を込めました。
今回も、自分の思い出を十七音に閉じ込められた、お気に入りの一句になりました。
四、まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、庭の家庭菜園にいたキアゲハの幼虫の羽化を無事に見届けられたという実体験に基づいた一句をお届けしました。
あのアゲハ うちのパセリが 育んだ
茶太郎
次回もチョウにまつわる一句と句が生まれた背景ついてお話ししていけたらと思います。
17音の小さな発見を楽しんでいただけましたら、スキをいただけると嬉しいです。
(参考)キアゲハについて
2026/8/1追記 続編へのリンクです。

