【ゆるビタミン|心の習慣 #02】あなたの自己肯定感タイプ診断:仕事での行動パターンを見つめる
こんにちは、「ゆるビタミン」です。
前回の記事では、「なぜ仕事に自己肯定感が必要なのか?」 というテーマでお話ししました。
「私なんて…」と感じてしまう心のブレーキを外し、いきいきと働くための「心のアクセル」になるのが自己肯定感でしたね。
さて、今回は一歩進んで、あなたの「心の現在地」 を知るための時間です。
簡単なチェックリストを使って、仕事におけるあなたの自己肯定感のタイプを一緒に見ていきましょう。
これは、誰かと比べて優劣をつけたり、「良い」「悪い」を判断したりするためのものではありません。
ただ、「私には、こういう心のクセがあるんだな」と、自分自身のパターンにそっと気づいてあげることが目的です。
自分のタイプを知ることは、あなたにとって必要な栄養素を見つけるための、大切な一歩になります。
1. 仕事の「あるある」10項目でチェック!
それでは早速、始めていきましょう。
以下の10個の項目について、仕事中のご自身を思い浮かべながら、「よく当てはまるな」と感じるものに、心の中でチェックを入れてみてください。
【自己肯定感タイプ・チェックリスト】
1. 仕事でミスをしてしまい、「またやってしまった…」と落ち込むことがよくある。
2. 自分の仕事もまだあるのに、上司や同僚からの頼み事を断れず、常に作業に追われている感じがする。
3. つい優秀な先輩や同僚と自分を比べてしまい、仕事に集中できない時がある。
4. 仕事がうまくいっても、「周りの人が助けてくれたからだ」と感じ、「自分一人の力では何もできない」と思ってしまう。
5. 新しい仕事や役割を与えられると、「慣れた仕事だけしていたいのに…」と不安な気持ちになる。
6. 自分では「できた」と思っても、上司から少し指摘されると、「やっぱりダメだったんだ」と感じてしまう。
7. 周りは成長しているのに、自分だけが取り残されているような気がして、焦りを感じる。
8. 本当は自分にもできることがあるのに、うまくアピールできず、損をしているような気分になる。
9. 大事な会議では、「どうか自分に質問が来ませんように…」と祈ってしまう。
10. 自分では普通にしているつもりでも、周りから「頑張りすぎてない?」と心配されることがある。
いくつチェックがつきましたか?
たくさんついたからといって、心配しなくても大丈夫ですよ。
それは、あなたが真面目に仕事に向き合っている証拠でもありますから。
2. あなたはどのタイプ?3つの心のクセ
チェックがついた項目から、あなたの自己肯定感に関する「心のクセ」が見えてきます。
ここでは、大きく3つのタイプに分けてご紹介します。
A. 「~ねばならない」が口グセ?【完璧主義さんタイプ】
(チェックリスト項目の 1, 6, 7, 10 に当てはまった方)
このタイプの方は、自分に高い理想を持ち、真面目で責任感が強い傾向があります。
「100点でなければ意味がない」「ミスは絶対にしてはならない」と、無意識のうちに自分を追い込んでしまいがちです。
もしかしたら、心の中では…
「もっと頑張らないと、自分の価値はない…」
「周りの期待に、完璧に応えなければ…」
そんな考えが、ふと頭をよぎることはありませんか?
B. 「どう思われてるかな…」が気になる?【周りと比べちゃうさんタイプ】
(チェックリスト項目の 2, 3, 8 に当てはまった方)
このタイプの方は、協調性があり、周りの人の気持ちを敏感に察することができる優しい心の持ち主です。
その反面、自分の評価軸が「他人」になりがちで、「周りからどう見られているか」を気にしすぎてしまう傾向が。
もしかしたら、心の中では…
「断ったら、相手をがっかりさせてしまうかな…?」
「〇〇さんと比べて、私はまだまだだな…」
そんな風に、つい考えを巡らせてしまうことはありませんか?
C. 「もし失敗したら…」が頭をよぎる?【石橋を叩きすぎちゃうさんタイプ】
(チェックリスト項目の 4, 5, 9 に当てはまった方)
このタイプの方は、物事を慎重に進めることができ、リスク管理能力が高いという長所があります。
一方で、失敗することへの恐れが強く、「もしうまくいかなかったらどうしよう…」と考えすぎて、なかなか最初の一歩が踏み出せないことも。
もしかしたら、心の中では…
「もし失敗したら、みんなに迷惑をかけてしまう…」
「自分一人の力では、とてもやり遂げられない…」
そんな思考のクセに、心当たりはありませんか?
あなたは、どのタイプに一番近いと感じましたか?
複数のタイプにまたがっている方も、もちろんいらっしゃると思います。
まずは、「私にはこんな一面があるんだな」と、客観的に眺めてみてくださいね。

ゆるビタミン's note
仕事に少し慣れてきた頃のことです。
「この仕事もやってみない?」と声をかけてもらえるのは、新しい挑戦が好きなので、とても嬉しいことでした。
でもある時、明らかに自分の能力以上の、難しい仕事を任される機会がありました。
もちろん、周りに相談しながら必死で取り組みました。
しかし、その仕事は、本来担当するはずだった優秀な先輩の代わりでした。
仕事を進めれば進めるほど、心の中は「もし先輩がやっていたら…」という思いでいっぱいになっていきました。
「先輩だったら、もっと早く終わらせられただろうな…」
「きっと、お客様もこんなに混乱しなかったはずだ…」
「トラブルばかり起こして、これで本当に良かったのかな…」
なんとか仕事を終え、上司から「引き受けてくれてありがとう」と感謝の言葉をいただいても、私の心は晴れませんでした。
「いえいえ…(本当は、先輩のほうが良かったと思っているんだろうな…)」
素直にその言葉を受け取ることができず、自分のできなかった部分ばかりが頭をよぎるのでした。
今振り返ると、当時の私は、まさに「周りと比べちゃうさん」と「石橋を叩きすぎちゃうさん」の特徴が強く出ていました。
常に「先輩だったら」と自分ではない誰かと比べては、落ち込んでしまい(3. 優秀な先輩や同僚と自分を比べる)、
上司の「ありがとう」という言葉よりも、自分の中の「できなかった」という部分にばかり目を向けて、自分の仕事を正当に評価できず(6. 自分の実感と周りの評価が違う)、
そして、うまくいった部分でさえ、「周りの人が助けてくれたからだ」と、自分の力を信じることができていませんでした(4. 上手くいったのはたまたまだと思う)。
あなたにも、「誰かと比べて」、自分の頑張りを素直に認められなくなってしまった経験は、ありませんか?
この経験を通じて、私は「自分の物差しで自分を評価すること」の大切さを学びました。
他人と比べるのではなく、過去の自分と比べて、少しでも成長できた部分に目を向けてあげる。
その優しい視点が、自己肯定感を育む上で、とても重要だと気づいたのです。

今回の「明日やってみよう」
自分の心のクセに気づくことができたら、次はそれを日常で観察してみましょう。
明日一日、仕事をしている中で、あなたがチェックを入れた項目の行動や感情が顔を出した瞬間に、心の中で「あ、出たな」と気づいてあげてください。
例えば、「完璧主義さん」タイプで「1. ミスをして落ち込む」にチェックを入れた方は、メールの誤字を見つけて落ち込みそうになった瞬間に、「あ、今、完璧主義さんが出たな」と実況中継するイメージです。
直そうとしたり、反省したりする必要は全くありません。
ただ気づくだけ。
ゲーム感覚で、自分の心のクセを見つける一日を過ごしてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
自分のタイプを知ることは、自分自身を深く理解し、大切にしてあげるためのスタートラインです。
次回は、なぜこうした心のクセが生まれるのか、その原因をもう少し深掘りしていきます。
原因がわかれば、もっと心が楽になります。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
