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大磯鷹取山の十三仏へ。登山道を少し外れると出会う300年前の石仏|地図の端の4文字をたどって

神奈川・大磯の鷹取山で、山頂だけでは終わらない山歩きをしたい人へ。
この記事では、地図の端に小さく書かれた「十三仏」をたどって、登山道の少し先に残る300年前の石仏に出会った話を書きます。事前に少し調べるだけで、同じ山でも見える景色が変わる。そんな山歩きの面白さを持ち帰った記録です。


大磯鷹取山の地図の端にあった「十三仏」の4文字

山で、何を見逃してきただろう。

登山道を歩きながら、頂上を目指す。
道標に従い、コースタイムを守り、予定通りに下山する。

それは「正しい登山」だ。
でも、その傍らで、見過ごしてきたものがあるかもしれない。

鷹取山の十三仏は、そんな場所だった。

地図の端に、小さく書かれていた。
「鷹取山・十三仏」

登山コースからは、かなり外れている。
多くのガイドブックには載っていない。
行く必要はない場所だ。

でも、なぜか引っかかった。
その違和感を、そのまま持って山へ向かった。


登山道を少し外れた先で出会った、300年前の十三仏

尾根から、ほんの少し外れた場所。
案内板はなく、道標もほとんどない。
行こうと思わなければ、
多くの人が気づかないまま通り過ぎてしまう。

急斜面を下りると、平場が開けた。
目の前に現れた光景に、息を呑んだ。

十三体の石仏が、一列に並んでいた。

1700年代初頭に刻まれた仏たち。
300年以上、この場所で、誰かを見守ってきた。

誰のために、ここに置かれたのだろう。
誰が、ここまで登って、手を合わせたのだろう。

登山道からは見えない。
ほとんどの人が、気づかずに通り過ぎる。

でも、ここには確かに、誰かの祈りがあった。
その祈りは、今もここに残っている。


厳かなのに、どこか親しみがある。十三仏を前に思わず笑ってしまった理由

ずらり。
まるで戦隊ヒーローの登場シーンみたいだ。
全員が揃い、名乗る直前の、あの一瞬。
厳かなはずの場所なのに、
思わずクスッとしてしまった。

調べることは、準備じゃなくてその山に興味を持つこと

調べていなければ、ここには来なかった。
歩かなければ、この景色には出会えなかった。

山では、準備と体験が、
こんなふうに自然につながることがある。

登ることだけが、山の目的じゃない。
山を知ろうとする過程そのものが、
思いもよらない出会いを連れてきてくれる。

山で、何を見逃してきただろう。

効率よく歩くこと。
予定通りに下山すること。
それは大切だ。

でも、その傍らで、
見過ごしてきたものがあるかもしれない。

調べることは、準備じゃない。
その山に、興味を持つこと。
その山の歴史に、耳を傾けること。

そうすると、山は少しずつ、
見えなかったものを見せてくれる。

十三仏は、300年前から、ずっとそこにいた。
ただ、私が気づいていなかっただけだ。

山には、まだ見ていないものがたくさんある。
それを知ると、次の山が楽しみになる。


✨ おわりに|あなたが山で見つけた「寄り道してよかった場所」を教えてください

鷹取山の十三仏のように、登山道からほんの少し外れただけで、山の印象が変わる場所ってありますよね。

あとから地図を見返して、「あ、ここにも行けばよかった」と思うこともあるし、次こそは立ち寄りたい場所が増えていくのも、山歩きの楽しさだと思っています。

もしよければ、あなたの「寄り道してよかった場所」や、「地図を見ていて気になった場所」をコメントで教えてください。私も次の山歩きの参考にしたいです。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

地図をきっかけに山の見え方が変わった話や、山歩きの途中で出会った“ガイドブックに載りにくい場所”についても書いています。気になる1本があれば、ぜひ続けて読んでみてください。

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