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変態パソコンシリーズ第4弾~ポケットPCをゲーム機にした結果、とんでもない修行になった|GPD Pocket実機レビュー~

■ はじめに

変態パソコンシリーズ第4弾。

キーボードが死んでいた。
しかも交換しても直らない。

だが――

そんなことで終わるようなPCではない。

今回は“ポケットに入る変態ノートPC”
GPD Pocketを、

修理し、
分解し、
そしてBatoceraでゲーム機化する。

Batoceraとは簡単に言うと
👉 レトロゲーム専用OS
USBから起動するだけで様々なゲーム機をエミュレートできる。
過去記事ではGPD Winという超小型ゲーミングPCで検証してきたが、ゲーミングPCでもなんでもない普通のPCで実行したらどうなるのかということでGPD Pocketで検証してみた。

💻BatoceraをGPD Winで検証した記事がこちら👇


■ GPD Pocketとは

GPD Pocketは、中国GPD社が開発した超小型ノートPC。

特徴は何と言ってもそのサイズ。

👉 “ポケットに入るノートPC”

というコンセプトで作られており、
7インチという異様な小ささを誇る。

「これがGPD Pocket」
「画面を閉じたところ」
「厚みはこんな感じ」
「インターフェースは側面に集まっている」
「キーボードにポインティングデバイスを搭載」

■ スペック

  • CPU:Intel Atom x7-Z8750(1.60GHz)

  • メモリ:8GB

  • ストレージ:128GB

  • 画面:7インチ(1920×1200)

  • OS:Windows 10

👉 一見すると非力だが、軽作業なら普通に使える。


■ 特徴(変態ポイント)

  • 7インチの超小型ボディ: 重さはわずか 480g。ジーンズのバックポケットやスーツの内ポケットに入るほどのサイズ感ながら、マグネシウム合金削り出し の頑丈で高級感のある筐体を採用している。

  • フルWindows 10の動作: タブレット用OSではなく、通常のノートPCと同じ Windows 10 Home 64bit が動作し、デスクトップアプリがそのまま使える。

  • 高精細なディスプレイ: 7インチながら 1920×1200 (WUXGA) の高解像度IPS液晶を搭載。表面は ゴリラガラス3 で保護され、タッチ操作にも対応している。

  • 独特の入力デバイス:

    • 狭い面積に QWERTY 配列を詰め込んだキーボード。

    • トラックパッドの代わりに、キーボード手前に配置された ポインティングデバイス(ThinkPadのトラックポイントのような操作感)とクリックボタンを備えている。

  • 冷却ファン搭載: 小型ながらアクティブクーリング(ファン)を内蔵しており、Intel Atom x7-Z8750 プロセッサの性能を維持する設計。

👉 「普通のPCを無理やり小さくした」感が強い


■ ヤフオクで動作未確認個体を購入

例によって、今回もジャンク。

👉 動作未確認=ロマン

電源が入れば勝ち。
動けば大勝利。

…のはずだった。


■ キーボードが動かない

起動はした。

しかし――

👉 キーが一切反応しない。

外部キーボードは使える。
ポインティングデバイスも生きている。

👉 つまりキーボードだけ死んでいる。


■ 交換用キーボードを入手

原因はキーボードだろうと判断し、交換パーツを購入。

「交換用新品キーボード」

分解して交換する。
ネット上にGPD Pocketのキーボード交換記事はあまり見かけないので本記事で詳しく説明しておく。

①裏蓋を外す
ねじ6本を精密ドライバーで外すだけで簡単に裏蓋が外れる。

「裏蓋を外す」

②裏蓋を外すと内部はこんな感じでパーツがコンパクトに収まっている。

「内部はこんな感じ」

③バッテリーを外す
まずは、上記写真の赤丸部分の黒いパーツを外すと、バッテリーとマザーボードを繋ぐケーブルが出てくる。次に右上の銀色のパーツがバッテリー。
バッテリーは両面テープで強力固定されている。
慎重に剥がし、ケーブルを外すと取り外せる。

「バッテリーが外れる」

④ヒートシンクを外す
ヒートシンク(赤丸の銅色のパーツ)はねじ2本で止まっているだけなので簡単に外せる。

「ヒートシンクを外す」

⑤ケーブル類を外す
写真の赤丸部分のケーブルを外す。

「ケーブル類を外す」

⑥マザーボード、キーボード制御基板を外す
各ボードはねじ止めされているのでねじを外せばボード類は簡単に外れる。

「ボード類を外す」

⑦基盤が外れたら、キーボードユニットに貼られている黒いシートを剥がす。強力に貼ってあるので、破らないよう注意。

「黒いシートを剥がす」

⑧キーボードユニットを外す。
銀色の部分がキーボードユニット。キーボードユニットを固定するためマイクロねじでたくさん止めてある。ひたすらねじを回す。

「キーボードユニット」
「こんなにたくさんのマイクロねじが」

⑨キーボードユニットの取り外し
ここまでくればキーボードユニットを取り外し、新しいものと交換するだけ。

「キーボードユニットを取り外したところ」

⑩組み上げ
新品キーボードと交換し、逆の手順で組み上げ。

「元に戻った」

👉 完璧な流れ。

…のはずだった。


■ しかし改善せず

新品キーボードに交換。

👉 それでも無反応。

ここで違和感。


■ 結論:本体側の問題

検証の結果

👉 キーボードコントローラ故障の疑い

つまり

👉 パーツ交換では直らない領域


■ とりあえずの運用

結論として

👉 外部キーボード運用

という力技で解決することにした。


■ そして本題

ここからが本当にやりたかったこと。

👉GPD PocketでBatoceraは成立するのか?


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