見出し画像

CIAの内部告発者が証言! 新型コロナウイルスに関するファウチ氏の影響力

5月13日に開かれたアメリカ上院の公聴会で、CIAの内部告発者が「アンソニー・ファウチ氏が新型コロナウイルス感染症の起源に関する情報評価に不当な影響を与えた」と主張したことがFOXニュースなどで報じられました。当時コロナ感染対策を主導していたファウチ氏は、日本の対策にも影響を与えていた人物です。過去の記事を掘り起こして、日本への影響などを振り返ります。

CIAの内部告発者による証言

FOXニュースが動画を公開しています。

内部告発者(James Erdman III氏)は、CIAがCOVID-19は中国の研究所から漏洩したと判断しようとしていたまさにその時に、ファウチ氏がこれらの議論に介入したことで、研究所からの漏洩説はわずか数日後には立場を急変させたと語っています。

FOXニュースは、テキストの記事でも報じています。

「中国の研究所から出たウイルスが緊急使用承認のmRNA製品の基盤となることをアメリカ国民が認識していたならば、公衆衛生政策はまったく異なっていたでしょう」とErdman氏は述べています。

自然発生でないとわかっていたなら、執拗にワクチン接種を勧めることに疑問を持つ人ももっと多かったかもしれません。

ファウチ氏は様々なメディアで、武漢の研究所からの流出説を否定してきました。

アメリカ下院の下院特別小委員会が2年間にわたり、新型コロナウイルス流行における連邦政府および州レベルの対応、学校閉鎖の影響などについて検証した際にも、ファウチ氏が示した対策のせいで子どもたちがプラスチックの囲いに入れられたり、自分はマスクもせずに、隣に座る人と6フィート離れることもなく野球観戦を楽しんでいたことなどを激しく非難されていました(下記参照)。


この最終報告では、新型コロナウイルスは中国の研究所から流出した可能性が高いとする説を支持する結論を発表しています。

主導した対策に科学的根拠を示すことができなかったファウチ氏に対して、マージョリー・グリーン氏は「人道に対する罪で起訴されるべきだ」とまで言っていました。けれども、バイデン氏が米大統領を退任する際に、ファウチ氏を含む元政府高官らに対し、予防的な恩赦を与えていたのです。

これについては、オートペンが用いられた可能性が指摘され、無効と主張する人たちもいます。

そもそも、何の罪も犯していない人に、恩赦を与える必要はありません。予防的恩赦を与えるということは、なんらかの罪を犯しているからなのでしょう。

日本での影響

以前、メディアの報じ方を3回に渡って掘り起こした際に、日本でもファウチ氏の影響力を感じました(下記参照)。

関連記事

当初はNHKニュースでも、コロナワクチンに対して慎重な意見を取り上げていたのに、ある時から流れが変わりました。

2020年12月21日 には、コロナワクチン専門家「安全性や持続性は注意深く検証必要」という記事がありました。

これらのワクチンは臨床試験で接種した人でもまだ3か月ほどしかたっていないため効果がどの程度持続するのかや、安全性についてはまだ不明な点もあると指摘しました。
(国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センターの長谷川秀樹センター長)

https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10012776711000?utm_int=nsearch_contents_search-items_672


ところが2020年12月23日には、「アメリカ政府の新型コロナウイルス対策チームのファウチ博士が22日、ワクチンの接種を受け、ワクチンの有効性と安全性に絶大な信頼を持っていると述べた」と報じました。

ファウチ博士は「私はこのワクチンの有効性と安全性に絶大な信頼を持っている。ワクチンを受ける機会があるすべての人に接種を勧めたい」と述べ、国民に接種を呼びかけました。

https://news.web.nhk/newsweb/na/na-k10012779171000?utm_int=nsearch_contents_search-items_667

詳細が知りたい方は、以前に掘り起こした記事でご確認いただきたいのですが、このファウチ氏の発言から流れが変わったと感じます。慎重派の意見は記事から消え、接種を勧める記事へと変わっていきました。

そして2021年1月になると、打て打てキャンペーンが加速していったのです。

アメリカでは非科学的な対策をしたと批判されているファウチ氏について、日本の大手メディアは報じようとしません。

日本もソーシャルディスタンスをはじめとする対策で、彼の影響を受けているのだから、しっかりと検証して報じるべきではないでしょうか。

研究室からの流出説を隠蔽したかった人々

FOXニュース以外にも、公聴会の様子を収めた動画が公開されています。

医師でもある議長のランド・ポール氏は、2003年のSARSのように何種類かのウイルスが混在していたわけではなく単一だったことなどから、自然発生ではなく研究所由来であることを示唆しているという議論を行おうとしたが阻まれたと語っています。

さらに、ランド・ポール氏が行った開会のあいさつにも、下記のように書かれています。

Chairman Paul Delivers Opening Remarks During Whistleblower Hearing on the Multi-Agency Cover-Up of COVID-19 and Gain-of-Function Research  より

「パンデミック発生当初から、ファウチ博士が結論を主導してきた」

「新型コロナウイルスの起源を調査するために中国へ派遣された科学者たちは、場合によっては、新型コロナウイルスを生み出した可能性のある機能獲得実験に関与していた科学者たちそのものだったのだ」

ファウチ氏の武漢ウイルス研究所への関与について、2021年6月7日付の記事で木村太郎氏が発信していました。証拠となるメールも公開されています。

つまり、武漢ウイルス研究所ではかねてコウモリのウイルスを人工的に造り替える実験が行われており、米国がその資金援助をしていたことになる。
その額は60万ドル(約6600万円)に上るが、NIH傘下のNIAID所長のファウチ博士もこの援助に関わっていなかったわけがないと考えられる。
それを裏付けるようなメールが、同年4月19日、ピーター・ダザックという人物からファウチ博士に送られている。

https://www.fnn.jp/articles/-/192846?display=full


ランド・ポール氏とファウチ氏は、この資金提供問題でバトルを続けてきました。BBCの記事(2021年8月3日付)にも、ランド・ポール氏が米国の資金が、機能獲得研究の資金として使われたと主張しているのに、ファウチ氏は「資金提供はしていない」と否定したと書かれています。

ランド・ポール氏の開会挨拶には、研究者に報酬を払って論文を書かせたり、研究資金を提供しているなど、専門家は独立していないので、公正な評価ができていなかったとも書かれています。これについては日本でも、同じことが起きていると思います。

コロナワクチンについて「重大な懸念はない」と言い続けている厚労省の審議会では、接種後の健康被害について「情報不足で評価不能」ばかりなのに、評価できるように情報を集めようとはしませんでした(下記参照)。

本当に独立した専門家なら、評価できるように情報を集めようとするはずです。結論を主導されていたから、その結論に至らないことはしないようにしていたのではないでしょうか。

アメリカで起きていたことを知ることは、日本で起きていることを知ることにつながります。メディアが報じないからこそ、国民に知られては都合の悪い事実があるのだと思います。


<関連記事>



この記事が参加している募集