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過去の恋愛が教えてくれた、もう一度自分を好きになるまでの物語丨#08 最終話 「私なんて。」と言っていた私へ


あの頃の私へ。
大丈夫。あなたはちゃんと幸せになる。
誰かに選ばれなくても、あなたの価値はなくならない。

昔の私は、誰かに選ばれることで、自分の価値を確かめようとしていた。

恋人がいること。必要とされること。「好き」と言ってもらえること。

それが、自分の存在価値だと思っていた。

だから恋が終わったとき、恋人を失ったこと以上に、

「私には価値がなかったんだ。」

そう思い込んでしまった。


でもね。

あれから、たくさんの人に出会った。

仕事で悩んで。失敗して。少しずつ成長して。

「ありがとう。」と言ってもらえるたびに、私は少しずつ、自分を信じられるようになっていった。

誰かに選ばれたからじゃない。

自分で積み重ねてきた経験が、「私は大丈夫。」そう思わせてくれた。


そして私は、今の夫と出会った。

彼は、派手なサプライズをする人ではない。

ドラマみたいな甘い言葉を、たくさんくれる人でもない。

でも、困ったときは自然に手を差し伸べてくれる。

疲れている日は、「今日は早く休もう。」と言ってくれる。

何気ない毎日の中で、「一人じゃない。」と思わせてくれる人だった。

昔の私は、「好き」と言われることが愛情だと思っていた。

でも今は違う。

一緒に笑って。一緒にご飯を食べて。

「おかえり。」「ただいま。」

そんな何気ない毎日こそが、幸せなんだと思う。


もし、あの恋が終わっていなかったら。

私は今の人生を歩いていなかったかもしれない。

あの別れは、私から幸せを奪った出来事じゃなかった。

私が、自分自身と向き合うための始まりだった。


だから今、もし昔の私に会えるなら、こう伝えたい。

「大丈夫。」

「今はつらいよね。」

「忘れられないよね。」

「でも、その恋が終わったからって、あなたの価値がなくなるわけじゃない。」

あなたは、誰かに選ばれるから素敵なんじゃない。

笑ったり。泣いたり。誰かのために悩んだり。

そんなあなた自身が、もう十分素敵なんだ。


あの頃、口ぐせのように言っていた。

「私なんて。」

でも、今なら言える。

「私だから、この人生でよかった。」

そして、もしこの文章を読んでいるあなたが、昔の私と同じように「私なんて。」と思っているなら。

どうか忘れないでほしい。

あなたの価値は、誰かが決めるものじゃない。

ゆっくりでもいい。少しずつでもいい。

自分の人生を歩いていけば、その先で必ず、

「私でよかった。」

そう思える日が来るから。


最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。


ここからは、あなた自身の心を取り戻すために

この8章は、私が失恋し、「私なんて」という思い込みを抱え、自分をもう一度信じられるようになるまでの物語です。

けれど、読むだけでは整理しきれない気持ちもあります。

有料note 『10年忘れられなかった私が気づいた、元彼を忘れられない本当の理由』では、

  • 本当に失って苦しかったもの

  • 別れによって生まれた思い込み

  • 会いたい気持ちと戻りたい気持ちの違い

  • 恋愛以外にある自分の価値

を、自分の言葉で書き出すワークと一緒にまとめています。

この物語のどこかに、あなた自身を見つけたなら。

次は、あなたの心を少しずつ取り戻す時間にしてもらえたらうれしいです。


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