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チェスガルテン創世記第一部あとがきとBGMとか



 チェスガルテン創世記第一部【天つ風】無事に終わりました。
 まずはここまでお読みいただいたことに、深く感謝申し上げます。作者のノミ丸。あるいは、はとり圭十です。二人いるみたいですが一人です。オンリーワンでやってます。名前は今後ひとつに統合したいと思ってます。あしからず。

 ここだけお読みなっているかたにとっては、はじめましてになりますが、そんなかたはいないと信じながら書いています。登場人物への思い入れとか、めっちゃくそ語りますよ。いませんよね? 信じますよ? ね?

 そうそう、小説を書こうと思った一番の理由が、このあとがきです。
 一度あとがきってものを書いてみたかったんです。無事に願いが二つ叶いました。いやっほぉぉいでございます。
 
 真面目にやりたいんですが夢が叶って舞い上がっているので、浮かれぽんちきな文章になっているかもしれません。でも勝手に進めますね。
 
 改めまして。本作『チェスガルテン創世記』は北欧神話をしたじきにしたファンタジー小説です。
 そして北欧神話とは、神々がいずれ地上から滅び去り人の世が始まるという、解釈は分かれますが、神々が永遠ではなく滅んだきり蘇らない。ちょっと珍しい形態の神話となっております。

 そんな神話をしたじきにしてると明言しているものの、北欧神話にはヴィセーレンやアマナという神は登場しませんし存在しません。チェスガルテンなんて単語もない。創世の方法からして違う。ぶっちゃけこちらの創世方法はイザナギとイザナミをイメージしているところがあります。古事記じゃんね。

 フェンリルの名前だって『蒼穹の狼』なんて意味ではありません。完全なる造語もあり、嘘八百並べたりもしていて、お前これそういうのじゃねーだろふざけんなよと怒られてもしかたないですが、こういう風なのが書きたくなったんだからしょうがないじゃないか。

 一部神話上に登場する神々や怪物たちの名前を反映させた登場人物、アイテムなんかがおりますが、元となった存在や逸話をそのままなぞるつもりはなく、どこかひねっていたり「え?」ってなるように書いています。なので本作はやはり北欧神話ではございません。

 これらはすべて私の匙加減です。なんでもかんでも説明する気はなく、読んでるかたに解釈丸投げしているところが大いにある。そんな不親切な作品なのです。よって神話を読むというより、なんだこれ?と疑いを持ってほしい。

 とはいえあまりにあれなので、第一部で出た登場人物とか用語みたいなのは、いずれ出そうかなと思います。
 しかし世界の説明がしたくて書き始めた訳ではないので、別にいらないかなとも思うんですけどどうなんだろう。

 これなんか、前にも言った気がしますが、あのもち米とこのもち米とあの水とこの人と杵と臼使って、ついてこねてをくりかえした結果のもちが本作です。
 何故北欧神話でなければいけなかったのか。これは書いてるうちに解き明かしていきたい謎でもあります。自分でもわからない。だって書きたくなったんだからしょうがないじゃないかpart2

 そしてちゃっかりあとがき書いちゃってますが、長編作品であり、今回終わったのは第一部です。第一部、第二部〜の編成で進んでいきます。
 よってまだ続きます。第一部書き終えるまで明かしたくなかったので、言えて今ホッとしてる。はー疲れた。

 話を戻します。

 私はここではないどこかの世界の冒険譚が幼い頃より好きであり、それこそアニメも漫画も現実の物より幻想世界の物がばんっばん出てくる作品が大好物。
 やがてファンタジーに限らず創作物というものに心ひかれ、今は現実も見えるようになってきた。大げさかもしれないけど、それらに何度も救われてきた口です。

 自分でも書いてみようと思いたち、筆というかPCを打ちだしたわけですが、私自身は誰かを救いたかったわけでも伝えたいものがあるわけでもない。あえて言うなら自分を救いたい。
 しかしこうやって人の目にさらしているからには、読んだ人の何某かを揺さぶりてぇなとは思っています。

 あわよくば本にしてぇ。手元に置いて、いつかわが家のお嬢様方が手に取るのを期待してぇ。いざ読まれたら叫びそうだね、やめて戻してひえええって。

 さて今作を書くにあたり、いろいろわからないところが多数あり、それでもやり始めたからには……とまずは第一部を書ききるという目標を掲げた際に決めたのが『第一部で主人公を全員出す』でした。
 実は今作、主人公が四人います。どうにか全員登場させられました。ちょっと語っていきます。

 まず主人公たちの中で特に思い入れがあるのがカザドです。
 プロトタイプではもっと可愛らしくて優しいおじいちゃんで、フェンリルの過去でしか語られないような人でした。本編で激しく絡んでくる人ではなかった。拳じゃなくて言葉できちんと語る巫覡ヴォルヴァみたいな人だった。
 しかしこれではフェンリルがああは育たなかったような気がしていたのと、私自身が子供を産んでから、色々と世界の認識が変わりました。

 カザドはあの決意をしてから、この世に憎しみ以外の何かを見いださなければいけなくなった人です。
 自分に優しくない世界で、自分以外の誰かのために行動し、信じてもいない希望ってやつをその子に教えなければいけない。褒められた生き方をしてきたわけでもないのにです。
 これまで培ってきた理屈も道理も全く通用しないうえに正解がない。しかし足踏みしてる間にも挑まなければ、あのやわやわの生き物は死んでしまう。果たして優しさだけで、どうにかなるものでしょうか。

 見ず知らずの死にかけた子供を、たった一人で生かそうとする。これは現実においてもあまりに無謀な行いであり、気持ちひとつでどうにかなるようなもんじゃありません。
 血の繋がりがあるからより悲惨な場合もあるのに、カザドとフェンリルは出会ったばかりの他人です。

 その無謀さに挑んだカザドは多分先のことなんか考えてませんでした。覚悟よりもまず、やってやんぞ!っていう勢いの方が勝っていた。
 でも彼が若い時には絶対に思い至りもしなかったでしょうし、その頃に出会っていたらまず間違いなく、フェンリルは生きていません。カザドが年老いたから可能だったとも言えます。

 しかしカザドの行動はふり返ってみてもやっぱり、フェンリルの為というより、救われたかった時にヒーローが現れなかった自分の為に、そうしたという感じが強いです。
 なのにフェンリルが育てば育つほど、罰せられているような気分に陥り、それに耐えきれなかったのかもしれません。結局は自分のことばかりだったのかも。でも喜びも確かにあったし、幸せを祈る気持ちだって芽生えていたはずです。となると、やっぱり優しいだけじゃないだろう。
 
 つまりね、我が子が魔王と戦う前に、魔王をぶっ殺すくらいの勢いある人にしなきゃ、こんな世界じゃ無理じゃんとなったんですよね。

 考えても見てください。お前の夫勇者やし、子供も素質あるやろ。勇者として世界救ってこいよって言われてさ、素直に納得するおかあさんいますかって話ですよ。
 いや、お前やれや。何のための国税やねん。ふざけんなよ。こいつ行かせるくらいなら俺行くわ。そのかわり分厚ぅーく援助せいよ。おら飛べ。なあ? っつって、魔王ではなくまず自国に対して、抗えなくても一回はタイマン張るくらいでなければ我が子は守れません。
 
 結果可愛らしいおじいちゃんから、豪傑くそじじいに方向転換しました。
 オルテガじゃんって思われたかもしれません。でもね、オルテガははじめから戦う人じゃん。魔王の倒し方もわかってんじゃん。だからどっちかいうとやっぱりおかあさんだな。とにかくカザドはそんな存在です。

 作中でのカザドの独白は、くさくさしていた部分も含め、私がバブちゃんな我が子を育成中に感じていたことでもあります。やってらんないってんだ。
 それでも私も、我が子が勇者認定されたら先に魔王ぶっ殺しに行くと思います。

 話が脱線した気がしますので戻します。
 
 改めて言いますが、本作には明確に主人公にした人物が四人おり、一区切り前にぼんやり決めていた目標が『第一部で主人公四人を登場させる』でした。

 第一の主人公カザド。第二の主人公フェンリルは言わずもがな。第三の主人公アルディーズ。第四の主人公も無事登場させられました。
 四人目は主人公兼ヒロインです。兼役です。アルディーズはヒロインになりえません。無理です。
 この第一の主人公を伝説にしたかったんですが、なったかな。どうかな。フェンリルがカザドを超えることは、一生出来ないのは間違いないかな。

 また、第二部についてですが、今年中には一章くらいあげられたら良いなと思います。しかし私、宣言通りにミッションできたことがなかったので……ああ、いつものあれやなくらいに、受け止めていてくださると、大変助かります。

 第二部にて物語は帝国へと舞台を変えます。作中何度もにおわせてきた存在がとうとう登場し、空気が様変わりしました。
 正直第八章は、アルディーズの為に用意したと言ってもいいです。地獄へようこそおいでませ。

 勢いばかりで書いてきたので、一度本文を推敲していこうとも思います。推敲後の文を更新するかは現時点ではわかりません。とりあえず第一部でマガジンにまとめたい。
 あとは我慢していた作品群を読みふけり、家事育児をし、仕事をし、らくがきをし、アレフガルドを救い、その後の世も救ってこようと思います。待たせたな魔王! あ、あと放置していた短編も完成させたいです。やりたいこといっぱいです。


【BGMとか】

 こっからはぶっちゃけトークといきましょう。
 何某かの創作をされている皆さん。創っててさぁ、音楽とか聞いたりするよね……?(いや、もうそれを創ってるほうだ!ってかたはごめん)

 私もね。めちゃくちゃ聞くのね! たとえば脳内でアニメみたいに動いてたりとかしてなんか聞きながら辛抱溜まらんくなりながら、うずうず書いたり描いたりしてんのね!!

 書きながら聞いてたやつとか紹介します。おこがましいながらも、キャラ専用のイメージソングにしてるやつなんかもある。
 聞いてやってもいいって方はこの先にお進みくださいまし。



【BGM】

金環食:志方あきこ

 まだ作品のイメージが固まってない頃にこれを聞いてばびびっときた。
 歌詞がもう、もろです。ありがとうございますという感じ。どんな話書きたかったんだっけという時に聞くと、初心に振り返れます。作品全体のテーマソングに近いです。

閃光弾とハレーション:日食なつこ

 ピアノでロックっていうね、かっこいいんですよ。勢いが大変フェンリルぽく聞こえるんですが、歌詞が何やらカザドのようでもあり。
 脳内アニメではOPに使われている。第二章~第五章くらいまでのイメージです。

エルフ:Ado
 
 ドラマの主題歌であって、私の作品の為の歌ではない。何なら全部そう。でも脳内アニメのEDです。迫力あるバラード。
 序章から第四章まででしょうか……もっと聞いてるな。

游生夢死:Eve

 こちらもEDとして脳内でクレジットと一緒に流れてくる。やめてくれとなる。
 第八章書き出してからこれしか聞いてないかもしれません。特に第八章前編のラストの方で聞いてほしい。
 歌詞に『恋をした』ってあるので、恋の歌か?と思いつつ。
 カザドとフェンリルが互いに抱いている気持ちは恋愛感情ではないのですが、今ここにいない誰かに会いたくて恋焦がれるという意味ではかなりしっくりきています。
 第八章前・中編のイメージ。

ふっかつのじゅもん:sumika

 第八章後編の序盤からの戦闘中に聞いてた。ドラクエ好きな人とか刺さるかも。小学生の声張った合唱みたいな歌い方がずーっとね。
『強引にだって進んでく♪』の歌詞が、やるしかなかったあそこらへんにマッチしてる。

15の夜:尾崎豊

 別にこれ聞いて書いてたわけじゃないんだけどね。第八章前編の馬泥棒のあたり。『ぬ~すんだ愛馬で走り出す~♪』って変換されてしまう。やめてくれ。
 十代のやるせなさとやんちゃさとかが、ね。

愛麗絲(Alice):米津玄師

 終章から第二部にかけてという感じ。歌詞と千鳥足みたいなメロディーがね。第二部ちょこっと書いてはいるんですが、冒頭でガンガン聞いてます。
『まっさかさまに落っこちた♪』がね。

陽はまた昇る:DOES
 
 子連れ狼し始めた頃のカザドって感じです。後悔とか色々な物を置き去るのではなく抱えることにした感じ。一度自分をぶっ壊してから再構築していくイメージ。

Sacred Play Secret Place:matryoshka Covered by Reina
 
 第七章~第八章中編のカザドのイメージです。ピアノカバーの和訳の方が好き。なんかこんな感じやったんやろうなと。
 

1.0:amazarashi

 
カザドからフェンリルへの気持ちを言語化するとしたらこんな感じかなと。さっきからこんな感じとしか言ってないな。


コバルトブルー:THE BACK HORN
 
 ここまでふっきれてはいないんだけど、フェンリルのイメージです。こんな感じで心ではもっとうるさく叫んでる感があります。

楯:倉橋ヨエコ

 これまたフェンリルのイメージ。第四章とか六章あたり。過去を振り返ってばかりで苦しくて祈ってる感じです。前に進めないんだよね。

さよならごっこ:amazarashi

 アニメ『どろろ』のEDなんだけどね。勝手にトルヴァのイメージです。
あの二人につきあっていくと決めたのは、やっぱり見てらんなかったってのが一番強いかなと。

うつろ舟:日食なつこ

 ボズゥのイメージです。考えなきゃいけないし考えたいし、よりよく生きたいはずなのに最善を選べない。そんな感じ。

春よ来い:松任谷由美

 これも有名曲。ヘルガのイメージ。覚えてるからね、待ってるからねって感じです。
 THE BACK HORNがカバーしているほうだと、フェンリルからヘイルへというイメージになります。

誰ガ為ノ世界:志方あきこ

巫覡ヴォルヴァが呪歌を使った際のイメージ。なんか始まりそう、強そうって感じ。


翡翠の狼:米津玄師
 
 スコルとハティのイメージ。歌詞はスコル。メロディはハティだなと。
 ちびっ子組でも良い。


悪魔の踊り方:キタニタツヤ

 アルディーズというよりは、登場した際のイメージ。顕現って感じ。ボズゥから見たアルディーズは正にこれでしょう。


 他にも色々色々あるんですが、キリが無いのでこの辺にしておきます。イメージ掴んでいただけたら嬉しいし、違うんじゃない?って意見もあると思われ。

【おわりに】

 最後に。第一部読了してくださったかたは本当にありがとうございます。感想とかやっぱり嬉しいよね……すごく嬉しいですよほんとう。
感謝の気持ちを表すにはやっぱりからあげ揚げるしかない。

 これから推敲して、第二部を公開していく予定ですが、第二部もしゃーねーなついていってやるよというかた。
 ごめん、わけわからんから俺はここまでだぜというかた。とにかく一瞬でも心揺さぶられたというかたがいたらしめしめです。

 次の地獄でまたお会いしましょう。それではまた。がばしょー!



【本編とか】

だいたいここで全部読める

【らくがきとか】

登場人物のらくがきとか

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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