264話 LaLaLaさん企画 この画像を使って作品を 参加作品 赤の娘の視線の先に Where the Red Girl’s Gaze Leads 【波打際編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
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この物語は、富士のあるこのイメージで始めさせていただく

むかしむかし、ある湖に青い龍がすんでいたそうな
その近くの村は雨もよく降り、田畑の作物が良く実り幸せに暮らしていたそうな

ある年は日照りが続き、田畑は枯れ、作物も枯れていった。
困った村人は、小さくなった湖に行きお供え物を置いて龍に祈った。
しばらくすると小さくなった湖からさざ波が立ち、
青い龍が姿を現した。
驚く村人たちの中から、年老いた村長が進み出ていった。
「お供えいたします。」
「どうか雨を降らせてくだされ」
青い龍は空を見て
「雨が降らぬのだな・・・ふむ・・・」
「まあ・・・できなくもないが・・・・」
ちらりと見てから言った。

「この娘を嫁にくれるならば降らせてもよいがの」
そういわれた娘は上を見上げて立ち尽くした・・・
「まあ・・・今すぐとは言わんがの」
村長は、少し時間を下されといい
少しだけ雨を降らせてくれないかといった
すると、そのまま龍は空に上がり、雨を降らせた。

村人たちは大喜びだった。
それからしばらくして、赤の着物の娘は隣の村に嫁に行った。
それを知った青い龍は目を吊り上げた。
「約束はどうなったのだ!」
怒りが収まらない龍は、空に上がると大暴れした。

が・・・その結果・・・大雨となり、
その村と隣村は濁流の中を流されていった。

しまった・・・・
龍は思ったがすでに遅かった。
そこには村はなく、村人もいない・・・
龍は一人だけで、湖の横にたたずんでいた。
しばらくすると、横に泥だらけの娘がいることに気が付いた。

「そなたの嫁に来たぞ。龍殿」
龍は泣いた。

その涙で泥は洗い流されて、赤の着物の娘に戻った。

それからしばらく、龍と赤の着物の娘しかいなかったが

雨がちょうどよい降り方をするその村は、作物が良く育ち、
流されていた村人も戻り始め、豊かな村になっていった。


永い歳月が過ぎ、その娘もいつしか老婆になり、そののち亡くなった。

その湖は、日照りが続き水が少なくなると、赤の娘の横顔が浮かぶのだという。

その姿を見た龍が泣くので、また雨が降り、
豊かな村に戻るのだと・・・・
赤の娘の視線の先に、

娘を思い出してなく青い龍が
今でもいるのだと

いずれ、
この湖にも雨が降るに違いないのだそうな

龍に思い出されて泣かれるほどだったなら・・・

きっと、赤の娘も幸せだったに違いないのだそうな

その村は、いつまでも豊かに続いていったそうな

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おしまい
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