228話 八百の歳の後 After Eight Hundred Years 【六代御前編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
七夕の吹き流しの下で見つめあうセオリとナビオを見届けた榮久は、
満足そうに振り返るとコノハを見た。

「今まで、ありがとう。」

「木の葉殿には、いつも助けていただいたな」

「え・・・? いえ・・・」
「わしももう歳だ。」
「次に生まれてくるときには、木の葉殿に巡り逢いたいの。」
「まあ・・・・本当ですか?」

「また、瀬織殿を追いかけるのでしょうに・・・」

「いや。そんなことはない。」
「木の葉殿だけじゃ。」

「それは・・・、八百の歳の後なのではないのですか?」

「・・・・わからん。」
「が、八百年なんてすぐじゃぞ。」

「そのころには、サクヤさんの青い車は、空を飛んでいるでしょうね。」

「そうだな」

「新幹線は、銀河鉄道を走っているのでしょうね・・・」

「そうだな」

「次の待ち合わせは、土星駅のステンドグラスの前でどうかな?」

「・・・・いいですけど・・・・」

「いまから楽しみだな・・・」

「イスパニアでは、お世話になったの・・・。」

「・・・・そんな昔のことを・・・・」

「それにしても、良いセリフをもらったものじゃな。」

「木の葉は何かを知っている。」

「そろそろ、教えてくれても良いじゃろう・・・」
「本当は、何を知っておるのじゃ?」

「さあ・・・」

そういって首をかしげて見せたコノハの目は、

笑っていた。
天の川を越える withまいか🐇デュエットバージョン Across the Milky Way: with Maika🐇 Version
オリジナル曲 天の川を越える Across the Milky Way

仙台七夕まつり 2026年 8/6(木)・8/7(金)・8/8(土)
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