113話 半僧坊 Hansobo: The Road into the Tengu’s Domain 【波打際編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
ある時も、座禅で一緒になった。
帰りに靴を履きながら
「この裏に山がある。もう歳だからわしは登らないが
貴方は若いから、一度行ってみるといい」
と榮久老人に勧められた。
確かに、行ったことがない。
せっかくそこまで勧められたのだし
「行ってみるか」
モリヤマ校長は、水路に沿って歩き出した。

しばらく行くと階段になる。
はじめは緩やかなのだが、次第に勾配がきつくなる。
半僧坊に行く看板がある。
建長寺の半僧坊には、このような逸話がある。
建長寺の霄貫道(おおぞらかんどう)老師が、
夢の中で白髪の老人に出会うという出来事があり
「私を関東の浄地に招けば、その地は永遠に栄える」
と告げたという。
こうして建長寺裏山に半僧坊が祀られることになったという。

この山を登っていけば、半僧坊があるという。
かなり険しい階段だ、段の石が大きい。
モリヤマ校長は、ハーハーいいながら登っていく。
汗で背中にシャツがくっついているのがわかる。
石像がいくつもある。
「天狗かな」

まだ階段がある。
もう少し頑張ろう。
半僧坊にたどり着く。
手を合わせてから外を見る。
眺めが良い。
森の向こうに海が見える。
いい景色だ・・・
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千住まいか🐇|AIイラスト&マーケティングさんのプロンプトを参照して作成しました。
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