131話 制作小話 緑亀 The Green Turtle: Awakening from Hibernation 【六代御前編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
先日、鶴見川の川に沿って、アスファルトの道路を散歩をしていた。
良い天気の日で、その日なら半そででも大丈夫だったなと思う。
上流から下っていく方向である。
アスファルトの道路に、丸い土が落ちているのを通り過ぎる。
はっとして引き返す。
土の塊を拾い上げると、小さな亀である。
耳のところがが赤い、アカミミガメ――ミドリガメである。
背中に土が乾いているところを見ると、おそらく冬眠から覚めて
川に向かう途中で、力尽きたとみられる。
掌の上で少し動いた。
「生きてる」
川に降りる階段を探す。

階段の下には草が茂り、水辺まで行けない。
降りられそうな階段を探し、いくつかの階段をやり過ごす。
ようやく降りられそうな階段を見つけて降りていく。
亀にも水音が聞こえたようだ。
掌の中で動き始めた。

川の水につけてみる。
泳ごうとしている。
これなら大丈夫。

手を離すと、水の底の方に泳いで見えなくなった。

たまには、良いこともしてみるものだ。
満足げに階段を登った。
そのうち、来るかもしれないと思って筆者は笑顔になった。
「その節はありがとうございます。」
「お礼と言っては何ですが、竜宮城にご案内します。」

ミドリガメの背中には、筆者は座れない。
動画 選挙 Video,Losing to Win は、5/6 134話、選挙 Losing to Winにて掲載いたします。
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