37話 砂浜 Beach — A Samurai Watching 【波打際編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
いつものようにスケッチをしていたセオリが、砂浜の一点を見ながらおびえていた。

柔道部の列の一番後ろを走っていたシンゴが、それに気づいて声をかける。
「どうしたの」
セオリは小さく震えながら言った。
「武士が見てる…」
「武士?…」
そんなもの、いない。
だが、セオリの表情は冗談ではなかった。

シンゴには何も見えない。
けれど、セオリが見ている方向に向かって、構えを取ってみせた。
相手を投げ飛ばすような動きをし、そのまま受け身まで披露する。

「ありがとう…」
セオリは小さく礼を言い、そのまま道路の方へ走っていった。
武士の姿は見えなかった。
だが、女の子を守れた気がして、シンゴはつい笑顔になった。
気がつくと、仲間たちはもう到底追いつけそうにない遥か先を走っていた。

※「こあら@SeaArt.AIイラスト×プロンプト発信」さんのプロンプトを参照し作成してみました。
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