220話 祝福 Blessing — Congratulations Back Then 【後期青春編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
あるとき、モリヤマ校長はメールを見ていて気が付いた。
「あれ? ツキムラ先生からだ。」
実は、昇進できなかったツキムラ先生は、別の学校に異動しその後、連絡は一度もなかった。
メールには、
御無沙汰しております。いかがお過ごしでしょうか。
モリヤマ先生は、今は波打際高校の校長をされていると聞き、
なつかしくメールさせていただきました。
実は、モリヤマ先生に見てほしいものがあります。
意見を頂けないだろうか。

あるクリエイトサイトのURLがある。
クリックして驚いた。
大量の原稿が話数を打って並べてある。
挿絵まである。
いくつかの原稿を読んで驚いた。

これは、すごい・・・
永年先生をしてきたツキムラ先生の知識と経験、熱い想いにあふれている。
「すごい・・いつの間にこんな・・・」
メールには、下の方にこう書いてある。
モリヤマ先生には、お詫びしたいことがある。
あの、教頭昇進の時、私はおめでとうを言っていない。
そのことが、気になっていた。

いまさらなのだけれど、今ならいえる。
「モリヤマ先生、昇進おめでとう。」
モリヤマ先生の眼から、涙があふれだす。

もう一度、原稿を最後まで見る。
一番下に、こうある。
もう一度、涙があふれ出た。
マガジンに掲載いただきありがとうございます。
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