125話 青空 Under the Blue Sky After the Imonikai 【青春編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
野外で食べる鍋は、どうしてこんなにおいしいのだろう。
今日もみんなで、大きな一つの鍋を囲んで、野菜や肉を切っては入れていく。
根菜は先に、肉は固くならないように後から、灰汁は丁寧に取り、緑の野菜は最後に、とか。
適当にやっているようで、意外とちゃんとしている。
レジャーシートが広げられ、海からの風が心地よい。
天気も最高だ。
――こんなに楽しいのに。
シンゴは思う。
こんな日に道場に行っているユリアは、本当に偉い。
やっぱり未熟者の自分とは違うのだ。

柔らかい里芋のねっとりした食感を味わいながら、シンゴはひとり胸の中でつぶやいた。
ユリアが隣にいたら、もっと嬉しいのに・・・
だからせめて、ユリアの分も食べておこう。
そう思って、どんどんお替りをしていく。
ありがちな話だが、こういう時は作りすぎる。
鍋の底には、まだ里芋とかがごろごろ残っていた。
「頑張って食べちゃってね」
みんなの期待を背負い、シンゴは最後まで食べ続けた。
「よし。食べきったぞ」
底が見えた鍋を前に、シンゴは満足そうに息をついた。

だが気づけば、他のみんなはいつの間にか二人ずつに分かれて、海の方を見にいったりしている。


楽しそうにしている三組のカップルを遠目に見る。
「……ふん」
シンゴは誰もいないレジャーシートに仰向けに寝転んだ。
ユリア今頃・・・稽古してる頃かな・・・
青空はどこまでも広がっていた。

動画 選挙 Video,Losing to Win は、5/6 134話、選挙 Losing to Winにて掲載いたします。
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味志ユウジロウ&あじずむさんのプロンプトを参照して作成しました。
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