280話 神様はご多忙により 序 God Is Busy — Prelude 【波打際編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~
いつも、お賽銭などを賜りましてありがとうございます。
先日は、地域のお祭りにもお招きいただき、多くのご寄進とごちそう、お酒などをいただき感謝しておるところでございます。
皆々様のご幸福とご健勝を、神としてお祈りしておるところでございます。
この小さな社に住む神様は、
地域の人々との交流を楽しまれているようである。

何より、お酒をお供えいただけるのはうれしいことで
つい昨日も、ありがたくいただき、気分良く過ごさせていただいた。
余計なことを言うようだが、神の立場から少しだけ
ご注意事項をお知らせしておきたい。
祈願いただくことは構わないのだが、合格祈願でよくあるので、
あらかじめお伝えしておきたい。
「貴方の第一志望 本当にそれでいいの?」
これはよくある。

「その第一志望・・・あなたのやりたい学科なくない?」
まあ・・色々ご事情は察するが・・・
「そこ、受かっちゃうと困るのは貴方だと思うよ。」
神の立場はそう見るのである。
「宝くじ当たりますように」
これは、神に祈っても仕方がない。
確率だからである。
そこは、神としては決めていないので、そのおつもりで
ただ、こういうのは・・・
祈る方も宝くじは外れるとわかっているので問題はない・・・
神の役割としては、ここには関知しておりませんとだけお伝えしておこう。

が・・・・
時折、ちゃんとした祈願をされる方がいて・・・・
神が困るのは・・・
こういう時なのである。
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