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69話 音楽堂 急 The Choir at the Concert Hall-Finale:Kyū 【青春編】波打際スケッチ Sketches of the Shoreline ~AIと創る青春物語~


会場を出て近くの公園に集まった。
区切りとしての反省会だ。

結果は、銅賞だった。

金賞は、有名進学校 銀賞は、有名女子高であった。

銅賞だって大したものだ。
だが、金賞を狙っていた場合は別だ。

みんな受賞したにもかかわらず暗い表情だ。
集まった公園での反省だが、特に失敗もなかった以上反省点として挙げるような項目もない・・・
要はレベルが違うということなのだろうか・・・

ユウスケ先輩は、
「よく頑張りました。去年に続いての銅賞受賞は輝かしい成果です」と言ったし、
マリカ先輩も、
「最高の演奏でした。今までで一番良かったと・・・思います」といったが最後は涙声になってしまっている。

そのあと、部長のケント先輩が
「良い成果を出すことができてとてもうれしい。皆さんの実力が証明されました。」といった後で
「次回こそはさらに上を目指していけるように頑張ってほしい。」
3年生らしく後輩に託す言葉を付け加えた。

受賞おめでとうと拍手をしあった。
次回こそはと目標ができたということだ。
そこで解散として・・・みんながめいめいに散り始めた

後ろを向いて涙を見せまいとこらえていたマリカ先輩は、すすり上げるようにしていたが大粒の涙を流し始めるとついに声を出して泣き出してしまった。

驚いたようにカオリ先輩やメグミ先輩が駆け寄ってくる。


一緒に駆け寄ったミツヤの眼が、涙でいっぱいになったマリカの眼と合った瞬間

――マリカはミツヤの胸に縋りつくように飛び込んきた。

思わずよろけながらも抱きかかえるようにして受け止めた。

カオリ先輩やメグミ先輩だけでなく、駆け寄っては近寄りかけるのだが、困って周りで見ている感じになっている。

エリやユキコに至っては一緒になって涙を流していて、もう収拾がつかなくなっていた。


どう見ても受賞したチームには見えない・・・



ユウスケ先輩が近くにいたメグミ先輩の肩を軽く叩くと目くばせした。


そして、周りを取り囲むようにしていたみんなをそっと連れて、その場を離れていった。

マリカはまだ泣いている・・・温かい。

ミツヤよりも体温が高いのが伝わってくる。
・・・すぐ目の前にある髪の毛からいい匂いがする。

ちらりと周りを見て誰もいなくなったことを確認すると
ミツヤは――思いっきり、マリカを抱きしめた。








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Kinu_AIイラストさんの、プロンプトを参照し作成しました。


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