社会を見る目を養う本3選
みなさん、こんにちは。Naseka です。
私は 哲学者・書評家 として、
自らを定義しています。
毎日ニュースを見ていると、
ここ最近は与野党の駆け引きの
話題で持ちきりですよね。
この記事を書いている時点では
日本維新の会が自民党と協力するのか
といった状況のようですが、
果たして 高市総裁が
首相指名を勝ち取れるのでしょうか。
…なんていうのはただの時事であり、
私たちが生きている社会は
毎日ダイナミックに動いているわけです。
そんな社会の動きをどのように評価し、
これからの流れをどう考えていくか。
民主主義政治は
国民あってのものですから、
私たちひとりひとりが
自分の考えを持って意思表明して
いかなければなりません。
そこで今回は、政治を含めて
社会情勢を見て考える目を養うのに
オススメな本を紹介していきます。
前回のオススメ本は こちら ↓
ウェストファリア体制 天才グロティウスに学ぶ「人殺し」と平和の法
何事もまずは基礎を知ることが大事。
その意味でまず薦めたいのがこちらの本。
現在 私たちが生きている国際社会は
「ウェストファリア体制
(ヴェストファーレン体制)」
と呼ばれる秩序で成り立っていますが、
皆さんは この体制が持つ意味を
どこまで理解しているでしょうか。
国家が独立するとはどういうことなのか、
国と国が外交したり
戦争したりということは
どういうことなのか。
日本は 80年に渡って
戦争を避けてきていますが、
国際社会の中で生きている以上は
こうした国際社会そのものに対する
理解が欠かせません。
外交だけでなく
自衛・防衛の話題についても
考える土台を養うことができる1冊です。
こんな人にオススメ!
・世界史に興味がある人
・なぜ現代社会が
今のような かたちになったか知りたい人
・「当たり前」の変遷に興味がある人
・忌憚のない批評が好きな人
教養としての「ローマ史」の読み方
続いても世界史の本ですが、
こちらはぐっと時代を遡って
古代ローマの歴史を追う1冊。
未来を見通すことは難しいですが、
過去を振り返るなら
歴史を学べばいい。
今と昔では文明レベルや世界の価値観は
大きく異なるので、中には
「今さら歴史を学んでも…」
と思う人もいるのではないでしょうか。
でも 人間が集まり国を作り、
その国を政治によって動かす。
そしてそのような国同士が争ったり
手を結んだりして、国際社会が成り立つ。
そういった営みの根底にある本質は、
意外と時代を超えて通ずるものが
あるんですよね。
とりわけ古代ローマの
政治体制の変遷を追うことは、
現代の私たちが生きる日本の政治を
考える上でも大いに参考になります。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
とは有名な言葉ですが、
これを機にもう一度 歴史から
政治を考えてみてはいかがでしょうか。
こんな人にオススメ!
・世界史(特に西洋史)が好きな人
・古代ローマについて学び直したい人
・ヤマザキマリ作品が好きな人
(テルマエ・ロマエ、プリニウス etc.)
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▷ 忙しい人には Audible版も
資本主義の次に来る世界
最後は どちらかと言えば
未来を考える1冊です。
私たちが生きている日本は
(少なくとも建前上は)
「民主主義」であると同時に
「資本主義」社会の中にあります。
政治には我々の日々の暮らしに
関わる部分が多いことから、
資本主義とは切っても切れない関係に
ありますよね。
とりわけ経済対策に関しては、
まさしく資本主義の観点から
諸々の政策が打ち出されていきます。
つまり政治を考える上では
資本主義の理解というものは、
避けて通ることはできないわけです。
とかく経済対策といえば
「物価対策」とか
「株価が上がるように」とか
判を押したような主張が多いですが、
果たして その前提にある
資本主義の価値観は
盲信していいものなのでしょうか。
私は別に資本主義を否定するわけでも
社会主義を推奨するわけでもないですが、
そういった社会の "前提" に一度くらい
疑問の目を向けてみても
いいのではないでしょうか。
これを読めば、自分なりに
「経済や社会がどうあるべきか」
といった考えが見えてくることでしょう。
こんな人にオススメ!
・資本主義への理解を深めたい人
・今の資本主義の世界に疑問を持つ人
・格差是正を訴える人(政治家を含む)
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▷ 忙しい人には Audible版も
今回も お読みいただき、
ありがとうございました。
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私の好きな言葉に「本を読む者は読まない者の数倍の人生を生きている」がある。それは読書を通して、著者や登場人物の思考や経験を自分の中に取り入れられるからだ。本を自分の中で消化することで、人生経験はぐっと高められるぞ。
— Naseka@令和の哲学者 (@philosopher_018) October 7, 2025
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