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キングダムで学ぶ "ナメられない方法"

みなさん、こんにちは。Naseka です。
私は 哲学者・書評家 として、
自らを定義しています。

令和という「タイパの時代」に
提唱する連続哲学シリーズ
「マンガは令和の哲学書!」

今回は
「キングダムで学ぶリーダー論」
第 12 弾!

中華統一を目指す
"キングダム" には、
たくさんのキャラクターが登場する。


今回 題材にするキャラクターは
秦の丞相(のちに相国)
呂不韋りょふい

信と政のふたりを主人公として
展開していく キングダム。

信から見れば敵は 相対する武将だが、
政から見れば その前半は
他国というより むしろ
呂不韋との戦いだった。

秦王と臣下という
関係だったにもかかわらず、
加冠の儀まで 呂不韋は
その権力を存分に振るい やりたい放題。

抱えている勢力の違いから、
政も呂不韋を窘められず
何度も命が危うくなる場面があった。


さて、そんな話の流れから送る
今回のテーマは
「ナメられないために 」

非常に俗っぽい表現をすれば、
政は呂不韋に "ナメられていた" わけだ。

「自分より年上の部下に注意できない…」
「ルール違反を見ても
 空気が悪くなるのを恐れて見ないフリ…」
「見て見ぬふりをしていたら、
 どんどん調子に乗られて困ってる」

このような悩みを抱えている人、
意外に多いのではないでしょうか。

この記事では、
「毅然としないこと」が
どれほど大きな損失を生むか
を、
『キングダム』の “政と呂不韋” の
関係から読み解きます。

悪いことを悪いと言えないリーダーが
組織に与える影響、
毅然とした態度を示さないと
人はどのようになっていくのか。

そして、毅然とした態度を取ることで
あなたを取り巻く人間関係が
どのように変わるのか。

この記事を読み終えるころには、
「これからは言うべきことは言おう」
と前向きに思えるように
なっているはずです。

そして、その変化が
より生きやすい人間関係を
作っていくことでしょう。

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なぜ人は増長するのか

キングダムを読んでいると、
呂不韋のやりたい放題っぷりには
驚くというより もはや言葉も出ない。

もっともこれは
現代人の感覚で見た話であって、
サバンナ並みの
弱肉強食の時代ということで
名ばかりの王よりも
権力・財力・集団力を
兼ね備えている方が
強いということなんだろう。

呂不韋の場合はクーデターを起こして
自分が秦国の頂点に立とうという
野心があったから、
そりゃあ大人しく従うわけがないのは
無理からぬことではある。

私たちの日常生活においては
さすがにここまで極端な関係性は
珍しいと思うけれど、
"上司と部下" や
"リーダーとメンバー" みたいな
関係においては、前者の意向に
従おうとしない人は たまにいる。

その彼らのほとんどは、
よく観察してみると
実は最初から反抗的なわけではない。

最初は誰にでもあるような
小さな不満から始まるが、
あることをきっかけに
次第に "増長" していくのだ。

政に対して従順だった頃の呂不韋が
作中で描かれたことはないから
ここは推測になってしまうが、
呂不韋は 何も最初から君主相手に
反抗的ではなかったと思う。

少なくとも
「この王を亡き者にして自分が…」
などと最初から
考えているような人物だったら、
そもそも ここまで
重用されなかっただろうし。

彼もまた 増長に次ぐ増長の結果、
秦国内外を巻き込んだ騒乱を
起こすことになったのだ。

では、何が原因となって
人は増長していくのだろう。

それは

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