#1210 労務論33|企業の夏季休暇について
毎日アホみたいに熱いですね。
こういう時に炎天下でスーツを着て出社する仕事じゃなくて良かったと、リモートワークの恩恵を感じずはいられない限りです。
皆さんも熱中症には気を付けて下さい。
そんな感じで夏と聞くと絶望を覚えてしまいがちですが、夏には「夏季休暇(夏休み)」という嬉しいイベントもあります。
そんな感じで本日は企業の「夏休み」について考えてみました。
企業はなぜ「夏季休暇」を導入するのか?

夏季休暇は法律で定められていません。
日本の労働基準法では、「年次有給休暇」については定められていますが、「夏季休暇」という名称の特別休暇については義務化されていません。
しかしながら厚生労働省の調査や就職情報企業(リクナビ・マイナビなど)のデータでは、上場企業の約70~80%が何らかの夏季休暇制度を導入しているという情報もあります。
一方で中小企業では、制度はあっても実質的には有休消化による休暇となっているケースも多いのですが・・・
そんな感じで法律では定められていないにも関わらず、なぜ企業が夏季休暇を導入するか、理由は下記の通りです。
1. 従業員のリフレッシュ・健康維持
夏場は暑さによる体力消耗も大きく、業務効率が下がることもあり、肉体的にも精神的にも摩耗してしまう、そんな地獄のシーズンです。
故に、一定期間の休暇を与えることで、心身のリフレッシュとパフォーマンス向上を図ることは必要と考えられており、夏季休暇は導入されております。
2. 帰省・旅行のニーズへの対応
これも日本ならではのカルチャーですね。
お盆時期は、日本では古くからの習慣として「実家に帰省する」「墓参りをする」といった文化があります。故に、夏休み=お盆=帰省=休みみたいな感覚でしょうか。従業員のニーズに配慮する目的でも、夏季休暇は導入されております。
3. 業務の閑散期への対応
上記の1と2の理由によって、夏休みをとる企業は多いです。
で、BtoBの業種にとっては、夏季に業務が落ち着く場合があり、その時期に休暇を設定することで業務効率を最適化する狙いがあります。
皆休んでるからこのタイミングで休んでしまえ、という感覚ですね。
4. 計画的な有休取得の促
あとは、制度としては夏季休暇は設けていない企業に関しては、有給休暇の取得率を上げるため「夏季休暇」として有休取得を奨励する企業もありますね。事実上の夏季休暇ではありますが、有給でもあるのでちょっと複雑ですね笑
企業は夏季休暇はどのように設定するか?

これは企業によって異なりますね。
1. お盆時期に「一斉休業」として設定する方式
最もよくある、スタンダードな方式ではないでしょうか。
例年 8月13日〜16日頃(お盆)を中心に、会社全体を休業にするスタイルです。
前述で挙げた通り、こういう会社の1つ1つが「みんな休みだから休もう」を創るんですね。
製造業や建設業など、チーム全体での稼働が求められる業種に多いです。例:トヨタ、パナソニックなどの大手製造業
2. シフト制・交代制による分散取得方式
サービス業、医療、物流、飲食などの 常時営業が必要なサービス業などの業種で導入される制度ですね。お盆が搔き入れ時だったりする業種はこのスタイルとなります。
業務に支障が出ないように、上司の許可が必要な場合も多いですが、繁忙期を避けて閑散期を狙えたり、メリットも多いです。
例:スーパー、ホテル、病院、カスタマーサポートセンターなど
3. 年次有給休暇の取得推奨(計画年休)型
これは前述の4のスタイルですね。
会社が特別な休暇を付与するのではなく、有給休暇の取得を奨励する方法。お盆時期に合わせて「この期間に有給を取りましょう」と社内で呼びかけるものですね。
例:中小企業、IT企業などで多い
4. 連続休暇制度(自由取得型)
社員に 5日間前後の休暇を与え、好きな時期に取得させる方式です。
混雑期を避けて旅行などができるため、福利厚生としての評価も高く、7月〜9月の間で自由に取得可能とするケースもあり、肌感ですがこうしたやり方の企業が再イン増えている印象がありますね。
例:ITベンチャー、広告、クリエイティブ業界など
5. 夏休み+有給休暇の組み合わせ型
「会社が3日間の夏季休暇を付与」し、「あとは有給休暇で7連休にしてOK」など、特別休暇と有休を合わせて長期休暇を実現するスタイルを取る人も多いですね。
海外旅行や帰省に適した制度設計も可能です。
まとめ
社会人になってから、夏休みの記憶がほとんどないですね笑
全く何もしてない訳ではなく、どこかに旅行に行ったり、遊んだりしているのですが・・・なぜ、ここまで記憶にないのか?
それは仕事ばっかりしているからでしょう笑
僕は「みんなが休んでいる時に働く」のが好きだったりするので、お盆とにむしろ好んで働いており、みんなが働いている時に休むのが好きだった入りするんです。こうした人間も多いでしょう。
ただ、今年はもう無理なのですが、来年とかはお盆に旅行に行くなど「THE 夏休み」みたいなものも満喫したいですね。
そんな感じで脈絡なく、夏にみたい映画を紹介しましょう。
