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#359: 社長の人脈作りではない。1回の出張で100人と対話する「ガソリンスタンド事業者」の真の目的。

富山県高岡市のTASU、富山県氷見市のHimi-Biz、そして岐阜県大垣市のGakiBizと続いた数日間の登壇&出張ラッシュが一区切り。

各地でお会いし、熱い時間を共有してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

はたから見れば「怒涛のスケジュール」に見えるかもしれませんが、実は僕にとって、このくらいの予定は決して「過密」ではありません。

出張の際には予定を詰め込んだトリップにするのが僕のデフォルトであり、月に1、2回はこのペースで各地を飛び回っています。

今日は、出張終わりの少し落ち着いた時間の中で、この働き方の裏側にある「関係資本」と、それを支えるシステム、そして「チームへの底支え」について書き留めておきたいと思います。

1. 数字ではなく「すべてがビジネスの文脈」であるという濃さ

今回のnote(#355#357#358)では公告されているコミュニティイベントやセミナーや相談業務についてレポートしましたが、その裏で、記事には書いていない個別でお会いしている方々や、各団体・プロジェクトの打ち合わせなども多数並行してこなしています。

結果的に、この数日間の1回のトリップで、100人近い方々と対話をしたことになります。

ただ、「100人」という数字が大きい小さいと言いたいわけではありません。たまたま今回はこの人数になっただけで、これ以上の時もあれば、これ以下の時もあります。

僕がここでお伝えしたいのは、なんとなく世間話をした人数ではなく、「この全員と、ビジネスという文脈で深い会話ができている」という事実です。

短い期間でこれだけの方々とビジネスの熱量をぶつけ合えるというのは、我ながら非常に「濃い」やり方だと思っています。

そして、なぜここまで一気に動けるのかといえば、僕が普段実践している「リモート経営」という特性が強く効いているからです。

日々の業務や思考の壁打ちはAIを使って徹底的に効率化しているからこそ、いざ出張に出た時には、温存した時間と体力のすべてを「対面での対話」に全振りできるのです。

2. 会費ゼロ。自然体で築く富山県内外の「関係資本」

こういう濃密なトリップを数年にわたってこなしていると、面白いことに気づきます。 それは、「ものすごく短い期間で、強固な関係資本が形成されていく」ということです。

出張先での時間は限られており、「次にいつ会えるか」という明確な約束がないことも多い。だからこそ、お会いできる皆さんはその時間を「非常に貴重なもの」だと思って、とても大切に使ってくださいます。

お互いに探り合いをしている暇はありません。席に座った瞬間にトップギアで本音をぶつけ合い、ヒリヒリするような壁打ちを行い、一気に懐に入り込む。

ダラダラと何度も会うよりも、遥かに深く質の高い関係資本が築けます。

ちなみに、僕はこうした繋がりを作るために、何かしらの団体に会費を払って所属したりは一切していません。

今回の高岡や氷見といった富山県内はもちろん、岐阜県の大垣市など県外に飛び出したとしても、出会う方々はすべてオーガニックに関わってくださる方ばかりです。

お金を払って得たネットワークではなく、純粋な熱量とビジネスの文脈だけで、場所を問わずこれほど深く繋がれることは、本当に嬉しく、ありがたい話です。

3. 出会いを繋ぐ「発信」というメッセージバック機能

さらに、こうして各地で築いた関係資本をその場限りのものにしないための仕組みもあります。それが、並行して行っている随時のSNS発信や、この「毎日note」、そして毎月連載している業界誌での発信です。

出張のリアルな場で熱量をぶつけ合った後、これら全体が「外向きへの発信」として機能することで、関わってくださったすべての方々へ、くまなく「メッセージバック(感謝やその後の近況報告)」ができる非常に良いシステムになっています。

「あの時の話、こんな風に言語化されましたよ」「あの熱量を持って、今こんな風に進んでいますよ」と、直接会えない時間も発信を通して伝え続けることができるのです。

もちろん、この過密な出張トリップとリモート経営をこなしながら、日々の発信システムを維持し続けるのは相当に大変なことです。ですが、これが関わってくれた方への恩返しだと僕は思って日々泥臭く行っています。

4. 僕はあくまで「ガソリンスタンド事業者」である

そして、僕がこうした濃密な動き方を繰り返す最大の理由であり、最もお伝えしておきたい僕のスタンスがあります。

「外部の方と知り合いになって人脈を広げること」が社長の仕事だという感覚は、僕には全くありません。 僕はあくまで「ガソリンスタンド事業者」です。

僕が各地を飛び回る最大の目的は、自社のガソリンスタンドを「地域経済活性化のインターフェイス(接続点)」にするための取り組みを探し、そして創りに行くことです。

そのビジョンを実現するために、あちこちで色々な方を巻き込みに行っているというのが、僕の本当のスタンスです。

出張先でビジネスの種を見つけ、新しい取り組みを進め、自社の「Boost X project」へと確実にフィードバックをかける。そういう全体のシステムを構築しており、僕の各地での動きが、そのまま自社の事業を拡張するきっかけをつくる流れとなっています。

新規事業が成功する確率は、定義にもよりますが、10%未満と言われたり、0.3%と言われたりします。つまり、1%前後でしかうまくいかないというのが一般論である。

しかしながら、僕が1回のトリップで100人近い事業者と関わり、ビジネスの議論しています。

過去の記事でも書いていますが、僕たちのガソリンスタンドは昨年度は10個以上の新規事業やサービスをリリースしました。これは量を担保している僕たちにとっては、非常に普通の実績だと僕は思っています。

つまり、すべての行動の「整合性がとれる仕組み」の上で、僕は色々なところを飛び回っているわけです。

そして、このシステムが成立するのは、僕が不在の間もしっかりと現場を守り、日常の業務を回してくれている「会社のメンバーの底支え」があるからこそです。

僕が各地で暴れ回り、事業の種を持ち帰れるのは、富山の現場で泥臭く働き、プロジェクトを共に推進してくれている彼ら・彼女らの存在があるからです。

5. 持ち帰った熱を、次なるアクションへ

各地でいただいた凄まじい熱量と、このトリップで形成された新しい関係資本。 これをただの「良い思い出」で終わらせるつもりはありません。持ち帰ったエネルギーは、自社のメンバーに還元し、次なる泥臭いアクション(行動)のガソリンとして燃やしていきます。

たくさんの対話から得たインスピレーションを胸に、明日からもまた、それぞれの現場で共に前へ進んでいきましょう!

関わってくださったすべての皆さま、そして留守を守ってくれた自社のチームに、心からの感謝を。

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