【歌詩】~雨恋~ 雨が降って来たね。
(ひ)
「雨が降ってきたね。」
振り向くと君がいた。
雨の校舎の入り口で
後ろに響く優しい音(ね)。
幼なじみの君がいた。
その関係は────────
高校になっても
変わらないはずだった
そんなキミに恋をした
「そうだね。かなり降ってるね」
ボクはハニカみ目を伏せて
自分の「ことば」を抱きしめた─────。
( ふ )
「雨、なかなか止まないね」
キミは真っ直ぐボクに言う。
「濡れるから・・・こっちおいでよ。」
キミはボクの背中を摘まみ
そっと身体に引き寄せる─────
隣合う君とボク
触れあう肩先・・・
香る雨
君のその
あったかい肩を─────
ボクの心は
ギュッと強く抱きしめた。
(み)
「綺麗な太陽が見えるよ。」
「キレイなオヒサマが見えるね!!」
2人の声が自然に重なる。
視線が重なる。想いも重なる。
2人の望みは同おんなじで
「スキ」も「笑顔」も同じで
ボクとキミ
同じ優しさ抱いたまま─────
蒼空の先
その陽の先へと
そっと一歩を踏み出した。
そっと「好き」を差し出した。
【雨が降ってきましたね。】
「もっと一緒にいたい」「帰りたくない」という
相手への想いを重ねる「ことば」として使われることがあります。

※この「詩小説」が元ネタです。
★片桐みかん様、
「雨」のテーマの「歌詩」ができましたので
お贈り致します。
これは元々、【詩小説】だったモノを
【歌詩】に変換させました。
宜しくお願い致します。
★片桐みかん様、マガジンに収録して頂き ありがとうございます。
★とわさん、マガジンに収録してくださり ありがとうございます。
