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精一杯の正装|ことり日記|第四十八話

地域のクラブの、
全員が集まる会議に
招いていただきました。

担当の方が、賞の報告をされる場で、
受賞者として紹介してくださるとのこと。

ただ、仕事と重なっていました。

遠慮したい、と一度は伝えたのですが、
どうしても、と言っていただいて、
職場に都合をつけて、参加しました。

行ってよかったです。

賞をいただく側なのに、
欠席していたら、
逆に失礼になるところでした。

当日は、一言、
挨拶とお礼を言う必要がありました。

服は、いつもの着回しです。
でも、化粧は得意ではないので、
美容室で顔と髪のセットをお願いしようかと思いました

お金のことを考えると、
一瞬、悩みました。
いつもなら、我慢するところです。

でも、その日は、
やってみることにしました。

先にあった、ホテルでの授賞式。
あの華やかな場で出会った
女性たちの姿が、
どこかで、刺激になっていたのかもしれません。

精一杯の、正装でした。
あの日、私は、
少し変わったのかもしれません。


自分のために何かをすること。その後の私の話です。

自分へのご褒美を学んだ日──偶然の一人旅から
https://note.com/bold_swift2032/n/n961f01dc4b2d


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