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夏のさわやか対談②                    「あの子のにおいがやめられませんⅡ」                                          




えー・・・😅
1回で終わると思っていたので、
長いタイトルにしたら、
Ⅱを入れると下の段に行ってしまうので、
やむなく「!」ビックリーマークを削りました。😂



「考えるんじゃない!感じるだ!」の教えの如く、
見えないけど、タイトルの中に、
「!」が、入ってると思ってくださいね。🤣




え~、それから初夏と題しましたが、
5月初旬から、6月初旬までだそうですね。

①の時点で、もう過ぎていましたね。😅



この②の続編も、7月の下旬ですからね、
夏休みも始まっております。
今回で終わらない可能性もありますので、
「初夏のさわやか対談」から、
『夏のさわやか対談』に、
改題させていただきたいと思います。




田山

「鳥めしも食べ終わったので、
 今回で帰りたいので短めでいいから、
 終わりにしてくれると助かるの。
 群馬の夏は暑い・・・😅」



できれば終わりにしたいです。
早速、『蒲団』の続きいきますよ!
前回は、田山先生のアバターともいうべき、
30代半ばの既婚者、竹中時雄(作家)のもとへ、
弟子志望の横山芳子さんが来ました。



ところが、この芳子さんが、
時雄のドストライクなタイプの若い美人女性だったのです。
芳子さんと、ひとつ屋根の下で暮らすことになったから、
時雄がどうなってしまうのかと言ったところから、
今回はスタートします!



田山

「大変なことが始まってしまうんよ。😓」



モデルは、岡田美知代さんという方です。
芳子さんと同じく、田山先生のお弟子さんでありますが、
どちらも、なんと19歳!
田山先生も時雄も、既婚者で30代半ばであります。
明治時代ですと、40代後半から50代とお考えください。



明治の頃、女性は、
16歳か20歳で結婚するのが普通でした。

ねこま先生みたいなおじじのもとへ、
19歳の結婚適齢期の若い美人さんが来たから、
もう普通じゃいられないですよ!



田山

「わしは既婚だし、弟子を入門させるという大義名分があるけど、
 ねこま先生みたいな、独身のおじじのところへ、
 19歳の娘さんが来たら、今だと犯罪ですよ。😂」



田山先生と美知代さんの間に、
どういったことがあったのかは、
これから時雄と芳子さんを通して、
わかってくると思います・・・



田山


「だめっ!それは言わない約束よ。🙊」




前回のお話を読んでないよーって言うアナタは、
ぜひ、先にこちらをお読みになってから、
こちらをお読み始めるになることを、おすすめします。











時雄は、前回も書きましたが、
妻も子もいますが、毎日が孤独に感じていました。
1回、1回言いませんが、時雄=田山先生だと、
だぶらせてお考えくださいね。



田山

「なんじゃ、そのふくみのある言い方は。😅」



ボクもそうですが、世の成人男性はみんなそうだと思います。
女性はどうなんだろうな。こういうのあるんだろうか。
毎日、何の代わり映えの無い職場に、
若くてキレイな女性が入って来ますと、
パァーっと、華(はな)やぐんですな。
お父さん、経験あるでしょ?そうでしょ?😁



田山

「学生なんかも、男はみんなそうじゃよ。ホッホッホッ」



今まで無かった、机の上にキレイな花が飾ってあって、
朝来ると、その若い美人が、「おはようございます。」、
なんて机をふきながら、こっちに微笑(ほほえ)むわけですな。
お父さん、今、うんうんって言ってるでしょ?わかりますよね?



田山

「また本題にいくまでに長くなるで。😂」



そんな孤独な世界が、芳子さんが下宿することで、
崩れていくわけです。田山先生なら、美知代さんです。
ちょっと女性のアナタがお怒りになると思いますが、
時雄は芳子さんと比較して昔の恋人、
つまり、今の奥さんのことをこうボヤいています。



明治になって、女性も服装・髪型・考えと、
近代化していって、街を歩けば、
昔のように三歩下がって歩く女性も見かけなくなり、
夫の隣に並んで、楽しそうにおしゃべりする若妻がいる。



そこへいくとわが妻は、今だに昔の髪型、服装、考え方で困る。
おまけに、私の悩みや苦労して書いた小説も読んでくれない!
「子どもさえ育てればそれでいい。」そのことばっかり。
これを孤独と言わずして、何を孤独と言おうか!
・・・みたいなことを、時雄は言っているわけですな。
(横目で田山先生を見る)



田山

「な・・・なんじゃ、女性読者の代弁者みたいな視線は。😅」



時雄の永遠に続くかと思われた孤独の世界が、
新しい時代の風を身にまとった、
若く美しい女学生の登場で、一変するわけです。



田山

「ホントに一変しちゃったなあ。(遠い目)」



明治の風に包まれた若く美しい女性が、
「先生!先生!」と、時雄を慕うわけですから、
それに心が動かない男などいるであろうか!
と、そう言っています。



田山

「ねこま先生もそうじゃろ?
 若い女の子に、ねこま先生!
 なんて慕われたら、心動くじゃろ?」



動く、動く。(うんうん。)



若々しく弾むような声と、
清流を跳ねる若鮎のようにしなやかな肉体。
このふたつを兼ね備えた女性が、
ひとつ屋根の下にいるんですよ。
時雄にとって、そんな夢の毎日が、
一か月続きました・・・



田山

「わしが書いたのより、
 文学的表現を使われると困るのぉ😅」



産後の奥さんを助けて、
靴下やマフラーを編んでくれ、
子どもと遊んでる芳子さんを見ると、
時雄は新婚時代を思い出して、
仕事帰りや外出して玄関の前まで来ると、
胸が高鳴ります・・・




新婚時代なんかないわ!
😡😡😡




田山

「まあまあ、お話の中でじゃから。
 ねこま先生、そんなに青スジ立てんでもええやねん。😅
 

 
 
 ねこま先生も、明治とか戦前やったら、
 戦後も昭和30年代くらいまでかな?
 周りがだいたい結婚決めてくれるから、
 今みたいに寂しい人生を送らなくても、
 よかったのかもしれんな。



 
 自由恋愛なんて、あれだよ。
 みんながみんな、自由恋愛が得意じゃないんだから、
 ねこま先生みたいに、売れ残るやつであふれるんだから、
 周りが結婚させてしまうというのも、
 ねこま先生みたいな、寂しい人生を送る人がいなくていいんじゃよ。」





ちょっと!
先から、人の名前ばっか出さんでくださいよ!
それに、売れ残りってなんですか!😡😡😡



田山


「ちょっと続きを読んでやるから。
 ねこま先生、よくイメージしなさいよ。


 
 時雄が玄関を開けたら、そこの天使のような笑顔と、
 甘い香りがするピチピチとした肉体がある。

 
 
 以前は、時雄が夜に帰って来ると、
 小さいランプが寂しく灯ってましたが、
 今は、夜遅くに帰っても、
 ランプの下で、芳子さんの白い手が編み物をして、
 いろんな毛糸の玉を膝の上に乗せていて、
 明るい笑い声が、家いっぱいに広がっています。」

 

 


これこそが、”しあわせ”です!
田山先生!!😭
ボクの芳子さんは、どこにいるんやろか。😔



田山

「やっと落ち着いたので、続きを頼むぞい。」

 
 


しかし、そのしあわせは終わりを迎えます。 
誰あろう、奥さんが表立って不満は言わなかったのですが、
もう表情に不安が満ちていたそうです。



奥さんとしたら、正妻の座の危機とばかりに、
もしかしたら、芳子さんに今の地位を、
奪われるんじゃなかと思ったのかもしれません。
奥さんばかりじゃありません。
奥さんの親戚の間でも、芳子さんのことは、
問題になっていたのです。



田山

「妻や親戚の顔色もうかがわないといかんのよ。
 しあわせって、つかの間なんです。😔」



時雄は悩んだ末に、芳子さんを奥さんの姉の家、
軍人の未亡人の家に預けることにしました。
そこから、麹町(こうじまち)の女学校に
通わせることにしました。


 


―― まあ、一段落したわけですが、
奥さんとしたら不安になるわけで・・・
時雄というか、田山先生は、
周りにバレるほど、わかりやすかったんじゃないかな。🤔



田山


「どうなんやろうか・・・😅」
 



―― と言ったところで、
今回はここまでとなります。
師弟の愛が、男女の愛に変わることはよくあります。
まだ結末までお話できないのですが、
田山先生の場合は、時折出て来ましたが、
妄想で今のところ終わっていますよね。



田山

「ま・・・そんなストレートに言われると
 ツラいところがありますな。😅」




実はですね、田山先生の身近な方で、
妄想で終わらずに、若い娘さんと、
一線を越えてしまった方がおられます。



田山

「わしの友人で、島崎君・・・
 島崎藤村君やね・・・
 あれ・・・ちょっとわしの影響もあって
 ちょっとスマンことをしたね。😓」



田山先生の大親友であります、
島崎藤村さんですが、
『蒲団』で、田山先生が若い娘に、
鼻の下を伸ばしてだらしなく情けない姿を
さらしたことで衝撃を受けます。



『蒲団』の登場によって、
私小説(自分の実体験や恥部を暴露するスタイル)の
ブームが文学界に巻き起こったため、
大親友でもありますが、同時にライバルでもあった、
島崎藤村さんに火がついてしまいます。



島崎さんは、


「よし!オレも田山君に負けないくらい、
 自分の恥ずかしい部分をさらしてやるぜ!

 よっしゃ!恥ずかしい実体験を書いてやる!🙈」
 
 


そう決意しまして、
島崎藤村さん曰(いわ)く、
「自分の最も醜い現実」として
『蒲団』の発表からしばらく後に
世に発表したのが・・・



小説『新生』であります。



田山

「島崎君のライバル心が大変なことに・・・」



内容はと言いますと、
家事を手伝いに来ていた姪(駒子)との
ドロドロの男女関係と告白を描いた小説
なんですが、



田山先生の場合と違いまして
妄想(未遂)ではないのですから、
文学界で大炎上するだけでなくて、
新聞にも載ってしまって大騒ぎになり、
島崎藤村さんが、一時期、
文学界から姿を消すという一大スキャンダル

なってしまったから大惨事です。😂



田山

「やっぱり妄想が一番ですよ。🤔」




と言ったところで、
次回へ続きまーす!!




さようなら!






次回へつづく・・・(Gemini先生版)






何回続くんやろか😅(コパヤン版)








※前回に引き続き、当然のことながら、
 田山花袋先生が、お書きになられたりなど、
 史実通りのものもありますが、
 それ以外の、本作における田山花袋先生のコメントは、
 ボクの創作です。


 
 田山花袋先生のファンの方、
 大変多いかと思いますが、
 お許しいただけたらなと思います。
🐯






※このお話は、三才ブックス刊『文豪 憂鬱な癖』
(朝霧カフカ監修)を参考にしています。


前回に引き続き、ありがとうございました。
深く感謝いたします。







最後までお読みくださり、ありがとうございました。





E・N・D







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