元保育士プレママが絶対に入れる「陣痛バッグ5個・入院バッグ10個」の秘密兵器
こんにちは、ぼぶです。
私はこれまで9年間、保育士としてたくさんのお子さんをお預かりし、多くのママやパパたちをサポートしてきました。
仕事柄、子育てに関する知識や赤ちゃんの扱いにはそれなりに自信があった私ですが……
今、初めての出産を控えた「初産プレママ」として、毎日をドキドキしながら過ごしています。
いざ自分のこととなると、やっぱり不安は大きいものです。
先日、出産準備のために購入した定番の雑誌をめくっていたのですが、そこで私は大きな衝撃を受けました。
誌面にドーンと書かれていたのは、「陣痛バッグと入院バッグはしっかり分けましょう!」という文字。
「えっ、バッグって2つに分けるの!?」
「しかも、それぞれ中身が全然違うの!?」
初めての出産を控えた私にとって、それは本当に未知の世界でした。「陣痛用」と「入院用」。それぞれ何から手をつけて、何をどう入れたらいいのか、本当にわからない。そもそも、バッグどうしよう?と、しばらくフリーズして悩んでしまいました。
もちろん、パジャマや下着、洗面用具、産褥ショーツ、そして陣痛の合間のエネルギー補給用にとりあえず用意したゼリー飲料といった「産院から指定された基本の荷物」は、先輩ママたちのブログなども参考にして、なんとかバッグがパンパンになるくらい詰め込みました(笑)。
今回この記事でご紹介するのは、初めてで何もわからなかった私が、「保育士としてこれだけは絶対に外せない!」とガチで厳選・仕分けした15個のアイテムです。実際に私もこの15個をバッグに入れました。
大量の基本の荷物とは別に、私が9年間の保育士生活で培った「お部屋を快適に整える環境構成」をプロの目線でお届けします。
今まさに、2つのバッグを前にして「本当にこれで足りる?」「何を入れたらいいかわからない!」と頭を悩ませているプレママのあなたへ。
少しでも入院生活の不安が消えて、ワクワクに変わるヒントをお届けできたら嬉しいです。
👜陣痛バッグ(5個)〜分娩室の即戦力に〜
まずは、私が悩みに悩んで厳選した「陣痛バッグ」の中身5選をご紹介します。 陣痛バッグのテーマは、ズバリ「分娩室をサバイバルする即戦力」。
陣痛の嵐が来ているときは、バッグの底から何かを探す余裕なんて1ミリもないはずです。1秒で、片手で、ノータイムで使えることを基準に、さらにこれからの出産を迎えるという夏の時期に合わせた暑さ対策を組み込んで5個に絞り込みました!

1. ストロー付きペットボトルキャップ
定番中の定番ですが、これは本当に命綱になると思います。
保育園では、子どもたちの水分補給のタイミングや「飲みやすさ」には常に気を配っていますが、陣痛中のママも同じ。
寝転がったまま、上を向いたままでも、体勢を変えずに片手でカチッと開けて1秒で水分補給ができるこのキャップは、分娩室の絶対的な相棒です。
2. テニスボール
これもよく耳にするアイテムですが、お産の痛みを逃すための必須アイテム。
痛むお尻や腰をギューッとテニスボールで押し当ててもらうことで、お産の進みを助けてくれます。
パパに押してもらうも良し、自分でボールの上に乗るも良し。自分の体をいたわるグッズの一つとして、迷わずバッグの1番上に乗せました。
3. お気に入りのリップクリーム・ワセリン
意外と見落としがちなのが、口元の乾燥です。
陣痛中は、痛みを逃すために「フーーーッ」と何度も激しく息を吐き出す呼吸法を続けます。そのため、驚くほど唇がカサカサに乾いてしまうそうです。
保育園でも園児たちの肌荒れには先回りケアをしてきましたが、今回は自分自身への先回りケア。
お気に入りの香りのリップにすれば、張り詰めた分娩室でのちょっとしたアロマ代わりにもなってリラックスできるのも効果的です。
4. ミニ扇風機(ハンディファン)
そもそもお産はフルマラソン並みの体力勝負。夏の時期の出産は、余計に猛烈に暑くなって汗が吹き出します。そんな時、自分でうちわを扇ぐ体力なんて残っていませんよね。
枕元に置いて自動で風を送ってくれるハンディファンは、体力を1ミリでも温存するためのマストアイテム。
保育園の運動会や外遊びの熱中症対策で大活躍していた文明の利器を、分娩室にも連れていきます!
5. フェイスタオル
汗を拭くのはもちろんですが、実はそれ以上の大役があります。
それは、陣痛の激しい痛みが来たときに「ギューーーッ!」と全力で握りしめるため。何かに掴まったり握りしめたりすることで、痛みを分散させることができます。
また、ハンディファンの風をより涼しく感じたいときに首元に巻いたり、万能に使える1枚として、お気に入りの肌触りのものを陣痛バッグに入れました。
👜入院バッグ(10個)〜産後の部屋を「快適な保育室」に〜
陣痛を乗り越え、我が子を無事に出産した後に過ごす入院部屋。 ここからのテーマは、ズバリ「産後の部屋を快適な保育室に変身させる」です。
保育業界には「環境構成」という大切な言葉があります。これは、子どもや先生たちがストレスなく、安全に心地よく過ごせるようにお部屋を整えること。
産後はボロボロの体で、慣れない3時間おきの育児がノンストップで始まると先輩ママたちから聞きました。少しでも自分の体力を温存し、お世話をスムーズにするために。
保育士の知恵で入院部屋の「動線」を徹底的に予測して整えるアイテムを10個、ママグッズと赤ちゃんグッズに分けて選びました!
【👩ママの快適・環境づくり(5個)】
6. S字フック & 小さめのトートバッグ
私のプチ雑学:『動線』の確保
保育園では、複数の先生たちがバタバタと忙しく動き回るからこそ、一歩も無駄な動きをせずに必要なものに手が届く配置をいつも考えています。
産後のママの体は立ち上がるだけでも一苦労だと聞きました。ベッドの柵にS字フックで底の浅いトートバッグを吊すことで、スマホやリップ、ティッシュなどを「座ったまま、寝転んだまま」秒で取り出せるシステムを作れます。
自分の動線を1歩でも減らすのが、産後の体をいたわる最大のコツだと思って実践してみます。
7. マスキングテープ(マステ) と 油性ペン
私のプチ雑学:安全と迷子防止のプロ技
保育士のエプロンのポケットに必ず入っていると言っても過言ではないのが「マステとペン」。園では、子どもの名前を書いて貼ったり、ちょっとしたメモの仮止めに毎日使っていました。
マステの良いところは、手で簡単に切れて、剥がしやすいのでとても便利な点です。種類が多いので、自分の好きな柄を選ぶだけで楽しいですよ。
水性ペンだと、ペットボトルなどの濡れているところに上手く書けないこともあるので、油性ペンをおすすめします。
先輩ママのブログで「スマホの充電コードが床に垂れて、夜中の暗い部屋で足に引っかかりそうになった」という体験談を見かけました。そこで、保育士の職業病である危険予測を発揮(笑)!
マステでコードをベッドの柵にペタッと固定したり、名前を書いたりするためにバッグに忍ばせました。
8. 延長コード
私のプチ雑学:過ごしやすい環境構成の第一歩
病院のコンセントの位置って、必ずしもベッドの枕元にあるとは限らないそうです。「環境構成」の基本は、不便を予測して先回りして整えること。
長めの延長コード(2〜3m)が1本あるだけで、ベッドの上でゴロゴロしながらスマホを充電したり、ミニ扇風機を回したりできます。「コードが届かなくてイライラする」という小さなストレスを、事前にシャットアウトしておくための作戦です。
9. 置き時計(デジタル)
私のプチ雑学:『見通し』を立てるお部屋づくり
保育室には、必ず子どもの目線で見やすい時計があります。「〇時になったらお片付けしようね」と、見通しを持てるようにするためです。
産後の生活は、夜間授乳などで曜日も昼夜も感覚がバグってしまいがち。「あれ、前回の授乳って何時だっけ?」と、夜中の薄暗い部屋でいちいちスマホを探すのは地味にストレスだと聞きました。
パッと目をやるだけで時間がわかる時計を置いておくことで、「次の授乳まであと1時間あるから寝よう」と、自分の睡眠時間のスケジュールを立てやすくする狙いです。
10. 着圧ソックス
お部屋の環境だけでなく、「自分の体」の環境を整えることも保育士は得意です。
先輩ママたちから「産後は信じられないくらい足が象のように腫れるよ!」と話を聞いたので、対策としてガチで用意したのがこれ。着圧ソックス。
保育園での立ち仕事でむくみと戦ってきた私の相棒でもあるので、産後の劇的な体の変化にもきっと寄り添ってくれると信じて持っていきます。
【👶赤ちゃんとの初めまして(5個)】

11. ジップロック(サイズ違いで数枚)
保育園では、汚れたお洋服を仕分ける「お着替え袋」が必須ですが、そのシステムを入院生活にも導入します。
生まれたばかりの赤ちゃんは、ミルクを吐き戻したり、うんちが漏れたりとお洋服を汚す天才。そんな時に、汚れた服を秒で密閉して仕分けられるジップロックは、衛生面でも最強の味方です。
サイズ違いで数枚入れておくと、ママの使い終わった着圧ソックスなどを分けるのにも重宝できそうです。
12. おしりふき(あえて厚手の質の良いもの)
産院でもおしりふきは用意されていることが多いですが、私はあえて「自分で選んだ厚手の質の良いもの」を1パック、カバンに忍ばせました。
保育士として何千回、何万回と赤ちゃんのおしりを拭いてきましたが、薄手のおしりふきだと何枚も重ねなければならず、新米ママの貴重な手際と体力が奪われます。上手く拭き取れず、何度も拭く事にもなりかねません。
産後の自分の体を労わるためにも。
プロのこだわりとして、「力を入れずに1枚でスルッと拭き取れる厚手」を用意して、お世話のストレスを最小限に抑えます。
13. ガーゼハンカチ(多め・お気に入りの柄)
授乳のとき、お口を拭くとき、汗を拭くとき……
とにかく24時間使い倒す万能選手です。産院でも貸してもらえることはありますが、あえて自分で選んだお気に入りの可愛い柄を多めに持っていきます。
ボロボロの体で夜中に何度も起きる授乳タイム。ふと手元を見たときに、自分の好きな柄のガーゼがあるだけで、お疲れモードの心がフッと癒やされる、ママのためのモチベーションアイテムになること間違いありません。
14. 予備のハンドタオル(2〜3枚)
・ 私のプチ雑学:安心する『ポジショニング』の技
これは一般的なリストにはまず載っていませんが、保育士として絶対に持っていきたかった隠れ名品です。
保育園の0歳児クラスでは、赤ちゃんの向き癖をケアしたり、お腹を落ち着かせて「背中スイッチ」を入れないために、タオルをクルクルと丸めて背中やお尻の下に差し込み、赤ちゃんが一番安心する姿勢(ポジショニング)を微調整します。
産院のコット(ベビーベッド)は平らなので、赤ちゃんがうまく眠れないこともあるそうです。そんな時、この予備のハンドタオルを丸めてそっと添えてあげるだけで、我が子が安心してぐっすり眠れる魔法のベッドに変身させることができます。
15. 使い捨て防水シート(ペットシーツ)
私のプチ雑学:汚染を広げない『危機管理』
雑誌には可愛い布製のオムツ替えシートが載っていますが、保育士は「汚さない・手間をかけない」という危機管理のプロ。
新生児のゆるゆるうんちや、オムツを開けた瞬間の不意のおしっこは、予測不可能なタイミングで飛んできます。
産院の綺麗なベッドや授乳クッションを汚してしまうと、ただでさえ余裕がないのに精神的ダメージが大きすぎますよね。
そこで大判のペットシーツを敷いてオムツ替えをします。汚れてもその場でクルクルッと丸めてゴミ箱へポイするだけ。「汚れても大丈夫」という心の余裕を作るための、現場のリアルな知恵です。
おわりに
2つのバッグの仕分け、いかがでしたでしょうか?
最初は「バッグを2つに分けるの!?」とフリーズしていた私でしたが、こうして保育士としての経験や知識を引っ張り出しながら、「陣痛バッグに5個、入院バッグに10個」の厳選アイテムを詰め終えたことで、頭の中がすっきりと整理されました。
そして何より、「よし、いつその時が来ても大丈夫!」という、小さなお守りをもらったような心強い安心感が生まれています。
9年間、たくさんの子どもたちをお預かりし、たくさんのママやパパを見送ってきたプロではあるけれど、私も自分の我が子を抱っこして育てるのは、これが正真正銘の「初めて」です。楽しみでワクワクする気持ちの裏側には、やっぱり言葉にできない不安や緊張がたくさんあります。

でも、こうしてバッグの準備をしながら気づいたことがあります。
それは、保育園で完璧な保育室を最初から作ることができないのと同じで、私も最初から「完璧なママ」になんてならなくていいんだ、ということです。
慣れない病院の部屋で、自分のボロボロの体をマステやS字フックで少しだけ快適にいたわりながら、我が子と一緒に一歩ずつ、手探りで「ママと赤ちゃん」のチームになっていけばいいんです。
この記事を読んでくれている、これから出産を控えたプレママのあなたへ。 初めての出産、お互いにドキドキですが、自分で整えたお気に入りのバッグを頼もしい相棒にして、我が子との最高の「はじめまして」を迎えに行きましょう。
可愛い我が子に会うために、一歩ずつ、一緒にがんばりましょう!
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