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なぜボートレーサーは減量し続けるのか

最初に、少しだけ伝えたいことがあります。

今回の話は

「プロの世界のダイエット」ということで
ボートレーサーの減量と聞くと
「きつそう」「自分には無理そう」
そう感じる人も多いと思います。

でも実は、
• 食べるタイミングを少し意識する
• 置き換えを使う
• 空腹の時間をうまく作る
• 無理な運動をしない

こういった
誰でも、今日からできることが
たくさん詰まっています。

まずはその前提で、
この話を読んでもらえたら嬉しいです。

もう一つ、正直に言っておきます。

僕は、
ランニングや追い込む系の
きつい運動があまり得意ではありません。
得意ではない所か息切れする程の運動やダイエットは本当に苦手です…

「痩せる=走る・追い込む」
というイメージがありますが、
無理な運動だけが
ダイエットや体重管理だとは思っていません。

それでも僕は、
体重制限のある競技で
プロとして戦い続けています。
実際に身長170弱で52kgでレースしています。

だからこそ、
なぜボートレーサーは減量し続けるのか
この話を、少し違った視点から
伝えられると思いました。


「どうしてボートレーサーは、
そんなに体重を落とす必要があるんですか?」


この質問は、本当によく聞かれます。
でも実際の減量は、
「痩せたい」「我慢すればいい」
だけではないんです。

ボートレースという競技の構造そのものが、
体重管理を前提にできている世界だからです。



ボートレーサーは“少し特殊なプロアスリート”

実はボートレーサーは、
スポーツ未経験でも目指せるプロアスリートです。
•年齢、性別は問わない
•学生時代に運動経験がなくても挑戦できる

それでも、
平均現役年数は26年
• 平均年収は約2000万円


プロ競技の中でも、かなり珍しい特徴を持っています。
この世界で長く続けるために欠かせないのが、
体重管理を含めた自己管理能力です。



▪︎入所試験の時点で体重は決まっている▪︎

ボートレーサーになるには、
まず養成所に入る必要があります。

その入所試験の現在の条件がこちらです。
• 年齢:15〜30歳
• 身長:175cm以下
      • 男子:49〜57kg
• 女子:44〜52kg

この時点で、
体重管理が前提の競技だということが分かります。



プロデビュー後はさらにシビアになる

プロとしてデビューすると、
本番レースでは体重の目安がさらに厳しくなります。
• 男子:52kg
• 女子:47kg

多くの選手は、
この体重まで毎回きっちり作る必要があります。

ただし、
「少しオーバーした」状態でも
レースに出られなくなるわけではありません。



体重オーバーが意味するもの

体重が重い状態で走ることは、
それだけで競技上の不利になります。

水の上を走る競技では、
少しでも軽い方が有利だからです。

ここは、
道路で車をイメージすると分かりやすいと思います。

同じ車・同じエンジンでも、
荷物をたくさん積んだ状態と
何も積んでいない状態では、
加速やスピードに差が出ますよね。



ボートレースは「3周する競技」

ボートレースは、
直線だけを走る競技ではありません。

1レースで3周し、
その中で何度もターンがあります。

ターンでは、
• 遠心力
• 水の抵抗
• 強いG(重力)

を一気に受けます。

体重が重いほど、
その分Gも大きくなり、
体が外に持っていかれやすく、ターンがしづらくなる。

このわずかな差が、
コンマ数秒を争うレースでは
勝敗に直結します。



① ただ体重を落とせばいいわけじゃない

ボートレーサーの減量は、
「軽ければ軽いほどいい」
という話ではありません。

なぜなら、
本番レースは4〜6日間続くからです。
• 外部との連絡は禁止
• 外出もできない
• 毎日、次のレースがある

だから
爆食いも断食もできない。

毎日、普通に生活しながら
体を整え続ける必要があります。



② 目的は“痩せること”じゃなく“勝つこと”

大事なのは、
体重の数字そのものではありません。
• 集中力
• 判断力
• 体力
• メンタル

これらが揃った
ベストコンディションでレースに出ること。

だから減量は、
「我慢」ではなく
整える作業になります。



③ ごまかしが一切きかない世界

体重は毎日検査され、
ファンの方にも公表されます。

体重が重い選手は
「仕上がっていないのでは?」
と思われやすく、

正直、
大事なお金を賭けたいとは思われにくい。

だからこそ、
信頼される状態でレースに立つために
体重を作る必要があります。



100gを調整するということ

この世界では、
1kg単位では足りません。
• 食べる量
• 食べるタイミング
• 空腹の時間
• 睡眠

こうした積み重ねで
100g単位の調整をします。

実はここに、
一般のダイエットにも使えるヒントが
たくさんあります。



ダイエットとの「考え方の違い」

ボートレーサーの減量は、
ダイエットと
考え方が少し違うだけです。
• 無理をしない
• 続けられる形を選ぶ
• 体調を最優先する

この考え方は、
誰にでも応用できます。

僕は気合いで体重を落とすとか走り込みだ!
ではなく、

日々の生活を優しく見つめ直してベストな体調・最高のメンタルで皆さんと共に理想の自分や身体になれればと思います。


♦︎このnoteでこれから書いていくこと♦︎

このnoteでは今後、
• 無理な運動をしない体重管理
• 食べるタイミングの考え方
• 睡眠と減量の関係
• 実際に使っているアイテム

を、現役ボートレーサーの立場から
少しずつ書いていきます。



最後に

もしこの記事で、

「ダイエットって、
もっと優しくていいのかも」

そう感じてもらえたなら、
この無料noteの役割は十分です。

読んでいただき、ありがとうございました。

今回は少しマニアックな部分もありましたが、皆さんの健康的なダイエットや体づくりに少しでも貢献できたらと思います。
また次の記事でお会いできたら嬉しいです。

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