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SlideCast Studio v3.2 VIVID アップデート情報(書き出し・音声なし動画・字幕とキャラクター表現を改善)

こんにちは。

まだv3.1公開から日が浅いのに、SlideCast Studio v3.2をリリースしました。いい加減鬱陶しいと思っている人もいるかと思います。すみません。

v3.1では、よく使う設定だけを分かりやすく操作できる「かんたんモード」を追加しました。

今回のv3.2では、新しい大きな編集モードを増やすのではなく、実際に動画を作る中で気になった部分を中心に改善しています。

主な変更点は、次のとおりです。

  • スライド書き出し画面のプレビューと操作性を強化

  • 音声がない動画の表示時間と演出を改善

  • GIF・アニメーションWebP・APNGのキャラクター画像に対応

  • キャラクターの吹き出し形状を4種類に拡大

  • 字幕フォントの追加と、細字・標準・太字・斜体に対応

  • 動画書き出し開始時の停止や待ち時間を軽減

  • 静止スライドの表示時間を自動/手動で調整可能に

※現在の機能で特に困っていない方は、無理にアップデートしなくても大丈夫です。



❶ スライド書き出し前に仕上がりを確認できるようになりました

PPTX、PDF、ブック型PDF、PNG・JPEGを書き出す前に、仕上がりのプレビューを確認できるようになりました。

これまでは、設定を選んで実際に書き出してから、完成したファイルを開いて確認する必要がありました。

v3.2では、実際の書き出しと同じ描画処理を利用して、書き出し前に見た目を確認できます。

書き出し画面では、次の項目も設定できます。

  • 全ページ/現在のページ/指定範囲

  • 出力ファイル名

  • 画質

  • ブック型PDFの字幕表示方法

  • キャラクター名の表示方法

前回使用した設定も保存されるため、同じ形式で繰り返し書き出す場合に設定し直す手間が減りました。


❷ 用途に合わせて書き出し設定を選べます

スライドの使い道に合わせて、次の用途別設定を選べるようにしました。

  • プレゼン共有

  • 配布資料

  • 画像素材

また、動画スライドを含む場合、素材が不足している場合、ページ数が多く処理が重くなりそうな場合などは、書き出し前に注意点を表示します。

形式ごとの違いも書き出し画面内に表示するため、「どの形式を選べばよいのか」が以前より分かりやすくなりました。

小さい画面でも書き出しボタンが隠れにくいよう、画面下部の操作部分も固定しています。


❸ GIF・アニメーションWebP・APNGのキャラクター画像に対応しました

キャラクター画像として、次のアニメーション形式を登録できるようになりました。

  • GIF

  • アニメーションWebP

  • APNG

登録したアニメーション画像は、キャラクターが話している間に再生されます。

話していない間は先頭のフレームで停止するため、待機中に動き続けることはありません。

プレビュー、シーク、動画書き出しで同じタイミングになるように調整しています。

キャラクターごとに、アニメーションの再生速度も0.5倍〜3.0倍の範囲で変更できます。

※ブラウザがアニメーション画像の読み込みに対応していない場合や、画像が大きすぎる場合は、先頭フレームを静止画として表示します。

これにより、今までより自然で滑らかなアバターの口パク表現になります。


❹ 吹き出しの形を4種類から選べるようになりました

キャラクターの吹き出しに、4種類の形状を追加しました。

  • ベーシック

  • 思考

  • シンプル

  • しずく

これまでの吹き出しは「ベーシック」として引き続き利用できます。

「思考」は、角の丸い吹き出しと2つの小さな丸で、考えているような見た目にしています。

「シンプル」は突起を使わないすっきりした形、「しずく」はキャラクター側へ向かって輪郭が伸びる形です。

吹き出しの色、枠線、影、透明度など、これまでのデザイン設定とも組み合わせられます。通常モードとかんたんモードの両方から選択できます。

また、ベーシックの吹き出しでは、突起の先端がキャラクター画像の中心方向を向くようにしました。

大きなキャラクター画像を使用した場合も、キャラクターの位置に合わせて突起が斜め方向へ追従します。左右配置や手動で調整した位置にも対応しています。

通常のプレビューと動画書き出しだけでなく、ブック型PDFにも同じ形状を反映します。


❺ 字幕フォントと文字スタイルを追加しました

字幕フォントに、映画風・明朝・手書き・レトロ系の選択肢を追加しました。

今回追加したフォントは次の4種類です。

  • Zen Kaku Gothic New:細く端正な映画字幕風

  • Zen Old Mincho:余韻のある上品な明朝体

  • Klee One:静かで端正な手書き風

  • Kaisei Decol:レトロで装飾的な明朝体

フォント選択画面には「映画・シネマ」カテゴリーも追加しています。

さらに、字幕の文字の太さを次の3段階から選べるようになりました。

  • 細字

  • 標準

  • 太字

斜体のON/OFFも選択できます。

選択したフォント、太さ、斜体は、通常字幕、帯字幕、キャラクターの吹き出し、動画スライドの字幕へ反映されます。

もちろんキャラごとに個別設定も可能です。キャラ設定を変更した場合はキャラ設定が優先されます。

設定画面のプレビューにもその場で反映されるため、実際の見た目を比較しながら選べます。

今回のアップデートにより、字幕表現の幅が広がり、よりおしゃれな表現が可能となりました。


❻ 音声がない台詞に「文字送り音」を付けられるようになりました

音声ファイルが設定されていない台詞に、レトロRPG風の短い文字送り音を付けられるようになりました。

音程はキャラクターごとに、次の4段階から選べます。

  • 超低音

  • 低音

  • 標準

  • 高音

全体の音量も調整できます。

通常のプレビュー、スライド単体プレビュー、動画スライド、動画書き出しに対応しています。

実際の音声が設定されている台詞、空の台詞、台詞と台詞の間の無音部分では鳴りません。

また、字幕の1分が長い場合や複数ページに分かれる場合は、短い間を入れ、音が続きすぎないようにしています。

文字送り音は初期状態ではOFFです。必要な場合だけ設定からONにしてください。

文字送り音もキャラごとにも設定可能で、キャラ設定の方が優先されます。


❼ 音声なし字幕の表示時間を調整できるようになりました

音声が設定されていない台詞は、表示する字幕の文字数に合わせて表示時間を自動計算するようにしました。

設定画面では「1文字あたりの表示時間」を変更できます。

短い字幕は必要以上に長く表示せず、長い字幕は読み終わる前に切り替わりにくくなります。

字幕用テキストとTTS原稿が異なる場合は、実際に画面へ表示される字幕の文字数を優先します。

音声を使わず、字幕だけで動画を作る場合にも、全体のテンポを調整しやすくなりました。


❽ 静止スライドの表示時間を自動/手動で選べるようになりました

静止スライドごとに、表示時間を「自動」または「手動」で設定できるようになりました。

自動の場合は、音声の長さ、字幕の文字数、台詞前後の間などから必要な表示時間を計算します。

音声を追加・差し替え・削除した場合も、自動で表示時間を計算し直します。

手動の場合は、秒数を直接入力するか、タイムライン上でスライドの終端をドラッグして調整できます。

タイムライン上には「自動尺」「手動尺」の状態を表示し、手動で調整したあとも「自動に戻す」ことができます。

なお、手動で短い時間を指定しても、音声や字幕を途中で切ることはありません。必要な内容が収まる長さまで自動的に延長されます。


❾ 動画書き出し開始時の安定性を改善しました

動画書き出しの開始時に、最初のフレームが一時的に止まったり、素材の読み込み待ちが動画の先頭へ入ったりする場合がありました。

v3.2では、次の素材をできるだけ書き出し開始前に準備するように変更しています。

  • 先頭の動画スライド

  • 先頭スライドの音声

  • BGM

  • 画面切り替え効果音

  • OP動画の先頭フレーム

また、描画したフレームを録画側へ明示的に送ることで、高解像度書き出し時の先頭フレーム停止も起きにくくしました。

すべてのPCやブラウザ環境での完全な動作を保証するものではありませんが、書き出し開始時の不要な待ち時間やカクつきを減らしています。


アップデート方法

SlideCast Studioを購入済みの方は、これまでと同じ有料noteの共有リンクから、v3.2をコピーしてご利用ください。

既存のプロジェクトやライブラリ、設定を引き継ぎたい場合は、次のどちらかの方法を利用できます。

  1. 現在の環境でバックアップJSONを書き出し、v3.2で復元する

  2. 既存のGASプロジェクトの「無題.html」と「AppBundle.html」をv3.2の内容へ差し替えて再デプロイする

2の方法については詳しくは以下をご覧ください。

ローカルHTML版を使用する場合は、「SlideCast Studio v3.2〖ローカル版〗.html」をダウンロードし、ダブルクリックして開いてください。

新しい環境で以前のプロジェクトが表示されない場合は、バックアップJSONから復元してください。


おわりに

今回のv3.2では、スライド書き出し、音声なし動画、キャラクター画像、吹き出し、字幕デザイン、動画書き出しなど、実際の制作中に気になりやすい部分を中心に改善しました。

特に、音声を使わず字幕中心で動画を作る方、キャラクターをもう少し滑らかに動かしたい方、字幕や吹き出しの見た目にこだわりたい方、スライドをPDFや画像として活用する方には、使いやすさを感じてもらえるアップデートになったと思います。

SlideCast Studioは、設定項目を細かく増やすだけでなく、「何を設定すればよいか分かること」「作った結果を事前に確認できること」「失敗したときに戻せること」も大切にしています。

今回追加した機能も、文字送り音は初期状態でOFF、静止スライドの手動尺は自動へ戻せるなど、既存の使い方を大きく変えずに必要な人だけが利用できる形にしています。

今後も、実際に使いながら見つかった分かりにくさや不具合を少しずつ改善していきます。

毎度のことで申し訳ないのですがアップデート直後は、バグに気付いたりして修正が頻発することが予測されます。すみません。

もし不具合や分かりにくいところがあれば、教えていただけると助かります。

あと、マニュアルの方がまだ手をつけられておらずしばらく更新が止まっていますが、そのうち更新するのでしばしお待ちください。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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