CachyOSのプリンタ設定①印刷の概要
CUPSって何よ?
CachyOS(を含め多くのLinux)の印刷については、CUPSというものをメインでつかっています。
実は、最初はLinux用に作ったものを、Appleが買収し、MacOS用に作ったもので(一応オープンソースではあった)、現在はApple系のOSに特化してAppleが開発・運用していて、Linux用はOpenPrintingが引き継いで開発を行っています。無論オープンソースです。
CachyOSにおけるCUPS
ですが、その管理方法、設定方法はLinuxによって様々だったりします。
中には、自動でそのまま設定まで勝手にやるLinuxもあります。
ArchLinuxの系統は、「そういうややこしいことはしない:シンプルイズベスト」なOSの系統です。
勿論、CachyOSも例外に漏れず、基本的に手動で組み込みます。
※自動でインストールはされないという意味です。
そして、それは「インストール時から」と徹底されています。
つまり、(前のインストール記事に書きましたように)インストール段階では原則「印刷システムは自動では組み込まない」事になっています。
なので、我々で追加する必要があります。
・・・とはいってもOSインストール時にインストールするパッケージを選べるのですが、その中にPrinting Serviceがあるので、それを選ぶか選ばないかだけの話です。選べばインストールされます。
無論後でパッケージインストーラーから入れることも可能ですが、インストール時にやっておけば後で「アレ?どれを入れるんだっけ?」って悩まずに済みます。
CUPSを(CachyOSの場合はインストール時にデフォルトではインストールすることになっておらず、印刷システムをインストールするか選択できるという意味で)手動でインストールするということにはそれなりに利点があります。
印刷しないシステムにインストールする際に無駄を減らせる
これにつきます。
無駄を減らせるとは、ディスク領域の無駄な使用を減らせるという意味、余計な機能をつけないという2つの意味があります。
そして、更にプリンタ追加などを手動にしてある利点として、
複数(ネットワーク上などに)プリンタがあった場合、どれをつかい、どれを使わないかの選択が明確にできる。
というものがあります。
そもそも、WindowsでもMacOSでも、メーカードライバー組み込んで初めて動作するので、それと同じと考えれば、そんなに手間では無いと思いますし、私は自動で組み込まれているものについてはちょっと感動はしましたけど、ある意味気持ち悪いなとも同時に思いました。
CachyOSのプリンタの組み込みは、OpenPrintingの方法に忠実なWebブラウザを使う方法と、そのやり方をGUIにして簡素化した方法の2通りあります。
勿論どっちで登録しても、どちらからでも管理が可能です。
個人的には、Aのほうがドライバーレスで明確に設定できるのでおすすめですが、ちょっと画面がとっつきにくいかも知れません・・・
ドライバーレスをすすめる理由
基本的にOpenPrintingはドライバーレスを目指しています。
といいますのも、プロプライエタリ(=ここではメーカー提供)なドライバは、やはりサポート期限がありますし、サポートを終了したらドライバーも出てこなくなります。
ドライバーレスであれば、そのプリンタは壊れるとかインクとかが製造されなくなるまで使えるわけですし、そのプリンタを長く活かせます。
