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ミュージカル『ノートルダムの鐘』についての話

どうもこんにちは。


2026年も忙しくなりそうだなぁとぼんやり思っているいっちーです✌︎('ω')✌︎


もう11月も終わる、早過ぎィ!!
夜勤しているので、日付の感覚が狂いがちなのですよ
(1回の出勤で2日経っちゃうのでね)





……………………はい。


本日は、私が一番好きなミュージカル
劇団四季『ノートルダムの鐘』についてのお話です。


初めに申し上げますが、布教活動です!!!!

この作品、いろんな方に観ていただきたい。
そして感想を聞きたい!


そんな邪な私利私欲です!すいません!!!!



実は先日、劇団四季公式から、2026年の上演ラインアップが発表されました。


(ラインアップとラインナップの違いについてググってきた)
(違いはないらしい)
(どっちでもいいらしい)



そう、


なんと、


『ノートルダムの鐘』再演!!!!!!



ま、ま、マジかーーーー!!!!!




公演地は



大阪ぁ!!!!!!


マジかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

いや、嬉しくないわけではないけど!




2017年〜2019年あたりでバチクソ通いまくっていたわたくしですが、


まぁ、今回は何回か観に行けたらいい方ですかね。

とりあえず1回は観たいけど。うん。


ミュージカルって、苦手な人結構いるんですよね。

いきなり歌い出すのが苦手、とか聞くけど、よく見て!!
ちゃんと感情の昂りに合わせて歌ってるでしょ!!




というかそんな話はどうでもよくてだな。



とりあえず、もう語ることにします。

以下、オタクの早口語りです。



①ノートルダムの鐘って?

これ、原作はヴィクトル・ユゴーさんというフランスの作家さんの小説なんですよね。
『レ・ミゼラブル』とか、『笑う男』とか書いた人です。
ちなみに原題は『Notre-Dame de Paris(パリのノートルダム)』といいます。

舞台となるノートルダム大聖堂は当時、フランス革命やら何やらで荒廃しまくってボロンチョになっていたんですが、この作品をきっかけに修復がなされるほど多くの人に影響を与えた作品です。

出版は1831年。形を変えて200年近く愛されるって、めちゃくちゃ凄くないですか…?

1996年にネズミの元締めディズニーが映画化されまして、海外では結構人気な作品の一つなんです。
なぜか日本ではマイナーなんですが。。。

ちなみに日本語吹替は劇団四季が担当。ヒェー!

音楽はディズニー音楽の巨匠、アラン・メンケンさん。
(アラジンとかリトルマーメイドとか美女と野獣とかラプンツェルとかの音楽の人)


適当ネタバレなし(多分)のあらすじを起承転結で。


【起】
生まれつき容姿が醜すぎる主人公カジモドは、その醜さゆえにノートルダム大聖堂に閉じ込められて育ちます。
容姿は醜いけど心はとっても純粋。
でも人との接触は、ご飯を届けたり聖書の話をしにくるノートルダム大聖堂の神父、フロローのみ。

フロローはとにかく頑固なオッサンで、カジモドにも非常に偏った教育を施します。
でもカジモドは非常に従順で、2人は仲良く(?)暮らしていました。

パリでは年に一度だけ、お祭りが開催されます。
長年大聖堂の中から見ているだけだったカジモドですが、どうしても我慢できなくなったので、今年はフロローの言いつけを破ってこっそり見に行くことにしました。

【承】
初めて見るものばかりで大興奮のカジモドですが、特に目を引いたのはエスメラルダ(ヒロイン)のちょいエロダンス。
カジモドもたまたま視察に来ていたフロローも、戦争帰りの兵士フィーバスも釘付け。スケベどもめ!

そして盛り上がりはそのままに、謎の催し『変顔大会』が開催されます。
成り行きで参加してしまったカジモド、お顔を晒すとそのあまりの醜さに会場ドン引き。

とある人物の機転により一度は『変顔キング』的な感じで祭り上げられ、楽しい時間を過ごしますが、たった1人のちょっとした行動でその空気は一変し、めっちゃくちゃいじめられてしまうのです。

そんな中、助けてくれたのはエスメラルダ。
しかし立場上『虐げられる側』でもある彼女(民族的な話)、カジモドに向かっていた人々の敵意は今度は彼女に向きます。
彼女と仲間は慌ててドロン。
フロローとフィーバスがいじめっ子な人々をなんとか解散させ、傷心カジモドはトボトボと大聖堂に帰り、もう外には出ないと誓います。

カジモドを変顔大会に誘ってしまった罪悪感から、エスメラルダは一言謝ろうと大聖堂に足を踏み入れます。
そこでエロオヤジフロローとちょっとお話し。
恋愛未経験の偏屈おじフロロー、若くて綺麗で賢いエスメラルダにどんどん惹かれてしまいます。

無事カジモドとお話しできたエスメラルダ。
カジモドは初めてフロロー以外の人間とおしゃべりできてテンションMAX。
何だかいいムードになるのですが、やっぱり乱入してくるヤキモチおじフロロー。
何やかんや理由をつけてカジモドとエスメラルダの接触を禁じます。独占欲!

【転】
カジモド・フィーバス・フロローの3人から熱視線を注がれるエスメラルダ。
ちなみに彼女はイケメン優男トラウマ兵士•フィーバスに惹かれています。

エスメラルダへの執着心がメラメラになり、夜な夜な徘徊してエスメラルダを探しまくるストーカーおじフロロー。

ついには持てる権力を使って軍隊を動かし、エスメラルダ捕縛作戦に乗り出します。

エスメラルダを守るために何とかしたいけど外に出るのは怖いカジモド。
上司であるフロローの命令でエスメラルダを捕らえなくてはならなくなったフィーバス。
エスメラルダラブ過ぎて訳わかんなくなっているフロロー。

「探し出せ、パリを焼き尽くしてでも!」


【結】
何やかんやあってエスメラルダは結局捕らえられ、キモおじフロローは彼女に魔女として火炙りになるか、自分のものになるか選べと迫ります。キッモ!

牢獄にぶち込まれ手も足も出ないフィーバス、
大聖堂に幽閉されオマケに超絶落ち込んでやさぐれ中のカジモド、
暴走する狂愛ストーカーおじさんフロロー。

今にも火炙りにされそうなエスメラルダ。

さあ、どうなるのか…!?




あらすじが長ぇよ!!!!!

これでもめっっっちゃ省略してるはずなんだけど!!!!


まぁこれは大筋って感じで、実はめちゃくちゃ緻密なバランスで関係が複雑に交差していたりします。

人々の取る行動、思想、一つ一つに根拠が見えてくるのです。
なぜなぜ病の人はめちゃくちゃ楽しめると思う。


そしてこの物語は、いわゆる『ヴィラン』という立場になる人物はフロローになるわけですが、『ただの悪役ではない』というのもポイントです。

なぜ彼があの行動に至ったのか。
そこが考えられると非常に面白いのです。


②音楽の素晴らしさ

ディズニー音楽の巨匠、アラン・メンケンさんが音楽を手がけた本作品。
もちろん、氏が手掛けたから全部素晴らしいとかそんなことは言えないかもしれませんが、ノートルダムの鐘の音楽はマジでいいです。

ちょっとクラシック寄りかもしれませんね。知らんけど←
そもそもが教会が舞台のお話ですし。
歌詞にラテン語が多く使われていたり、実際の聖歌から引用されている歌詞も多いのです。

(ちなみにラテン語歌詞の意味まで調べるとまた非常に面白いのですが、それはちょっと玄人向けというか、オタク向け)

冒頭の静けさから一気に物語に引き込まれる展開が秀逸で。

とりあえず公式の予告編でも貼っておこう!!


いきなりラテン語から始まっとるやないかい。

私は音楽的知識が皆無すぎるので、「何でいいのか」「どこが惹かれるのか」みたいなことはよくわからないのですが、とにかく圧倒されます。


それからこの作品が他のミュージカルと少し異なるのは、クワイヤ(聖歌隊)の存在です。

プリンシパル5名、アンサンブル12名の他に、16名のクワイヤが存在します。

彼らはちょっとしたお芝居はしていますが、基本的にはずーっとクワイヤ席で歌のみを担当する俳優です。

このクワイヤの存在が、ノートルダムの鐘の音楽の迫力を生み出している一端なのではないかと思ったり。


ああ、とにかく感じてほしい!あの音圧を!!


ちなみに海外公演版は実際の聖歌隊の方がクワイヤを務めているのですが、日本は俳優が務めているのでちょっとしたお芝居が観れるのも日本公演ならではなのですよ。ふふ。



③公式のキャッチコピーの違和感と、一貫したテーマ

多くのものがそうであるように、この作品にもキャッチコピーが存在します。


「愛は宿命を変えられるか」


美しい言葉ですね。

わかる、『宿命』を入れたかったんですよね。

ノートルダムの鐘という作品は、ノートルダム大聖堂の石壁に「ANAΓKH(ギリシャ語で宿命)」と刻み込まれているのを見たユゴーさんが、「こんな言葉を石の壁に掘りつけるほど、この世を、己の運命を呪ったのは誰だったのか」と考えたことから生まれたのだから。

舞台の0番にも刻まれているその文字。

使いたかったのはわかる…。




でも、わたくしこれ、この作品の本質ではない気がしてならないのです。


作中で何度か歌われる歌詞、「What makes a monster, and what makes a man?」。


直訳だと「何が怪物を怪物たらしめ、何が人を人たらしめるのか」。

少しニュアンスは変わりますが、劇中では
「人間と怪物 どこに違いがあるのだろう?」と歌われます。

これこそ、この作品の根幹にあるテーマだと思います。

容姿は醜いけど、心根は優しいカジモド。
神父として尊敬されながらも、偏愛に狂うフロロー。
全てを手にしたように見えるけれど、戦場にのトラウマを抱えるフィーバス。
普段は善良な市民でありながら、一つのきっかけで攻撃性が牙を向く街の人々。

一体誰が人間で、誰が怪物なのか。

人と怪物の違いは何なのか。


その疑問は作品の冒頭から結末まで、一貫して問いかけてくるのです。


この物語を観終えたとき、あなたはどう感じるでしょうか。



④ストーリーと演出の美しさ

あらすじは先に記した通りですが、とにかく緻密に組み上げられた設定が秀逸。

そしてこの作品の大きな魅力の一つであるのが、『演出』です。


先に話した「人間と怪物の違い」について、演出でも問いかけてきます。

冒頭でカジモド役の俳優がとる行動。
そして物語の終わりにとる行動。

その演出がまた、無言でありながらも心に問いかけられたような印象になるのですね。


そして技術力の発達した現代、スペースや機材の限られた舞台の上でも、結構なスケールとリアリティで情景を再現できます。

アラジンの機構とかとんでもないし(奈落から人が飛び出してくる)、アナ雪のプロジェクションマッピングもりもりの視覚効果も、バック・トゥ・ザ・フューチャーの車の演出も、そりゃすごいんですよ。

でもね、ノートルダムの鐘はちょっと違うんです。

ノートルダムの鐘は1482年が舞台なんですが、演出家はこう考えたそうです。

「当時あったものだけで舞台を再現しよう」と。

そんなわけで、
木の手すりが時には扉になり、屋根になり、
人が石像になり、
ハシゴが鐘楼になり…

つまり、俳優と舞台装置と照明と音楽、そして観客の想像力によって、初めてこの舞台は完成するのです。


スッゲェ!!!!!



⑤もしかしたらお勧めできないかもしれない人

私はこの作品がとにかく大好きなので、ここまで早口で語り散らかしてきた訳ですが、やっぱり人には好みというものがあるので、きっとこの作品が好きになれない方もいらっしゃると思います。


それってどんな人かなぁ、って頑張って考えてみました。

・ハッピーエンドじゃないと無理な人
・宗教に拒否感が強すぎる人
・ディズニーだわぁい!な感覚の人


うーん、まぁ思いついたのはこんな感じ。


ハッピーエンドしか受け入れないタイプの人は、この作品の終わり方に納得できないというか、「え〜」って感覚になるかもしれません。

ディズニー映画も原作(クソ長いし読みづらい)も履修した私は、このミュージカル版が最も美しい終わり方をしたなぁ、と思うのですが、ハッキリ言ってしまうと超絶ハッピーラッキー幸せ満開エンドとはいえない終わり方です。

なので、結末は幸せ以外認めねぇぜ!ってタイプだと、あんまり好きになれない可能性があります。



そして、宗教に関する拒否感が強すぎる人。

そんな人いるのかわからないけど、やっぱりこの作品は教会が舞台で、聖歌の歌詞が使われていて、宗教的なエピソードや会話も少しだけ出てきたりします。

多くの日本人は信仰心みたいなものは希薄で、ぶっちゃけどうでもいいし無関心だと思います。
それなら大丈夫。

でも、キリスト教!?無理無理!話も聞きたくない!どっか行って!みたいな感じだとキツイかな…

…そんな人おる??(;´-ω-`)



そして私含めた舞台版ノートルダムの鐘オタク勢からのありがたいお言葉を授けよう。

「この作品をディズニー作品と思うな」



………………www


いや、ディズニー作品なんだよ!?

でもね、ディズニーだと思わないで!!

色んな意味で期待を裏切られるから!!!!www


ミレバワカル!(`・ω・´)キリッ





さいごに

ノートルダムの鐘は、劇団四季作品の中でも異色と呼ばれています。

理由は様々ですが、一つは『俳優さんの自由がある程度許されている』ということ。

劇団四季は「舞台の感動の8割は台本にある」「台本に書かれた内容を正しく確実に伝えることが俳優の使命」の理念のもと、俳優さんのアドリブ(台詞・行動共に)を固く禁じてきました。

しかしノートルダムの鐘に限っては、それが少しだけ緩和されているのです。

舞台はナマモノですから、たとえロングラン公演であったとしても、全く同じ公演は二度とありません(何だってそうですよね)。


ノートルダムの鐘は、それが顕著にわかる作品です。

演じる俳優さんが違えば演じ方が違う。
これ、劇団四季においては非常に珍しいことなんですね。

さらに俳優さんが同じでも、日によって演じ方が違ったりもする。

共演する他のキャストさんが変わっていたりすれば、もう本当に全然違うんですよ。



色んな人に見てほしいし、感想を聞きたいと思っているんですが、上記の理由から、同じ公演を観たい気持ちもあったりします。笑


行くとき教えてください…私も行くんで…(大阪)(大阪)(大阪)



ちなみにオタクが多い作品の一つでもあります。

その理由も俳優さんの個性が出やすい作品だから、というのはあるのかもしれないですね。

ライオンキングやアラジンやアナ雪なんかに比べたら、まぁ確かにライト層には向かないかもしれないです。
この辺はみんな何となくストーリーも曲も知ってますし、とっつきやすさもあるんだと思います。


でも、とにかくものすごいエネルギーを持った、とんでもない作品であるのは確かです。



ぜひ観てみてください!!!

そして私に感想を教えてください!!!!!!!



首を長〜くしてお待ちしています。



ノートルダムの鐘 大阪公演は、2026年7月22日開幕です(千秋楽は未定)。





ふう、めちゃくちゃ語っちゃったぜ。

これでも10分の1くらいに留めたつもりなんですが(笑)



ミュージカルオタクいっちーの回でした✌︎('ω')✌︎





ではでは〜!!(・◇・)/~~~




P.S.
画像はKAAT神奈川芸術劇場です。
いい劇場!好っき!!


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