痩せ菌もサプリも、脂肪には届かない。40〜50代の血糖値と腸活
血糖値と腸内環境、
「つながりは深いんだろうなぁ」と思いつつ、おそらくほとんどの方はふだんから納豆やキムチ、ヨーグルトといった発酵食品を摂取しているくらいではないでしょうか。
今回はこのような一般的な幅広い見方ではなく、インスリン抵抗性が高くなってきた40,50代に最適化した腸活内容をお届けします。
この記事を最後まで読んでいただくと、腸活はあなたの中で「体にいいらしいこと」から、血糖値の設計図の中の、担当が決まった一部品に変わります。何を任せて、何は任せられないのか。そこが分かると、腸活は急に扱いやすく、効果的な武器になり得ます。
40代を過ぎたころから、腸の話が急に出てくる理由
女性ホルモンが下がってくると、体は脂肪のつく場所を変えます。皮下から、内臓へ。
内臓脂肪は、ただそこに座っている塊ではありません。炎症の合図を出し続ける、活動中の組織です。だから内臓に脂肪が移った時点で、体の底に、弱い炎症がじわじわ広がります。炎症が続くと、インスリンが効きにくくなる。同じ量が出ていても、血糖値が下がりにくい体になります。
ここまでは、聞いたことがある方も多いと思います。
問題は、ここですでに腸が影響を受けるということです。
同じ時期に、腸内細菌の多様性も落ちていく
実は閉経の前後で腸内細菌の構成が男性のパターンへ近づいていく、という観察が、いくつもの研究で一貫して報告されています。
つまり、こういうことが起きています。
炎症を増やす側が強くなって、同じタイミングで、炎症を抑える側が弱くなる。片方だけなら、まだ持ちこたえられたかもしれません。でも40代・50代は、両方が同時に来ます。
「去年と同じものを食べているのに、数字だけ変わった」。あの感覚の正体は、腸からの副産物でもあります。
ちなみに、下がってくるホルモンそのものを食事で支える話は、別の記事に書いています。今日は腸の側の話に絞ります。
私が、実際に食べているもの
先に、自分の手の内を出しておきます。
キムチ、納豆、ぬか漬け、ヨーグルト。全くのサプライズなし、ガッツリベタなこの4つが私の基本です。朝に納豆とぬか漬け。昼にキムチ。間食でヨーグルト。夜はまたキムチを少々。ほぼ毎日このパターンです。
サプリメントは、腸活のためには一つも飲んでいません。否定派だからではありません。
乳酸菌のサプリメントはこれまで本当にいっっっくつも試してきました。そのうえで、いまは飲んでいません。お通じも消化も問題なく、一日を通してエネルギーのレベルも高い。この4つだけ(もちろん食物繊維との関係もあります)で、体がちゃんと答えてくれているからです。
足りているものを、わざわざ足す理由がないというのが私の現状です。
……ただ、認めておかなければいけないことがあります
私のこの食べ方が、正直あなたにそのまま効くとは言えません。
さっきも言ったように、ホルモンが下がると、腸内細菌の多様性も落ちる傾向にあります。同じものを食べても、腸が返してくるものが変わるということです。
40代、50代。同じ食事なのに数字が悪い方向に動き始めた人。運動も食事もやっているのに、変わらない人。その人たちにとって、私が食べている4つでは、十中八九足りていません。
ここから先は、ホルモンが落ちて、インスリン抵抗性が上がってきた人に絞って書きます。
キムチもぬか漬けも、無駄ではありません。ちゃんと仕事をしています。それがどういう仕事なのかも、ちゃんと説明します。
そのうえで、食事だけでは届かない場所に、どう手を入れるか。
ここから先で、血糖値に本当に関わっている菌の正体と、薬局で普通に買えるもの、そして「痩せ菌」という言葉のカラクリまで、全部お渡しします。
はじめて血糖値研究家アッシュのnoteに出会った方へ。
ふだんは、血糖値の研究に明け暮れて、検証経験と思考で40,50代の血糖値を最適化して改善につながる話を書いています。
この記事単体でも成立するように書いていますが、他の記事を読むとより解像度が上がりますので、通常購入よりも100円お得なメンバーシップ月額1000円をお勧めさせていただきます。
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