Day170→小笠原に行ってきた。前編
諸般の事情で今年は1月1日に更新しなかった「ぶらっと探訪」。というのは、年始に1週間まとめて休めたので、思い切って最難関とも言える東京の南、小笠原の父島と母島まで行ってきた。
なぜ最難関かといえば、空路が存在しないから。週に1回程度、東京・竹芝客船ターミナルと父島・二見港を24時間掛けてフェリーが運行されているが、当然ながら海が荒れれば欠航となる。
何で行ってきたかといえば、特に深い理由はない。「小笠原DAY」を訪れたのがきっかけ。繁忙期でない時期に折角1週間休みが取れるのだから、普段行けないところに行こうじゃないかという軽い理由。
小笠原の海といえば「ボニンブルー」として知られているが、
「Bonin」とは、小笠原がかつて無人島と呼ばれたことに由来するそうで、訛ったり書物に書かれた地名の読み方が分からなかったりで、外国人からは「Bonin」と呼ばれるようになったことから、らしい。
なお、その後日本の領土とするために、諸外国よりも早く南の島を発見したとされる小笠原貞頼氏の「伝説」を引用して、一帯が正式に小笠原と呼ばれるようになったとのこと。
この時に小笠原氏の伝説を引用したが故に、父、母、兄、姉などといった、何とも不思議な島名もそのまま引き継がれたのだとか。
※由来については諸説あるようで、ここでは東京都環境局、小笠原観光局などのサイトを参考にしています
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今回は小笠原海運の「おがまるパック」を利用しました。宿を選べる自由度は少ない代わりに、東京~父島間往復料金と宿泊施設料金、クーポンがセットになったお得なパック。個別に取らなくていいので便利。
ただ、予約が電話のみで、料金は銀行振込なのでちょっとだけ大変。宿泊施設が空いているかどうかもよく分からないので、オペレータにそれぞれ確認しながらの予約となる。
予約は無事完了。あとは当日、午前11時発のおがさわら丸(通称・おが丸)に乗るために早起きしないといけないのだけど、遅れたら全てパーだから、緊張で寝られん笑。
田舎ならではの交通事情もあり、駐車場を1週間利用できるところを探さなければならない。通常のコインパーキングは、規約にも書かれているとおり基本的に最大48時間まで。いつもと違うところへ停めることに。
で、本来は午前10時30分までに竹芝に着けば間に合うのだけど、竹芝に着いたのが午前9時過ぎ。電車の遅延とかもあるだろうし、いても立ってもいられず、結局早めに着いてしまった。



午前9時半から搭乗手続き開始。予約は既に済んでいるので搭乗券に引き換えるだけ。午前10時から船席種類別の乗船開始となる。等級が上のほうから順次呼ばれるが、人数的にはそんなに多くないので割とすぐ呼ばれる。
「おがまるパック」は、標準が2等寝台(エコノミーベッド)で、上下二段ベッド(幅80cm、長さ200cm)、1個口のコンセント付。カーテンを閉めると結構な圧迫感があるので閉所恐怖症の方には決してオススメしない。
相応の追加料金を支払うと上位グレードへ変更可能だが、ちょっとお高めなので勇気が要る。個室を使うには更に追加料金が掛かるので、気軽に使いにくい。
それに窓が無いので、携帯電話の電波は基本的に入らない。デッキに出れば、陸地が近い場合は拾うことができる。さあ、貴方は24時間電波の届かない環境にいることが出来るかな?という耐久レースだわなこりゃ。
救済措置として、2025年6月からStarlinkが提供する有料Wi-Fiサービス(1回・最大24時間4,000円)が利用可能になったとのこと。これを安いと取るか否かは利用者次第。なお共用回線なので、動画は視聴しづらい。
※radikoを利用する場合は、アプリではなくGPS取得が不要なブラウザ版(Google Chromeの設定で「PC版サイト」をONにします)での聴取をオススメします


このほかにも、手荷物を置く共用スペースがある



売店は種類が限定されているので、荷物になるけど買い込んでおくことをオススメする。
船内では24時間どう過ごすかが求められる。たとえ仲の良いお友達で、24時間話題が尽きないトークスキルに自信があったとしても、時間帯によっては静かにしなければならない。
通常期は小笠原に関する観光案内やガイドによる事前レクチャーなどがあるそうだが、残念ながら閑散期。よって何も無い。事前に現地ガイドをお願いしといて良かった。
インターネットに課金したくない方は、オフライン環境で楽しめるモノを用意しておくと良い。船に酔わない方なら読書も良いのではないだろうか。私は横になったら寝不足とゆっさゆっさでいつの間にか寝てしまった。
といっても、24時間寝続けることなど不可能だろう。そんなときの時間つぶし。もちろん夜間は事故防止のため外部デッキへ出ることは出来ないし、太平洋上では代わり映えのしないだだっ広い海が広がっているだけ。
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※位置情報はGPSを参考にしています。また到着時は安全上、外部デッキでの待機は出来ません
船内であると便利なもの
常温保管可能なインスタント食品
昼・夜・朝の3食分(昼は弁当でもいいかも。竹芝の売店で購入可能)
船内にレストラン、軽食、売店と自販機はあるが割高
※帰りの分は事前に父島の売店で買っておくのがベスト常温保管可能な飲料(船内に給水器・自販機はある)
酔い止め(船内に医薬部外品のドロップは売っている)
出来ればドラッグストアで医薬品を買っておいた方がいい時間つぶしとなるもの(Wi-Fi未契約の場合はオフライン環境必須)
※壁に挟まれているので船内でラジオは受信不可
※片道約1万円の追加料金を支払って「特2等寝台」にするとテレビ付き
それと船内はスペースが限られているので、個室でない場合はすぐ取り出せる上にスーツケースをその都度開けなくて済むよう、手持ちバックに最低限必要なものを置いておくと便利。念のため、貴重品は貴重品ロッカーへ。


…これだけ書いておいて、まだ父島へ着いてません笑。おがさわら丸船内の話が長くなってしまったので、珍しく分割記事となります。続きはこちらから!写真多めなので見てね↓
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