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そのボランティア、本当に意味ありますか?スタディツアーが溢れる時代に、親が今知っておくべきこと

海外スタディツアー、高額ボランティア、AOに有利という言葉。その多くは“教育商品”です。総合型選抜で評価されない実績の共通点と、迷わない家庭の考え方を書きました。

こんにちは。
教育移住を4回、海外生活14年。
子どもの進路を、何度も「選び直してきた側」のリアル孟母ベティです。

先日、うらのまいさんの【奨学金 × 総合型選抜】最新攻略セミナーを主催させていただきました。

親が知るか知らないかで、何十万や何百万も
将来もらえるはずの奨学金をもらえない、総合型選抜で受からない。
今はそういう時代になっています。

その中で、私の記憶に残ったのはこのお話。

それが、
「高校になってから、ボランティア迷子になる家庭が本当に多い」
という現実です。

この記事は
「今まさに何か始めなきゃいけない気がしている親」に向けて書いています。

・小学生、まだ早いと思いつつ、周りの情報に焦りを感じている
・中学生になって、「そろそろ実績を…」と考え始めている
・総合型選抜や奨学金の言葉は知っているけれど、全体像が見えていない
・スタディツアーやボランティア募集のサイトを開いては、決めきれずに閉じている

そんな状態の保護者の方です。

いまの時代、
「何もさせていない」ことよりも、
「意味づけできないことを積み上げてしまう」ことのほうが、あとから大きなズレになります。

私自身も長女の海外大学進学のために
課外活動履歴づくりや奨学金は調査ガチ勢。

では元気よく行ってみましょう!


ボランティア募集サイトは、今や「商品棚」になっている

最近、ボランティア募集サイトを覗いたことはありますか?
参加するほうがお金を払わなきゃいけない『ボランティア商品』がたくさんあるんですよ。

・海外スタディツアー
・高額な参加費の短期ボランティア
・「実績になります」「AOに有利」「証明書出します」と書かれた企画

一見すると、
「やる気のある子のための良い機会」に見えます。

でも、セミナーで改めて整理されていたのは、
それらの多くが“教育商品”として売られているという事実でした。

高校生になってから、
「総合型選抜に向けて何かしなきゃ」と焦った家庭ほど、
この“商品棚”に吸い寄せられていきます。

自分の履歴書に書けることがなにもない。
学校と塾に行っていただけ。
高2くらいになって焦って1枚でも賞状を集めるように、
焦ってあのボランティア、このスタディツアー、
と手を出していくのでしょう。
(多くのスタディツアーは総合選抜型入試を
市場にした旅行会社の商品でしかないように私は感じます)

問題は、やっていることではなく「つながっていない」こと

誤解してほしくないのですが、
スタディツアーも、ボランティアも、
それ自体が悪いわけではありません。

問題は、

・なぜそれをやったのか
・その経験で何を考えたのか
・次にどうつながっているのか

が整理されないまま、
てんでばらばらな「実績の数」だけが増えていくことです。

これは、
うらのまいさんが言っていた
「実績が羅列になっている家庭」そのもの。

総合型選抜では、
この状態はほとんど評価されません。

総合型選抜入試をやっている大学の教授が
「親の金で留学してきただけの奴なんか評価するわけない」
と発言されたのも、以前Yahooニュースで読みました。
高校留学していてすら、やってきた課外活動履歴に
脈略がないとこのように評価されるのです。

高校生になってからでは、もう遅い理由

多くの保護者がこう言います。

「高校に入ってから考えればいいですよね?」

でも、セミナーで何度も強調されていたのは、
“順番”の話でした。

高校生になってから急に、

・実績を作ろうとする
・意味づけを後付けしようとする
・お金で時間を買おうとする

この流れは、
子どもを「迷子」にさせやすい。

なぜなら、
本人の関心や思考が育つ前に、
外側の正解をなぞり始めてしまうから
です。

小中学生の今、やるべきことは「探す」ではない

ここが、今回いちばん腑に落ちたポイントです。

小中学生の今、
やるべきことは、

・特別なボランティアを探すこと
・実績になりそうな活動を集めること

ではありません。

そうではなく、

・何に引っかかる子なのか
・どんなことにモヤっとするのか
・どんな場面で悔しがるのか

この「種」を、
家庭の中で言葉にしていくこと。

それがないまま高校に入ると、
ボランティアは「探すもの」になり、
結果として迷子になります。

親が持つべきなのは「正解」ではなく「地図」

うらのまいさんのセミナーを通して、
改めて思いました。

親がやるべきなのは、
「これをやりなさい」と正解を渡すことではなく、

・この家庭は、どこに向かっているのか
・今は、積む時期なのか、見送る時期なのか
・やらないと決める勇気は持てているか

という地図を持つこと

地図があれば、
スタディツアーも、ボランティアも、
「買うかどうか」ではなく
「今、合っているかどうか」で判断できます。

高校で迷わないために、今できること

高校になってから慌てない家庭は、
特別なことをしているわけではありません。

ただ、

・順番を知っている
・焦らない
・積まない時期を受け入れている

それだけです。

もし今、
「何かさせたほうがいいのかな」と不安になっているなら、
それは行動のサインではなく、
整理のサインかもしれません。

明日は、「そうは言ってもなにを準備すればいいかわからない」という親子さん向けの記事を書きますね。

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