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★【チーム作り】「目標」を具体的なアクションプランまで落とし込む(マンダラチャート)

割引あり

(このnoteでは、”強い高校野球チームを作る”方法を仮想の高校を見立て様々な角度から具体的にシミュレーションしております。野球に関わる全ての方々にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。)
「工藤note高校 野球部」甲子園・日本一までのチーム育成プロセス を考える|工藤康博

選手が立てた1年間の目標を実現するために、具体的にどういうアクションをしていくか?を決めていきます。マンダラチャートのような視覚的にわかりやすくすると、選手の理解度が高くなります。

目標を具体的に…とは、出来る限り数値化した「技術の目安」に落とし込むというイメージです。

  最新の高校野球専門誌は、こちらのリンクにまとめています
                       (月1回情報更新)👇


1年間の目標を実現するためのアクションプランは、マンダラチャートを使い行ないます。
個人のマンダラチャートとチームのマンダラチャートを作ります。

↓  チーム作りに関する項目は、こちらから!
★【チーム作り ここからスタート】個の力を掛け算でつなぐ”チーム作り”|工藤康博

ここでは、チームのマンダラチャート作り方を考えます。
               ↓ 個人のマンダラチャートの作成は…

🥎 アクションプランへの落とし方

◉ できる限り数値化する

「明確な」とは、「こうなりたい」「こうしたい」という目標でなく、具体的な数字と期間にすることです。

例えば投手なら
「失点を抑える」「三振を取る」ではなく「夏までに140kmを投げる」という感じで、さらに細かく140kmを投げるために
 ● 〇〇を何回
 ● 〇〇を何セット、週5回
このように行動目標まで決めることができると、目標達成までの道筋がはっきりとしてきます。

◉ 現在の環境で可能なことをプランニングする

例えばチームにとって厳しい高い目標を設定したとしても、人間は環境に流されやすい生き物なので楽をしたり手を抜くチームメイトが周りにいるとそれに流され楽をしてしまいます。
最初に設定した自チームの温度感に合わせた目標設定に沿って、今のままでは難しいが意識高く各選手が取り組むことで達成可能な目標を設定し、そこに向けた環境整備を進めます。
設備等に対してはないものねだりでなく(例 室内練習場がない)取り巻く環境の中で「今ある中で実現できること」で考えます。

◉ (チームで共有する)目標計画表で明文化する

アクションプランは明文化しチーム内で共有する必要があるため、目標計画表を作ってその中でまとめていきます。
下は大谷翔平が高校の時に立てた目標達成表になります。これは個人の計画表ですが、同様の形でチームの計画表を作ります。

※ X(旧twitter)より引用の写真になります。

この目標計画表はマンダラチャートになりますが、この表の最終目標は真ん中に入ります。
上表だと「ドラフト1位8球団指名」と目標の期間・数字が明確になっており、これを達成するために必要なことが外枠に書かれる形式です。必要なことにも可能な限り具体的な数字で書かれています(例 160km・夜7杯朝3杯・FSQ90kg・RSQ130kg)。

          ※ マンダラチャートの具体的な作成方法は後述

◉ プラン例1 (勝ち上がることで対戦する)好投手を攻略する打撃をチームでつける

トーナメントを勝ち上がると、好投手と必ず対戦することになります。好投手は各打者が自由に打っては攻略が難しいので、チームとして攻略の”方向性”を合わせることができる技術が必要になります。

例えば、全員で「逆方向を狙って打つ」というのは有力な方法です。
逆方向に打つには、「引っ張りたい」と欲を出さず狙って打つことに徹する精神力が必要です。また「逆方向に打つ」ことはすぐ対応できるほど簡単ではないので、普段の練習の中からどうすれば逆方向に打てるのか?いろいろ試しながら会得していくことがポイントです。

◉ プラン例2 (勝ち上がることで対戦する)強力打線を抑え込む投手陣をチームで作る

トーナメントを勝ち上がると、強力打線と必ず対戦することになります。強力打線は「速球でも打ち返す」「甘いコースは長打にする」可能性が高い打線ですが、その打線を抑える方法として
 ● (スピードがなくても)コントロールを良い投球を身につける。
 ● (そのコントロールを利用して)同じところにばかり投げず、
                  コース・高さを変えながら投げる。
ことで有効です。

具体的には、アウトを取るためには球のスピードがなくても「低め」「インコース」を精度高く投げる ことが重要になるということです。

 インコースに投げるのは怖いが、どうすれば感情なく投げ込めるか?
 苦しい時でも低めに集める投球をするためには、どうすれば良いか? 

日々の投球練習や練習試合の中で、この2つの課題を大きな方向性として意識して取り組むことで、1年取り組んできた最後の夏 ここぞのシーンで低め・インコースに投げることができるようになります。
週のサイクルで考えると…
 土・日 ⇒ 練習試合 ミス・課題をここで見つける。
 月~金 ⇒ ミス・課題に対しての解決方法を練習の中で取り組む。
 土・日 ⇒ 練習試合 一週間取り組んだ練習を試合で試す。
            新たなミス・課題をここで見つける。
 月~金 ⇒ ミス・課題に対しての解決方法を練習の中で取り組む。

                         となります。
 週のサイクルでPDCAを行ない、「同じミスは繰り返さない」選手を揃え、チームを作るのは勝てる道になります。

小さなこともチーム全体の課題と捉え、取り組む。大きな方向性を意識しつつ、目前の課題にも対処する  ことです。

※ アクションプランが作成できないとき

チームのアクションプランがうまく設定できなかったときは、以下行なってみると具体的なプランが見えてくることがあります。

◉ 甲子園の試合を観る

甲子園では各都道府県の代表チームが激しい戦いを高いレベルで行なっており、その戦いから学べることはたくさんあります。
この高いレベルの試合は”一年後のチームの姿”として考えることができ、見ることで現在のチームに足りないもの・目指すべきものを発見できる可能性が高いです。その発見をチームの目標・アクションプランとして一年かけて克服する方向性を見いだすことができます。

◉ チームの成長目安を決める

1年間で大会は
 ● (選抜をかけた)秋の大会
 ● (夏のシードをかけた)春の大会
 ● (最後の夏の甲子園をかけた)夏の大会
が主だった大会になりますが、チーム事情で「秋の大会に戦力を十分整備して戦うことが難しい」等あったり、また「(まだ遠いので)1年先のイメージがわかない」ということもあると思います。

この場合、無理に1年後に明確な目標を立てるのではなく途中までの目標設定や結果でなく技術的な課題に目標を置くことも考えます。
例えば、
 ● 「秋の大会に戦力を十分整備して戦うことが難しい」
     ⇒ 秋冬は、足りない基礎に取り組むことに集中し、
             目標・アクションプランを翌年春・夏に置く。
 ● 「(まだ遠いので)1年先のイメージがわかない」
     ⇒ 直近の秋の大会に目標設定し、秋の大会終了後
              来春・夏に向けた目標設定を改めて行なう。
という感じで、スタート段階でどこを目安にするか?決める方法でも構いません。

🥎 目標に向けたアクションプランを継続する方法

チームとして定めたアクションプランを継続するためのポイントは以下になります。

◉ 目標を宣言し、常に口に出す

例えば個人の目標の場合、誰にも言わずに努力をしうまくくいかなったときはかんたんに目標を諦め努力をやめてしまうことができます(自分自身の強さが試される)。チームの目標でも同じようなことが言えます。

目標はチーム内で宣言し”公の目標”にし、思っているだけでなく常に口に出すことでより強い思いになりあきらめにくい状況をチーム内で作ることができ現状うまくいかなくても努力を継続することを選ぶようになります。
このように、周囲を使って自分にプレッシャーをかけ逃げ道をなくすことが継続するポイントになります。

◉ 志の高い選手に先導してもらう

チーム内にはチーム目標・個人目標を沿って日々努力をする志を高く持った選手がいるものなので、そのような選手に日々の練習を先導してもらうことで他の選手がつられる形で努力を継続できお互いにプラスになります。
      (当然、チームの選手がついてきてくれる逆の形も考えられる)
この状態が「切磋琢磨」の状態であり、そのような輪がチーム内に広がることでチームの雰囲気・チームの力が変わってきます。

🥎 目標設定の可視化例 マンダラチャート

「マンダラチャート」は一般社団法人マンダラチャート協会の登録商標です

マンダラチャートとは1979年に目標達成ツールとして開発されたもので、一般社団法人マンダラチャート協会により普及が進められております。
参考として、マンダラチャート協会のyoutubeチャンネルにマンダラチャート・9マス思考の説明動画がございますのでご紹介いたします。

マンダラチャートを利用することで、複雑なタスクになった場合でもわかりやすく整理することができます。

特に純粋に努力をすることができる高校生の場合、正しくチャートを作成することで努力の方向性を間違えることなく日々の取り組みを進めることができ、また常に高いモチベーションも保って練習に取り組むことができるので、限られた3年間をより充実した濃いものにするために非常に有効な表になります。

”具体的な行動に落とし込んでこそ、目標は現実味を帯びる”


以下 マンダラチャートの説明と私が実際に作成し利用しているExcelのテンプレート(上図デザイン)を有料にはなりますが入れておきます。

上達を目指す高校球児にも比較的利用しやすいチャートになっているかと思います。
(本来のマンダラチャートは細かなルール設定があるようですが、ここでは私が実際に利用する際の簡単な方法を説明させていただきます)

◉ マンダラチャート

マンダラチャートは、9×9のマトリックスで目標や要因を整理し視覚的に明確化することができる ”思考・発想のためのフレームワーク” になりま

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