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★【選手育成】野球と勉強の両立

(このnoteでは、”強い高校野球チームを作る”方法を仮想の高校を見立て様々な角度から具体的にシミュレーションしております。野球に関わる全ての方々にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。)
「工藤note高校 野球部」甲子園・日本一までのチーム育成プロセス を考える|工藤康博

高校野球は、選手の前に高校生であり野球の前に勉強をすることが大前提となります。
野球を真剣に取り組めば取り組むほど”勉強よりも野球に集中したい…”と考えがちですが、将来社会に出た時には複数の大きな課題を並行して行なう…ことは日常的に起こり得るので、高校生活の中で”野球も勉強も全力で取り組む”ことをトレーニングしていった方が良いです。

  最新の高校野球専門誌は、こちらのリンクにまとめています
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高校生は学校が最優先であることを大前提に考えますが、野球と勉強の両立を個人の裁量にゆだねるのではなく過去の先輩の取り組みや成功・失敗例を聞く機会を設け、チームとして両立するためのポイントを共有するようにします。
その上で、テストで赤点を取った場合はペナルティとして練習に参加できない期間を作ります。1年生のうちはまだ両立の意識が薄いため赤点でペナルティの選手が出てきますが、3年生になると意識が高くなり赤点を取る人間がいなくなるくらいになってほしい…という願いを込めたルール設定とします。

↓  選手育成に関する項目は、こちらから!
★【選手育成 ここからスタート】”成長する選手”のパターンを作り、チーム全体に浸透|工藤康博

野球での経験は勉強にも必ず生きる

"野球を上手くなろう"とする姿勢が勉強にも生きる

野球を上達したい!と様々なプレー(NPB・MLB・強豪校…)を見て学ぼうとする姿勢は、勉強でも先生が授業で話したことを理解しようとする姿勢につながり、学習効果をもたらします。
"授業内で習得する力" "授業内容を理解する力”は高い集中力と頭脳が必要になりますが、野球をしていると日々の練習の中で身についてくるものになります。

正しい努力の方向性を見極めることができる

野球を上達するためにはどのような努力をすると良いか?結果がすぐに出る(上達する)ことは野球では少ないため、普段の練習の中で常により良い方法・正しい努力の方向を考え練習を行ないます。
この考え方は勉強でも同様に生きてきます。自然に正しい努力の方向性を探る意識が出て、結果に結びつきやすくなります。時には、「時間をかけて地道に反復することが結果につながる」ということにも根気よく取り組めるようになります。

両方全力で取り組むためのポイント

野球部に所属していると、高校3年生の夏までは野球中心の生活になります。その中で野球と勉強を両立するために意識するポイントは以下2点になります。
基本は2つのことをバランス良い程度で行なう…ではなく
        ”何ごとも全力”  ”何ごとも集中する”
意識を持って取り組みます。

効率よく時間を使う

● 自分の生活で使う時間を棚卸し、”自由がきく時間”を明確にする。
          → どのタイミングで勉強できるか?明確になる。
● 基本は”学校の授業を中心”に勉強を行なう。
    授業時間は勉強に集中、放課後以降の授業時間以外で野球に集中。
    ”授業がすべて”になるので、授業中無駄なく過ごす意識を持つ。
● (可能なら)通学等の移動時間や始業前の時間を使い勉強する。
                (英単語等、暗記の時間に使うと有効)
  ただし、すきま時間の使い方は個人の好みや向き不向きがあるので、
  自分に合う方法を見つけ行なうと良い。
● 休む時間も時間管理をする。
       → ダラダラ休むと、無意識に長くなってしまいがち。
※ 練習後帰宅してから勉強は難しいので、夕食食べて寝るだけで良い。
           (夜型にしない、時間を取りたいなら朝型にする)

勉強に集中できる体力・集中力を練習で身につける

● 勉強の時間には全力で取り組むことができるように、
  普段の練習の中で体力をつける(疲れてできない…をなくす・減らす)
● 勉強の時間には全力で取り組むことができるように、
   普段の練習の中で集中力をつける(やる時はやる…をクセ付ける) 
             → 特にテスト期間は、この力が重要になる
● 勉強の時間には全力で取り組むことができるように、
                    モチベーションを維持する
  (目指す目標を明確にする ○○大学で野球をしたい!等
       受験までの期間を逆算して必要なことに取り組む
             同じ目標を持つチームメイトがいると尚良い)● スイッチをオフにせず、野球と勉強を切り替える
      ”野球している” ”勉強している” ”休憩している”
 と分類した時に、”野球”→”休憩”→”勉強” と切り替え時に休憩をはさむと
 一度スイッチがオフになり、もう一度オンにするのは大変なことになる。
              (スイッチをオンにした状態で切り替える)

自分なりのリフレッシュ方法を見つける

限られた時間・環境の中で勉強するため、勉強できる時間は集中し効率よく行なうことがポイントです。ただし、人間なのでなかなか気が乗らなかったり飽きてきたりすることもあるので、そういうときに使える”自分なりのリフレッシュ方法”があると良いです。
  (例) 勉強の場所を変える・苦手な科目の間に好きな科目を挟む
ただしそれでもどうしても気が乗らないときはあるので、そのときは思い切り休みます。思い切り休むことで、次の日以降に危機感が生まれてきたりするので逆に勉強が進む結果になることもあります。

最優先を受験勉強にするのは高校野球後で構わない

高校野球の期間は野球が優先になることが多くなるため、受験勉強を最優先とするのは高校3年生の夏(高校野球終了後)からでも構いません。
高校野球は高校3年間の限られた時間にできるものです。恵まれた環境の中で思い切り野球に取り組むことができる 人生全体の中でも貴重な時間 なので、この時間を大切にすべきです。

ただし、冬のオフシーズン期間は比較的程度勉強の時間が取れるので、まとまった時間で行ないたい課題を設定し優先的に行ない、春以降も授業について行ける準備を行なうことは良いことです。


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