馬券でサラリーマンの年収を超える【2】どのくらい当てたら目標達成できるのか

※この投稿は、以下の投稿の続きです。

さて、
「馬券を当てるのがうまい人」が、1年通して資金をどのくらい増やすか、皆さんご存知だろうか。
参考として、「プロ予想家の、回収率トップ3」を以下に記す。

1位.143% +643,500円 「メシ馬」氏
2位.129% +580,740円 「のれん」氏
3位.115% +102,070円 「馬場虎太郎」氏

netkeiba「ウマい馬券」予想家ランキング2021(中央競馬の年間回収率)

競馬関連の情報サイトとしては恐らくトップクラスのアクセス数を誇る「netkeiba」で、競馬に関する見識や安定した予想成績を根拠として「プロ」としての契約を打診され、有料で予想を売っている100人超の方々。
そのなかでトップランカーを張る3人。
それでさえ、1年通してみれば、資金を何倍にも増やせるわけではないのだ。

この方々と同じ回収率で、「年間288万円の収益」を得ようと思うと、こうなる。

1位の方で、約670万円の投資に対して約960万円の回収。
2位の方で、約990万円の投資に対して約1,280万円の回収。
3位の方で、約1,920万円の投資に対して約2,200万円の回収。

つまり競馬でサラリーマン1人分の年収を稼ごうと思ったら、国内有数のプロであっても、年間で700万円弱、場合によっては2,000万円弱の投資が必要になるのだ。
これは競馬が年50週あると考えると、毎週13万円~40万円を馬券に費やすことを意味する。

そのくらいの金額をコンスタントに馬券に使い続け、且つ、国内有数のプロレベルの競馬予想力を兼ね備え、それではじめてようやく、サラリーマンの平均年収(ただし賞与除く)が稼げるわけだ。

「馬券で生活する」がいかに難しいか、わかるというものである。


ちなみに私自身が過去、一番勝った年は、年間約4,000万円の投資に対して約4,400万円の回収(+400万円、回収率110%)だった。

1日の予算が40万円。1レースあたり2-3万円を投入。36レース中、15レースくらい手を出していた。3連単マルチで60~72点を、1点あたり400円で買っていた。すっからかんの0円で負ける日も、数百万円を勝つ日もあった。

これを年がら年中続けると、上記のような額となる。

金曜、土曜は毎晩、明け方までレース予想をして、そのあと仮眠。第1レースの前に起床して、馬券を買いながらグリーンチャンネルでレースを観戦。平日はサラリーマンとしてフルタイムで働きながら週末にこういう生活ができたのは、ひとえに若かったからだ。
10年以上たった今、同じことはもうできないと思う。

このときは我ながらよく当たったと思うし、自分を天才だと思っていた。
その最高潮時の自分でも、年間回収率に直せば「たったの110%」でしかなかった。

なので、「年間通して毎週コンスタントに馬券に参加し続けて、回収率110%」、ある意味これが素人の限界値だろうと、体感的に理解できる。
そしてこの、「たった10%勝つ」ことを、続けることがいかに難しいかもわかる。
私はこの勝ち方をした翌年以降、同じくらいの投入金額でしばらく買い続け、逆にサラリーマンの年収ぶんくらい負ける年もあった。

なおさきほど引用したnetkeibaの予想家ランキングで、
中央競馬2021年回収率が100%を超えていたのは12/111人。
同、2020年回収率が100%を超えていたのは9/101人。
どちらも上位10%程度である。プロと言えども約90%の人は年間トータルでは負けるのである。

そして2020→2021にかけて2年連続で100%を超えたのは、3人だけである。
「阪木秀雄」氏
「真田理」氏
「キムラヨウヘイ」氏

さらに、2年連続で110%超えとなると、「阪木秀雄」氏ただ一人である。
また、2019年から3年連続で100%越えというのは、「キムラヨウヘイ」氏ただ一人である。

プロと素人の違いは、「資金を何倍にも増やす力」ではなく、
「たった10%前後の利益」を「毎年出し続けられるかどうか」、
であると思う。

※ご興味をお持ちいただけたら、【3】~【5】も是非お読みください。


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