収穫祭のあとに始まるぬかと玄米の台所仕事ー自然栽培米を味わう時間
おおたきさんちの田んぼで迎えた11月の収穫祭。
新潟・魚沼の自然の中で
自然栽培のお米づくりに半年間関わった
その締めくくりの日でした。
神社にお米を奉納し、光のおむすびをむすび
「ありがとう」を体いっぱいで味わったあの日。
実は、あの物語には続きがありました。
それは――
家に帰ってから精米機の前で始まった
小さな感動。
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今回いただいたお米は
無農薬・無肥料、大自然の中で育てられた
本当に貴重で大切なお米。
喜び勇んで玄米の状態で持ち帰り
いよいよ精米の場面。
精米機から出てきた真っ白なお米に
ワクワクとよだれが止まらない。
そして、その下にはふわっふわのぬか。
ぬかって、いつもなら畑にまいちゃう。
でも今回のぬかは普通のぬかじゃない。
畑にいれるなんてもったいない…よね?。
半年間、田んぼに通って
大地と空と水に立ち会わせてもらったお米。
ぬかまで余さず美味しくいただきたい!!
そんな私の「もったいない魂」をとことん
満たしてくれた記録をお伝えします。
自然栽培米だからできること①いりぬかを作ってみよう
ということで、まずは いりぬか に。
【綺麗道の豆知識】
ぬかは酸化しやすいので、そのままよりも炒ってあげるのがおすすめです。
いりぬかの作り方はとても簡単。
フライパンにぬかを入れて
弱めの中火で焦がさないように混ぜるだけ。
炒めるというより香りを起こす感じですね。

しばらくすると
ふわっと立ち上ってくる香ばしい香り。
う~んいい感じ。これ美味しいやつ!
そう思うくらい
やさしくて甘い、いい匂い。
無農薬・無肥料だからこそ
安心してぬかまで食べられる。
これだけでなんだかもう嬉しい。
贅沢だな~。
食べ方① いりぬかのミネラルふりかけ
まず我が家の定番に躍り出たのがふりかけ。

・いりぬか
・すりごま
・青海苔
・かつおぶし
・塩を少々
これをただ混ぜるだけ。簡単でしょ!
白いごはんにかけると
香ばしさと旨みが一気に広がって・・・
おや?ごはん減るの早くない?って状態間違いなし。
お米の力がちゃんと爆発してる感じっていうのかな。
滋養が体にしみ込んでいくようで
ただのふりかけなのに
なんだか背筋が整うみたい。
ミネラルマシマシでヘルシーなうえに美味しい。
最高のふりかけ爆誕。
食べ方② あんこ × いりぬか(これ発明級)
もうひとつ感動したのがこれ。

おもちにあんこ。
その上から いりぬかをさらさらっとふりかける。
するとあ~ら不思議。
きな粉とはまた違う
もっとお米寄りの香ばしさオン。
あんこの甘さの中に香りと深みが生まれて
一気に 大人の和菓子 になっちゃうんです。
あんこの甘さを引き立てる静かな名脇役。
それが・・・いりぬか。
正直、かなり好きな部類でした。
ま、そのまま食べても香ばしくて美味しいんだけどね。
もそもそもそもそ(食べてる音)
自然栽培米だからできること②いり玄米も作ってみよう
さらに今回は
玄米そのものも 炒り玄米 にしてみました。
作り方はこれまたシンプル。
洗った玄米をフライパンで炒るだけ。


最初は水気が多い玄米もしばらくすると
パチッという音がして
香ばしい香りが立ち上がってきます。

色もほのかに茶色く。

焦がし過ぎに注意。
一部はポン菓子みたいに白い粒が見えています。
これがまたかわいくて。

これをそのままぽりぽり。
歯応えがあっておいしい。
ぽりぽり。
素朴だけど止まらない。

ぽりぽりぽりぽり・・・。
小学生のムスメも「これ、おいしいね!」
と喜んで食べていて
なんだかちょっと嬉しくなりました。
おやつなのにちゃんと食べてる感じがするのは
やっぱりお米の力なのかもしれません。
罪悪感一切なしのおやつ。
食べるほど元気になる気がするのは
気のせいじゃないはず。
粒もぬかもぜ~んぶ命!
収穫祭の日はお米を神さまに奉納し
感謝を伝えました。

そして家に帰ってからは
お米を自分の体に返す時間。
粒だけじゃなく
ぬかも玄米も、ぜ~んぶ。
余さずありがたくおいしくいただく。

これってきっと昔の日本人にとっては
特別なことじゃなくて
ごく当たり前のことだったんだろうな。
そんな昔の当たり前が
実はどれだけ豊かだったのか。
今、こうして体験したことで
ようやく実感できた気がします。
飽食の時代だからこそ
半年間、立ち会わせてもらったお米の物語。
収穫祭でひと区切りと思っていたけれど
本当の締めくくりは
このぬかの時間だったかもしれません。
これでお米との物語は一旦終了です。
今日もまた食卓にのぼるおいしいごはん。
いつもの「いただきます」を
少しだけ深く噛みしめるのでした。
以上、新潟の綺麗道がお送りしました。
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