私の作品紹介💞「ひ・に・く・や・な・女」💞詩+ショート・ストーリー+コケティッシュ・JAZZ
💞縦読み詩
皮肉屋な女 「 ひ・に・く・や・な・女」
ひ
ひとつ本音を言えば
世界は少しだけ壊れる気がして
だから今日も
冗談にして飲み込んだ
に
似合わないほど強い言葉で
自分を守っている
傷つく前に
笑ってしまう癖がある
く
空気を読むより
本質を突くほうが楽で
優しさよりも
正しさを選んでしまう夜もある
や
やわらかい気持ちは
見せた瞬間に負ける気がして
つい
とげのある返事をしてしまう
な
「なんでそんなに冷めてるの」と
言われるたび
ほんとは
誰よりも期待していたと
気づいてしまう
女
強がりも
皮肉も
全部わたしの鎧
それでも
誰かがそっと触れたら
きっと
ちゃんと笑える女
💞コラム
皮肉屋な女 「 ひ・に・く・や・な・女」
ひ
人は彼女のことを「ひねくれている」と言う。
褒められても素直に喜ばないし、流行りにもすぐには飛びつかない。みんなが「素敵」と言えば、彼女は少し首を傾げる。そこに嘘はないのか、本当にそれが好きなのか、と。
彼女にとって皮肉は攻撃ではない。物事を裏から照らすライトのようなものだ。光が強いほど、影もまた濃くなると知っているからこそ、彼女はあえて影を見る。
に
「にこにこしていれば得なのに」と言われたこともある。
確かにそうかもしれない。けれど、無条件の同調ほど怖いものはないと彼女は知っている。場の空気を壊さない代わりに、自分の感覚を少しずつ削っていくことのほうが、よほど残酷だ。
皮肉屋な女は、空気よりも真実を優先する。だから時々、浮く。けれどそれは、沈まないための選択でもある。
く
クールだと思われがちだが、実際は逆だ。
感受性が強すぎるから、真正面から受け止めると痛い。だからワンクッション置く。冗談に変えたり、少し角度をつけて返したりする。
それは冷たさではなく、防御だ。
本気で期待して、本気で裏切られる経験を重ねた人ほど、言葉に棘をまとう。棘は攻撃のためではなく、柔らかすぎる自分を守るために生えている。
や
優しさを信じたいのに、どこかで疑ってしまう。
「大丈夫?」と聞かれれば、「平気」と答えながら、心の中で分析している。本当に心配してくれているのか、それとも社交辞令か。
そんな自分を面倒だと思う夜もある。
けれど彼女は知っている。無邪気に信じて傷つくより、少し距離を取って傷を浅くするほうが、自分には合っていると。
それでも時々、鎧を脱ぎたくなる。誰かの前で、何も考えずに笑いたくなる。
な
「なんでそんなに斜めから見るの?」と問われるたび、彼女は少し考える。
斜めから見るのは、全体を見たいからだ。真正面からの景色だけでは、裏側がわからない。
皮肉は、世界を疑うためではなく、世界をより深く理解するための方法だ。
物事を鵜呑みにしない。感情に流されすぎない。
それは冷酷さではなく、誠実さの一形態なのかもしれない。
女
皮肉屋な女は、決して愛を知らないわけではない。むしろその逆だ。
愛の重さも、約束の曖昧さも、期待の危うさも知っているからこそ、簡単に「素敵」とは言えないだけだ。
彼女が本当に心を許したとき、皮肉はふっと消える。そこには、驚くほどまっすぐな笑顔がある。
強がりでも、冷笑でもない、静かな温度の愛情がある。
皮肉屋な女とは、世界に絶望している人ではない。
世界を信じたいのに、慎重になりすぎた人だ。
もしあなたのそばにそんな女がいるなら、どうか急かさないでほしい。
彼女は時間をかけて、ちゃんと心を差し出す。
そしてそのときの彼女は、
誰よりも誠実で、誰よりもあたたかい女なのだから。
私の作品紹介💞コケティッシュなJAZZ
強がり女子の本音JAZZ「ひ・に・く・や・な・女」
ひとこと多いって
また言われちゃったわ
でもだって本音は
砂糖じゃ溶けないの
にっこり笑えば
楽なの知ってる
それでもわたし
裏側を見ちゃうの
くちびる尖らせ
シニカルなフレーズ
強がりはルージュみたい
本当ははがれやすいのに
やさしくされたら
疑っちゃうのよ
「どうして?」なんて
聞けないくせに
なにげない夜に
ひとりグラス揺らして
ほんとはね
信じたいだけなの
女よ 女よ
可愛くなれないふりして
ハートは
とっくに恋してる
ちょっとビターな
シュガーレス・キスで
わたしの棘
そっと溶かして
皮肉屋な女も
愛されたら
甘くなるのよ
ねぇ…知ってる?

💋強がりで
ちょっと皮肉屋で
でも本当は誰よりも信じたい
そんな「ひ・に・く・や・な・女」を
コケティッシュなJAZZで歌いました
棘はね、弱さの裏返し
可愛くなれないふりしてるだけ
あなたのそばにも、いませんか?
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