詩: 縦読みポエム💞過・去・を・引・き・ず・る・女

過ぎた言葉が夜に戻って
去れない影が胸に残る
をさえた笑顔の裏側で
引き出しの奥 記憶が鳴る
きれいに閉じたはずなのに
ずっと消えない温度があって
るすばんする想いを抱え
女は今日も前に進もうとする

グラスの底で 揺れる昔
名前のない ぬくもり
忘れたふりは 上手でも
消せない香りが まだ残る
引き出しの奥 眠る声
閉じたはずの ページが鳴る
進めばいいと 知りながら
足元に 影を連れて
煙る灯りに 身を預け
過去を抱いたまま 夜を越す
置いていけない 弱さごと
それが私の ジャズになる
この詩は、
過去の恋を完全には手放せないまま
大人になった女性の心情を背景にしています。
別れを受け入れ、前に進もうとしながらも、
夜の静けさやふとした香りに記憶が呼び戻される。
弱さを否定せず抱えたまま生きる姿を、
バーの灯りとジャズの余韻に重ねて描いています。
