健康の複利
こんにちは!
以前、「思い出の複利」というテーマで書きましたが、今日はその続きとして「健康の複利」について書きたいと思います。
僕はうつ病による3度の休職と復職を経験しました。今は復職して3年以上経ちますが、健康の価値は本当に身にしみて感じているところです。何をするにしても、健康であるかどうかで人生がまったく別物になってしまいます。今日はそんな話です。

複利とは何か?
まずは「複利」という言葉から簡単に整理します。
複利とは、増えた元本にもさらに利益がつき、その利益にもまた利益がつくという仕組みです。雪だるまが転がりながら大きくなるイメージで、投資の世界でよく言われる言葉です。
たとえば、毎年資産が10%増えるとするなら、
1年目は元本に対して10%
2年目は「元本+1年目の増えた分」に10%
…というふうに、時間がたつほど、資産はどんどん大きく膨らんでいきます。
このどんどん大きくなる効果は、実は健康にも当てはまると僕は思っています。

健康だと、同じ出来事でも喜びの量が大きくなる
さて、ここからが本題です。みなさんは、健康がなぜ大切だと思いますか?
「元気に動けるから」
「仕事ができるから」
もちろん、その通りです。ただ、それだけではないです。
僕は、健康であればあるほど、人生から受け取れる「喜び」の量が大きくなるからだと思っています。これが健康がもたらす恩恵ではないでしょうか。
わかりやすくイメージするために、映画を観る場面を想像してみてください。 ハッピーエンドで終わる映画があったとします。心身ともに健康な人がそれを観たら、「ああ、感動した」「最高だった!」と、ハッピーな気持ちを受け取れますよね。
でも、もし心が疲れていたり、うつ状態だったりしたらどうでしょうか。同じ映画を観ても、そこまで感動できなかったり、そもそも「映画を観ていること自体が苦痛」で、内容が入ってこなかったり、、、
はい、休職中の僕です。
これは映画に限りません。人生のあらゆるイベントにおいて、健康という土台があるかないかで、そこから得られるプラスの感情の量はまったく違ってきます。
健康は単なる体の状態ではなく、「幸せの受信力」を高める装置でもあるんですよね。だから人生で受け取れる喜びの総量を最大にするために、まず自分自身のコンディションを整えておくことが大切だと、僕は思っています。

健康は良い「判断」「行動」にも複利で効いてくる
健康は体調だけでなく、意思決定、判断力、行動、生産性、、、人生のあらゆるところに影響します。
健康な状態だと、頭がスッキリしていて前向きな判断ができたり、パフォーマンスが高まったりしますよね。つまり、行動の結果がプラスに着地しやすくなります。 逆に不健康な状態だと、判断力が鈍ったり、ネガティブな決断をしてしまったりして、結果がマイナスに着地しやすくなります。
これを繰り返していくと、どうなるでしょうか?
健康な人は、プラスの行動が次のプラスを生んで、どんどん良い方向へ進んでいきます。一方で不健康な人は、マイナスの結果が積み重なっていきます。 時間が経てば経つほど、この差は大きく開いていきます。これこそが、まさに「健康の複利」です。

健康はメンテナンスをやめた瞬間に崩れ始める
健康管理でいちばん厄介なのは、「常にメンテナンスし続けないといけない」点です。メンテナンスをサボると、すぐにマイナスの方向へ転がっていきます。
人間の体は、無理をして健康がマイナスに振れていても、「気合い」で短期間ならなんとかなっちゃいます。でも、皆さんもご存知の通り、この状態を長期間続けたらダメなんです。「本当は休んだほうがいいな」と気づいているのに、「まだ動けるから」とメンテナンスを後回しにし続けていると、ある日突然、糸がプツンと切れたように動けなくなってしまいます。
こうなると、壊れた部分を治すためには、無理をしてきた期間の何倍もの長い時間が必要になります。「休む時間がない」と言ってメンテナンスをサボった結果、あとで長期の療養が必要になってしまったら、意味ないですよね。
だからこそ、まだ大丈夫なうちから、こまめに心と体をケアし続けることがが大事です。 毎日メンテナンスに使う時間なんてないと感じるかもしれませんが、将来ドカンと大きなマイナスを背負うリスクを考えれば、十分にお釣りが来る賢いわわ投資だと思います。
人生100年時代、健康こそが最強の資産
最後にお金と健康の話を少しだけさせてください。 生きていくため、人生を良くするために一生懸命働いてお金を稼ぐことは、とても大切です。でも、そのために健康を犠牲にしてしまったらどうなるでしょう?
せっかくお金を手に入れても、その後に病気になってしまったら、そのお金を使って旅行に行ったり、美味しいものを食べたりする元気もなくなってしまいます。それどころか、稼いだお金が医療費に消えていくことだってあります。「お金を得るために健康を削ったのに、そのお金を使える健康な体がない」なんて、悲しすぎますよね。
現代は「人生100年時代」と言われています。人生は長く、死ぬまで生き続けなければなりません。どうせ長く生きるなら、できるだけ元気で、自分の足で歩いて、美味しくご飯が食べられる「健康寿命」を伸ばしたいですよね。
日々のメンテナンスをしっかりして健康を保てば、将来かかる医療費を減らすこともできるかもしれません。必要なお金が少なくて済むなら、無理して長時間働く必要もなくなるかもしれません。そう考えると、やっぱり健康に時間を使うことは、もっとも効率的で、もっともリターンの大きい投資だと言えます。

まとめ:健康こそが最強の資産
今回は、うつ病当事者の僕が身をもって痛感している健康のことを言語化してみました。
健康は、意思決定、判断力、行動、生産性、幸福の量、時間、お金、、、
人生のあらゆる領域に複利で影響します。
だからこそ、毎日の小さなメンテナンスが大事です。サボればすぐに崩れる面倒なものだけれど、続ければ確実に人生が良い方向へ向かいます。
今治療中の方は、まずは治療に専念してください。それが「健康の複利」を取り戻す第一歩です。そして、復職した方、今健康な方も、今日から少しずつ自分を整えていきましょう。未来に、その積み重ねに必ず感謝する日が来ると思います。
今日はここまで!
復職に関する記事をまとめています↓
【自己紹介】
— あつき@うつ病会社員 (@atsuki_pro) August 29, 2023
⚫︎年表
2018年4月:入社
2018年8月:忙しい部署に配属
2019年4月:鬱の症状が出る
2019年9月:うつ病と診断される
2020年6月:1回目の休職
———1ヶ月間の休職———
2020年7月:1回目の復職
2020年8月:2回目の休職
診断名が双極性障害に
———8ヶ月間の休職———
2021年4月:2回目の復職…
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