復職後と同じ生活リズムで過ごす(復職前にやっておきたい)
こんにちは、うつ病会社員のあつきです。
3度の休職と復職を経験した会社員が、
「うつ病と共に働く」「うつ病と共に生きる」をテーマに投稿しています。
以前の記事で、復職の準備をする上で目指すべき状態をまとめた「復職準備のチェックリスト」を紹介しました。
このチェックリストのひとつが「復職後と同じ生活リズムで過ごしている」でした。今回は、復職後と同じ生活リズムで過ごすについて解説していきます。
復職までの大方針
先ほどのチェックリストの記事の中で解説しましたが、復職までの大方針として以下2点が必要であると私は考えています。
<復職までの大方針>
❶ 病気前に戻す(働ける状態に戻す)
❷ 病気前から進化する
「復職ごと同じ生活リズムで過ごす」はまさに、❶ 病気前に戻す(働ける状態に戻す)の要(かなめ)であります。
「復職後と同じ生活リズムで過ごす」はなぜ必要?
おそらくあなたは、休職後に寝て過ごした時間が多かったのではないでしょうか?ベッドにいないにしても、活動をほぼしていなかったはずです(できなかったはずです)。
一方、復職後に送る生活は、これらと全く逆の生活になります。日中は仕事をし、家に帰ると家事や育児をこなす必要があります。これは想像以上に負荷が大きく、休職後に寝て過ごすことが多かったあなたにとって、かなりシンドイ生活になります。
休んでいた期間に体力は落ちていますし、何より病気の症状で常に体調が万全というわけにはいきません。そんな状態の中で、1日8時間✖️週5日を働き続けなければいけません(人によって労働時間は異なります。あなたが復職後に働く時間に置き換えてお読みください)。
しかし多くの人は、寝て過ごしている状態からいきなり復職をしようとします。想像は容易だと思いますが、復職後の生活を送れるわけもなく、病気を悪化させて再休職をします。私も復職に2回失敗していますが、まさにこのパターンでした。
SNSを見ていても分かりますが、復職後にすぐに再休職してしまう人の大半は、復職前に「復職後の生活リズムで過ごす」ことができていません。これは練習をせずに本番(復職)にのぞむようなものです。復職前に、復職後の生活リズムを練習しておく必要があります。
「復職後と同じ生活リズム」とは
復職後の生活リズムという言葉ではイメージしにくいと思うので、もっと具体的に考えていきましょう。復職後の1日のタイムスケジュールを書いていきましょう。
<復職後の生活例>
6:00 起床
6 :30 朝食
8:00ー8:50 通勤
9:00ー12:00 仕事(午前)
12:00 お昼休憩
13:00ー18:00 仕事(午後)
18:00ー18:50 帰宅
19:30 夕食、家事
20:30 お風呂
21:00 フリータイム
23:00 就寝
これは私の復職後の生活を書いたものです。もしご家族やお子さんがいれば、もっとやることが増えると思います。
あなたも、紙もしくはスマホのメモ帳に書き出してみてくださいね。
………
書きましたか?これがあなたの復職後の生活です。
ここで質問です。「今のあなたはこの生活を送れていますか?」
もし答えが「No」であれば、あなたに復職はまだ早いです。まずは復職後の生活を送れるようになることを目指しましょう。現在の1日のタイムスケジュールと見比べるとどれくらいの差があるか分かりやすいと思います。その差を埋めるためにこれからトレーニングが必要です。
私の失敗談
私は3度の休職と復職を経験しています。つまり2度、休職に失敗しています。当時の復職前のタイムスケジュールはこんな感じでした。
<復職前の私の1日(復職直前)>
9:00 起床
10:00 散歩、食糧調達
11:00 シャワーを浴びる
11:30 昼食
12:00ー15:00 昼寝
15:00ー16:00 読書(元気な日のみ)
16:00ー21:00 昼寝もしくはYouTubeを見る
21:00 就寝
今思うととんでもない状態で復職をしていました。復職後は9時から仕事を開始しないといけないのに、その時間に起床している・・・。もちろん復職後の生活に耐えられるわけもなく、あっという間に体調を崩し再休職しました(✖️2回)。再休職後は病気の症状が悪化しているので、治療をやり直すことになりました。
復職後の生活リズムを目指す上で大事なポイント
復職後の生活リズムに戻していく上で大事なポイントは
起床時間、就寝時間、食事の時間
これらの時間を復職後と同じに設定し、規則正しく生活すること。通勤時間に外出する習慣
復職後の通勤を想定して、同じ時間帯に外出すること。1日8時間集中して作業する練習
実際に職場で働くような形で、1日8時間集中して作業に取り組むこと。疲れをその日のうちに回復できるか確認
週5日働ける体力があること。家事や育児をこなす
仕事と両立してやらないといけない家事や育児などもこなせること。
そんなの無理!と思った方。それなら復職してもできる訳ないですよね?そんな状態で復職しても働き続けることはできません。
厳しい言い方をしましたが、病気なのだから、今できていないのは仕方のないことです。これからしっかり練習してできるようにしていきましょう。復職後の生活リズムですが、復職前に最低でも1ヶ月は続けるようにしてください。
生活リズムを整えていく上で、活動記録表をつけることをおすすめします。こちらの記事で解説していますので、よかったら参考にしていただければ幸いです。記事の最後に活動記録表を載せているので印刷して書き込んでください。
生活リズムを整えていく中で、模索してほしいこと
生活リズムを整えていく中で、模索して欲しいことがあります。
仕事からの切り替え方法
退勤後、仕事モードからリラックスモードに切り替える方法を見つけましょう。休息の取り方
休憩時間や休日の過ごし方を計画し、効率よく疲れを取る練習をしましょう。家事や育児の両立法
家事や育児と両立する方法を考えましょう。働きながらすべてを完璧にやることは難しいです。やらないこと・手を抜くことを決めておくといいです。体調不良への対処法
不調を感じたときにどのように対応するか、生活トレーニングをしながら練習しましょう。
注意
生活リズムを整えていく上での注意点ですが、いきなり全てをやろうとしないでください。体調を崩してしまいます。
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と焦る気持ちは痛いほど分かりますが、その気持ちをぐっと抑えて、やることを1つずつ増やしていきましょう。うつ病で療養していた間に想像以上にキャパが小さくなっています。同時に複数のことをしようとすればすぐに限界が来ます。皿回しのように1つずつ軌道に乗せていきましょう。

おわり
今回は「復職後と同じ生活リズムで過ごす」についてお話ししました。復職に失敗する人のほとんどはこれが出来ていません。逆を言えば、これができれば復職成功に大きく近づきます。焦らずに少しずつ練習していきましょう。復職後と同じ生活を最低1ヶ月続けてから、復職にのぞんでくださいね。
今日はここまで!最後までお読みいただきありがとうございました。

復職に関する記事をまとめています。
Xもやっています。
【自己紹介】
— あつき@うつ病会社員 (@atsuki_pro) August 29, 2023
⚫︎年表
2018年4月:入社
2018年8月:忙しい部署に配属
2019年4月:鬱の症状が出る
2019年9月:うつ病と診断される
2020年6月:1回目の休職
———1ヶ月間の休職———
2020年7月:1回目の復職
2020年8月:2回目の休職
診断名が双極性障害に
———8ヶ月間の休職———
2021年4月:2回目の復職…
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