復職が近づいてきたあなたへ。残り時間でやってほしい7つのこと
こんにちは!
新年度の足音が聞こえてきました。この季節は、会社の中では新入社員の入社や人事異動など、1年の中でも最も変化の多い時期です。そして同時に、多くの休職者が「復職」していくタイミングでもあります。
この記事を読んでいるあなたも、きっと今、復職を間近に控え、不安や緊張、期待といった複雑な気持ちの中にいるのではないでしょうか。
まずはじめにに、ここまで本当にお疲れさまでした。長く、苦しく、孤独な闘病の日々を経て、今あなたは新たな一歩を踏み出そうとしています。その事実自体が、何よりも素晴らしく、価値のあることです。どうか自分を思いきり褒めてあげてください。あなたの味方に常にいられるのは、あなた自身です。
さて、復職までの時間が迫るにつれ、「何をすべきか分からない」「何も手につかない」という方も多いと思います。この記事では、残りの時間をどう使えば“より良い復職”に近づけるかを解説します。すべてを完璧にやる必要はありません。「できそうなところ」から取り入れてみてください。

残り時間でやってほしい7つのこと
それでは、復職までの残り時間でやってほしいことを解説します。
<復職までの残り時間でやってほしい7つのこと>
① 復職後の生活リズムに戻す
② 休職した原因と対策を紙に書き出す
③ ストレス対処方法を考える
④ 生きがいや趣味を棚卸する。
⑤ 人生で大切にしたいもの、生き方、働き方を考える
⑥ 復職後をイメージしながらマイルールを作る
⑦ 休職ラインを決めておく
① 復職後の生活リズムに戻す
まず最優先なのが、生活リズムを復職後の働き方に近づけることです。
起きる時間、寝る時間を一定にする(毎日同じ時間に起きる、寝る)
食事の時間もできるだけ固定する
通勤時間に合わせて外出してみる(散歩や図書館、カフェへ)
午前〜夕方の時間帯で、何か集中する活動(読書、パソコン作業など)をする
家事・育児など日常的な活動もこなす
理想は、これを週5日間続けられること。
厚生労働省のメンタルヘルスポータル「こころの耳」でも、「9時〜17時のフルタイム勤務・残業なし」が復職の目安とされています。いきなり会社に行くのは難しいかもしれませんが、図書館や自習室、コワーキングスペースなどを活用して、“模擬出勤”をしておくことをおすすめします。
「今はそれが難しい…」と感じた方も大丈夫。今の自分の状態を知るための“確認作業”だと思って、できることからゆるく始めましょう。
② 休職した原因と対策を紙に書き出す
「なぜ自分は休職したのか?」「なぜ自分は病気になったのか?」その原因と今後どう対処するかを、紙に書き出してみましょう。
休職の直接的なきっかけ(例:上司との衝突、過重労働、人間関係)
背景にあった自分の思考パターン(例:完璧主義、断れない性格、過度な責任感)
ストレスへの対処方法
再発のサイン(例:眠れない、感情が不安定、ミスが増える)
その対策や対応策(例:相談先、休息ルール)
こうした原因を“見える化”することで、復職後に再び同じ問題に直面したときの対処がしやすくなります。“自分の取扱説明書”をつくるようなイメージで取り組みましょう。
③ ストレス対処方法を考える
自分に合ったストレス対処法を考えることも、大切な準備です。たとえば、
散歩やストレッチ、瞑想
誰かに話を聞いてもらう
音楽や本で気分転換
SNSやニュースを見ない時間をつくる
職場でできる対処法
過去に効果があった方法を思い出して一覧にまとめておくと、いざという時に頼りになります。また、「やらないことリスト」も作っておくとGOODです。
④ 生きがいや趣味を棚卸する。
あなたが「心から楽しめるもの」「熱中できるもの」「時間を忘れて取り組めること」「心が穏やかになる時間」「ささやかな楽しみ」はなんですか?
復職後も、自分を支える“趣味”や“楽しみ”はとても大事です。仕事以外の「居場所」や「自分の時間」を意識的につくるようにしましょう。きっと仕事でツライことがあった時にあなたを助けてくれるでしょう。
⑤ 人生で大切にしたいもの、生き方、働き方を考える
休職期間は、「どう生きたいか?」「どう働きたいか?」を見直す大きなチャンスでもあります。
どんなふうに生きたいか?
人生の優先順位はなにか?
どんな価値観を大切にしたい?
どんな働き方が自分に合っている?
どこまで頑張るのか?頑張らないのか?
あなた自身の“軸”を見つけることで、働く上での判断もぶれにくくなります。
⑥ 復職後をイメージしながらマイルールを作る
復職後は、想定外の出来事が次々と起こります。そんなときに慌てないためにマイルールを作っておきましょう。
例:
朝の時点で体調が悪ければ上司に連絡して休む
一日一回は深呼吸とストレッチをする
1時間に1回、トイレ休憩を挟む
18時以降は仕事の連絡を見ない
毎週金曜に1週間の振り返りをする
週1でカウンセリングやセルフチェックをする
そして最後に、マイルールの最後にこの一文を入れてください。「想定外のことが起きるのは想定内」これだけで、気持ちの余裕が違います。
⑦ 休職ラインを決めておく
再び体調が悪化したとき、冷静に判断するのはとても難しいものです。だからこそ、あらかじめ「こうなったら休職を検討する」という基準を作っておきましょう。
休職ラインの例:
朝起きられない日が3日以上続いた
食事がとれない/睡眠が乱れている
通勤中に涙が出る、不安が強まる
業務中に極端な集中力低下がある
「頑張りすぎて取り返しがつかなくなる前に休む」ための命綱です。
参考書籍
もし、まだ時間があるという方に向けて、参考書籍を紹介します。
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もし1ヶ月くらいの時間があれば、取り組むといいと思います。リワークでやることをギュッと詰め込んだ内容になります。
認知行動療法が分かりやすくまとめられています。復職後も役立つ参考書です。
おわりに:残り時間を“味方”にしよう
復職準備は本来、数か月かけて行うものです。ですが、「あと1ヶ月しかない」「あと2週間しかない」と焦るあなたに伝えたいのは、
できることを、できる範囲で、少しずつでいい。
ということです。
復職前の数日は特に気持ちが不安定になります。何もしなくてもいい日も、あって当然。その中で、「今日はこれができた」「昨日より少し進んだ」という実感を重ねていってください。そして、何よりもここまでがんばってきた自分を認めることを忘れないでください。
あなたの一歩一歩が、これからのあなたを作ります。あなたの復職がうまく行くことを願っています!
最後までお読みいただきありがとうございました!
復職に関する記事をまとめています↓
【自己紹介】
— あつき@うつ病会社員 (@atsuki_pro) August 29, 2023
⚫︎年表
2018年4月:入社
2018年8月:忙しい部署に配属
2019年4月:鬱の症状が出る
2019年9月:うつ病と診断される
2020年6月:1回目の休職
———1ヶ月間の休職———
2020年7月:1回目の復職
2020年8月:2回目の休職
診断名が双極性障害に
———8ヶ月間の休職———
2021年4月:2回目の復職…
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