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新日本プロレス暗黒時代⑮ファン支持するのは真壁と永田!2007年G1決勝戦!

2007年8月12日
G1 CLIMAX 17 優勝決定戦

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暗黒時代から抜け出しつつある新日本プロレス。
優勝を手にするのはファンの期待を背負った永田か真壁か。
それとも新世代の棚橋か中邑か。

ファンが突きつけた厳しい現実とは?

ぜひ。

※以降、試合結果を含みます。


解説


この年の7月、永田戦で初めてIWGPに挑戦した真壁は、勢いそのままに
8月のG1へ突入しました。

ファンの期待は、真壁のG1初制覇、
だったと思います。
それぐらい勢いがありました。

でも、きっと棚橋なんだろうなという
なんとなくのムードがあったのも事実。
棚橋にはIWGPを巻いたをいう実績と
「未来」という期待感がありました。

ただ、ファンの心を掴んでいたか、
と言われると唸ってしまいます。
もう1つ。何かもう1つあれば弾けそうだか、それがわからない。

この年のG1は準決勝も同日に行われています。

第3試合 準決勝 棚橋対真壁

真壁人気に押され、ファンも盛り上がっていい試合ですが結末で滑ります。

歓声が大きくなっていよいよここから!
という時の丸め込みで決着。

丸め込みは立派なプロレス技です。
なんら文句はないはずですが。

見ているほうに矛盾が生まれてしまってます。
棚橋が押されて押されて逆転勝ちの丸め込みなら、苦しい中なんとか勝ちをもぎ取った!
と表現できます。

しかし、お互いがぶつかりあった中での丸め込み決着は、どうしても尻切れな印象になってしまいます。勿体無い。

なるべくシンプルに。スムーズに。
それでいて納得させられる、納得できる技での勝ちがファンの共感を呼ぶのでは、
と思います。

第4試合 準決勝 永田対中邑

こちらも残念結末となってしまいました。
この試合以降、中村の左肩はポコっと骨(?)が出るようになりました。
この二人は他の試合でもあまりかみ合った印象がありません。

どちちらもグランドと立ち技でやや格闘よりのスタイルなので
はまりそうな気もするのですが、
なかなかうまくはいきません。

決勝戦 永田対棚橋

この年、4月のIWGP戦でも戦っている二人の決勝となりました。

ファンの声援は永田の勝ちを後押しでしたが、
最後は棚橋が勝って見事G1初優勝となりました。

当時この試合を見ていてあまり気分が上がらなかった試合でしたが、今見るととてもいい試合です。

永田の攻めと棚橋の受けが相性よく見えます。
永田は中邑より、受けの棚橋のほうがかみあってます。

IWGPは中邑がかなり早く手にしてましたが、
G1は棚橋が先に優勝しました。

総括

第3試合の棚橋対真壁でどうも煮え切らない結果に。
これ以降空気が盛り上がらないまま決勝まで終わってしまった、という感想でした。

真壁が負けて現地の熱も冷めてしまったように感じました。

それだけ真壁のへの支持期待が大きかったということです。

試合後のセレモニーで登場した真壁に
大歓声がおくられてます。
人気度がわかります。カッコいいです。

では、棚橋の試合は何がダメなのか。

どこが足りないのか。
何をしたらいいのか。
何を改善すればいいのか。
肉体とスピード、テクニックは満点なのに。

決勝を見たファーストインスピレーション。
試合は面白かったか、つまらなかったか。

その上で自分が見てきた過去の盛り上がった試合と比べて何が違うのか。どこが違うのか。

下を出して失神すればいいのか。

60分ドロー、愛で殺せばよかったのか。

膝を破壊して足四の字で勝利すれば
翌日の朝刊1面を飾れる試合になったのか。

知らずしらずに過去の試合と比べてしまっているのかもしれません。

「思い出と戦っても勝てない」

核心を突いた武藤の言葉が刺さります。

決勝の試合、何も考えずに見たら
とても素晴らしい試合です。

「暗黒時代」なんてタイトルはふさわしくありません。

試合後のインタビューで発した「爆発させます」新たな時代の予感を十分に感じさせてくれます。


それでも。

いい試合以上の"何か"を求めてしまいます。

もう少し、あともう少し。

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