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あなたのドルフィンキック『うねうね』?それとも『くねくね』?

どうも、足ひれ社長のヨシです!

突然ですが、あなたのドルフィンキック、こんな状況になってませんか?

「一生懸命全身を使って泳いでるのに、なかなか速くならない...」
「疲れるばかりで、思うようなスピードが出ない...」
「動画を見ると、なんだか暴れてる...」

もしかすると、その原因は「動かしすぎ」かもしれません。

ちょっと想像してみてください。

腕立て伏せやベンチプレスをするとき、胸の筋肉で身体や重いバーベルを押し上げますよね?
でも、この時に肩甲骨がグラグラ動いてしまっていたらどうでしょう?

「あれ?力が入らない…」
「重りを制御できない...」
「不安定...」

そうなんです。
腕立て伏せやベンチプレスでは肩甲骨をしっかり寄せて下げて「固定」するからこそ、『土台』が安定し、身体やバーベルを持ち上げる動作を行う『胸の筋肉』で最大限の力を発揮できるんです。

実は、この『土台』を固めて、動作を行う筋肉の力の発揮をより効率よくすると言うのは、泳ぎにおいても全く同じ原理なんです。

今日はこの固めるところに着目して泳ぎを分析していきたいと思いますので、最後まで読んであなたの泳ぎがどうなっているかと照らし合わせてみてください。

理想は「うねうね」、問題は「くねくね」

あなたのドルフィンキック、「うねうね」してますか?それとも「くねくね」してますか?

「え?どう違うの?」

そう思いますよね。私も指導を始めて5年くらい経った頃に、この違いに気づいたんです。

理想的な「うねうね」

  • 力強くしなやかな全身連動

  • しっかり安定した体幹

  • エネルギーが前進方向に集約される

問題のある「くねくね」

  • 全身がグニャグニャと過度に曲がっている

  • 上下動が大きすぎる

  • エネルギーが前方だけでなく、上や下に逃げてしまう

横から見たときに、身体が「 下に丸まって、上に丸まって、下に丸まって、上に丸まって...」と繰り返していたら、それは「くねくね」の状態です! 言い方は悪いかもしれませんが、芋虫や毛虫みたいなシルエットですね…

なぜ「くねくね」になってしまうのか?

多くの人が陥りがちな誤解があります。

全身を使う=全身を大きく動かす

違うんです。

正しくは 冒頭にも出てきた通り「全身を連動させる=動かす部分と固める部分を使い分ける」なんです。

例えば、野球のピッチング(投球)を思い浮かべてください。

投手は腕を大きく振りますが、軸足はしっかり地面を踏ん張って固定していますよね?
もし軸足もグラグラ動いていたら、強いボールは投げられません。

ドルフィンキックも同じです。

ドルフィンキックの「動かす」と「固める」

動かす部分

  • 股関節

  • 胸郭

固める部分

  • 骨盤の角度

  • 肩・腕

  • 足首

  • 肩甲骨周り

「でも、ドルフィンキックって全身をしなやかに使うって習ったけど...」

その通りです!でも「しなやか」と「グラグラ」は全く違います。

しなやかさとは、必要な部分を適切にコントロールすることなんです。

フィンスイミングではさらに要注意!

フィンを履いて泳ぐ場合、この「くねくね」問題はさらに深刻になります。

なぜかというと...

フィンがあることで、自分の想像以上に身体が振り回されてしまうからです。

「これくらいの動きかな」と思っていても、足先にフィンがついていることで、実際の動きは数割増になってしまいます。

さらに、多くの人が「蹴り幅を大きくしたい!」と思って、より強く蹴り込もうとしてしまいます。

でも、これは完全に逆効果。

自分がフィンを動かしているのではなく、フィンに自分が動かされている状態になってしまうんです。

道具も進化している

「でも、深く蹴り込むのが大事って教わったよ?」

それ、もしかすると20年前の情報かもしれません。

20年前のフィンは、今ほど性能が高くありませんでした。 形状も違いました。

だから「しっかり自分で蹴り込まないと推進力が出ない」フィンだったんです。

でも現代のフィンは違います。

  • 形状が進化している

  • 素材も進化している

  • 効率よく泳げるように設計されている

つまり、道具を使うスポーツだからこそ、現代の道具に合わせた泳ぎ方をする必要があるんです。 普通に考えて20年前と同じスキルを行うってスポーツとしてありえないですよね。

テニスラケットやゴルフクラブなんかも、昔は木製だったところから、現代ではカーボン製に変わって、打ち方も変わりましたよね?それと同じです。

具体的な「固める」ポイント

「じゃあ、具体的にどこを固めればいいの?」

3つのポイントをお伝えします。

1. 骨盤を後傾させてキープ

骨盤が前に傾いてしまう(反り腰)と、腰痛の原因にもなりますし、力が効率的に伝わりません。

恥骨をおへその方に向けるような意識で、骨盤が後ろに傾いた状態をキープしましょう。

これの難しいところは、骨盤を意識することがまず難しいのは1つですが、ドルフィンキックを行っていると、ダウンキック後に腰が反りやすくなる瞬間が絶対にあるんです。

その時にキックの反動を受けて腰が反ってしまうと、せっかく後傾をキープしようと思っても前傾になってしまいがちなんですね。なので骨盤後傾をキープできないほどの反動を受けてしまうほど蹴り込む事はまずしないようにしましょう。

どれくらいまで切り込んでいいかの指標はまさにここです。なので、蹴り込みを深くしたければ、まずは体感の骨盤後傾をさせる力をトレーニングさせることが先ですね。

2. 肩甲骨を安定させる

上半身がグラグラしてしまうと、せっかくの推進力が逃げてしまいます。
そのため肩甲骨を下に下げた状態(下制)を保ちましょう。

ただ、背中についている肩甲骨の反対側=表側にある胸という部位は、うねりを作るのに非常に重要なポイントです。胸を動かすということは背中も動くんです。

そのため、できる限り肩甲骨は固めつつも、ガチガチに力が入って力んでしまい、胸の動きを制限してしまったり、肩が丸まってしまうなどがないように気をつけましょう。

とにかく、肩甲骨の下制をする力以外はリラックスです。陸でたくさん練習してみてください。

3. 膝・足首を安定させる

膝や足首は大きく動かすところかと思われますが、フィンをつけて泳ぐ場合は注意が必要です。

特に、蹴り込もうと思って、膝をしっかり伸ばし切ってしまったりするのは非常に良くないのでやめましょう。膝を伸ばし切ってしまうとその瞬間、力を入れることができない瞬間ができてしまうので、その瞬間にフィンが水面に上がってきてしまい、アップキックの時間には何もできなかったと言うことになってしまいます。

理想は伸ばしきらないところで切り返すと言うところです。

また、足首に関しても、何も意識していないと言う人が、割と結構いてびっくりします…。

しっかりと足首は安定させて、上半身⇒体幹⇒脚と伝ってきたパワーをしっかりフィンに橋渡しできるようにしましょう。

忘れがちなのは足の指です。足の指が最もフィンに近いところにある自分の身体の部位です。 指もフラフラさせず、若干丸めるような感じ(グーみたいな感じ)をキープして泳ぐようにしてみてください。結構変わると思います。

セルフチェックの方法

自分の泳ぎが「うねうね」か「くねくね」かを確認する方法

  1. 動画撮影:横からの角度で泳ぎを撮影

  2. 上下動の確認:頭の位置が大きく上下していたり、 顎が一緒に 大きく動いてしまっていないかチェック

  3. 身体のライン:「上の丸まり、 下の丸まり」が連続していないかチェック

もし「くねくね」になっていたら、まずはキックを小さくすること、体幹を意識することから始めてみてください。

他のスポーツでも同じ原理

この「動かす」と「固める」の使い分けは、やはり他のスポーツでも共通しています。

  • ゴルフスイング:下半身を安定させて、上半身を回転

  • バスケのシュート:足を固定して、腕でボールを放つ

  • ボクシングのパンチ:固めた下半身の力が体幹の回転力に乗って、腕を伸ばす

スポーツの本質は、どれも同じなんですね!

固める技術があってこそ!

筋トレでもスポーツでも、「動かす筋肉」が最大出力を発揮するためには「固める筋肉」が土台となります

ドルフィンキックの「うねうね」は、この原理の水中版です。

現代のフィン性能を活かすためにも、まずは「固める技術」をマスターしてみてください。

きっと、今まで感じたことのないスムーズな推進力を体験できるはずです。

あなたのドルフィンキック、「うねうね」になってますか?

今度プールに行ったときは、ぜひ意識してみてくださいね!

ということで、今回もここまで読んでくれてありがとうございました。

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また、「コメント欄」に質問や気になる内容があれば、ぜひ教えてください!

それではまた次回お会いしましょう!
またね〜

フィンスイミングスペシャリスト
足ひれ社長 関野 義秀

泳ぎの悩みを足ひれ社長に相談できるLINE公式アカウント

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